(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年9月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  194 1/2 - 94 3/4  194 3/4  193 1/4  193 1/4  +1 1/4  3141  33- 
00 DEC  198 - 98 3/4  199  197 1/4  197 3/4  +1 1/2  204216  1555- 
00 JAN  202 1/4  202 1/4  201 1/2   201 1/2  +1 1/2  630  11- 
00 MAR  209 1/2 - 09 3/4  210 3/4  208 3/4  209 1/4  +1 1/2  80415  714+ 
01 MAY  217 1/4 - 17 1/2  218  216 1/4  216 3/4  +1 3/4  23104  247+ 
01 JUL  224 - 24 1/4  224 3/4  223 1/4  224  +1 3/4  31890  941+ 
            362850  442+ 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  496 1/2 - 98  498  490  490 1/2  -7 3/4  93132  1140+ 
00 JAN  507 - 07 1/2  508  500 1/4  501  -7 1/2  20387  1266+ 
00 MAR  517 - 17 1/2  517 1/2  510  510 1/4  -7 1/2  17242  653+ 
01 MAY  524 - 24 1/2  525  517 1/2  518  -7 1/4  12929  392+ 
01 JUL  529 1/2 - 30  532  525  525 3/4  -6  14735  506+ 
01 AUG  528  528  524 1/2  524 1/2  -6  310  6+ 
            162668  4237+ 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  17130  -230  OCT  1549  -3  DEC  265  +5 3/4  107.37 - 107.90 
DEC  16930  -230  DEC  1578  -17  MAR  282 1/4  +5 3/4   
JAN  16940  -240  JAN  1604  -21  MAY  291 3/4  +5 1/2   
MAR  16970  -240  MAR  1645  -19  JUL  301  +5 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

在庫報告に素直に反応。

在庫報告はコーンには強い材料、大豆には弱い材料となりそのままコーンは高値寄付き、大豆は安値寄付きとなった。 

小麦が値を上げたこともコーンがつられる事になった。小麦の在庫報告はコーン以上に強いものであり、またプレーン地域の冬小麦の作付と発芽がドライな天候により懸念されている事から値を上げた。コーンは3週間振りの高値となり12月限2ドルを目の前にしたが、ここを抜く事ができなかったことらから後半は値を削り、小高いレベルでの引けとなった。 

コーンが値を削った一因は大豆にもある。大豆は弱い在庫報告の他にも、ブラジルの昨年の大豆生産量が32.68百万トンと先月の31.746百万トンから上方修正された事が弱い材料と取られた。ここ数週間活発に買いを入れていた中国が来週は休みの為にマーケットに入って来ない事、また中西部の収穫進捗が順調なことも終日頭を押さえる原因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,700コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

在庫報告レポート 

 

  USDA発表  アナリスト平均  アナリストレンジ  6/1/00  9/1/99 
大豆  0.288  0.266  0.245-0.286  0.775  0.348 
コーン  1.715  1.764  1.734-1.798  3.587  1.787 
小麦  2.366  2.455  2.403-2.518  0.950  2.459 

大豆は弱い材料、コーンはやや強い材料、小麦は強い材料となった。大豆については99年クロップの生産見通しが過大評価だったのではないかという理由から、特別に再度聞き取り調査が行われた。予想は1500万ブッシェルの下方修正であったが、実際には1100万ブッシェルの上方修正となり、それが期末在庫の増加につながった。ただこの在庫数量増も10/12の需給報告では、生産量の下方修正で相殺される予想となっている。コーンは在庫数量から逆算すると、夏場の飼料需要が8.89億ブッシェルと昨年同時期より9400万ブッシェルもの増加を見せた事になった。このことから10/12には飼料用需要を1億ブッシェル増加させるのではないかと予想されている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末にベルトの北西部を中心に15%の範囲で0.10-0.35インチの降雨が予報されている。次の降雨は来週中盤、50%の範囲で0.10-0.75インチの降雨予報となっている。収穫は順調に進んでおり、来週にかけても遅れは一部の地域に限られる。来週後半以降は再度ドライな天候にて、収穫のペースは平年以上のスピードで進む見込み。早霜の懸念は今の所全く見られない。 

小麦 

プレーンの冬小麦地帯が降雨不足の為、作付と発芽に問題が見られ始めている。この地域の半分がドライの為何らかの問題となる可能性がある。来週は30%の地域に降雨予報が出ているが充分とはいえない。小麦には強い材料にて、コーンもつられる可能性がある。 

南米 

アルゼンチン西部は土壌水分不足にて、作付に懸念がある。東部地域は潤沢にてこのまま順調に作付時期を向えられそう。ブラジルの土壌水分も潤沢。これ以上の降雨は、逆に作付をやや遅らせる事になりかねない。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  N (58)  N/B (0.43/1) 
ベルト東部  B (61)  N/B (0.46/1) 
デルタ地域  N  (69)  B (0.49/1) 

収穫にはもってこいの天候にて、弱い材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)10月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
大豆粕  0   
大豆油  2,670  9月27日 

ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

来週短期の相場は小麦相場に多いに左右されそう。小麦はプレーンの天候次第では更に値を上げる可能性がある。コーン自体は少しずつ価格を上げてきて2ドルをトライしだが本日は抜けきれなかった。これは大きな失望となっており、月曜日は安値からの寄付きが予想されている。しかしチャートから見ればまだ9日間,18日間という短期移動平均線はかろうじて40日間移動平均線の上にあり、もし小麦相場につられて上げ相場が鮮明となれば、ファンドの買いを呼ぶかもしれない。ファンドはポジションを軽くしてきてはいるが、まだ20,000コントラクト程度のショートを持っていると考えられている。ただ収穫が非常に順調に推移しており、少なくとも12日の需給報告までは大きく動かないと見るのが無難か。(N) 

(大豆) 

今日現在でファンドのポジションはまだ17,500コントラクト程度のロングと考えられている。ファンドがロングを外しにきていること、収穫が順調に推移してきていること、来週は中語が休みで買いが入らないであろうこと等弱い材料が先行している。11月限月で480台は見られそうな展開が期待できる。12日のレポートはどんな内容となるかわからないが、レポートの前に折角の安値チャンスは少し買っておいたほうが良いと思うが。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)