(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年10月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 小幅高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  195 3/4  199 3/4  195 1/4  199 1/2  +4 1/4  3123  +27 
00 DEC  200 - 99 1/2  203 3/4  199  203 1/2  +4 1/4  205091  +1137 
00 JAN  203 1/2  207 1/2  203 1/2  207 1/4  +4 1/4  676  +38 
00 MAR  211 3/4 - 11 1/4  215 1/2  210 3/4  215 1/4  +4 1/4  83875  +1806 
01 MAY  219 1/2 - 19 1/4  222 3/4  218 3/4  222 1/4  +3 1/2  24939  +1158 
01 JUL  226 - 25 3/4  230  225 1/4  229 1/2  +4  32801  +119 
            370733  +4429 

 

大豆     --- 小幅安値寄付き、小幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  488 1/2 - 88  491 1/2  485  489  -1/2  95091  +2848 
00 JAN  499 1/4 - 99  502  495 3/4  499 1/2  -1/2  22552  +1285 
00 MAR  508 1/2 - 09  511 1/2  505 1/4  508 3/4  -1  18768  +452 
01 MAY  517 - 16 1/2  519  513  516 1/4  -1  13381  +153 
01 JUL  524 1/2 - 24  526 1/2  520  524  -1/4  15566  +161 
01 AUG  522  523  520 1/2  522 1/2  -1/2  316   
            169858  +5097 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  17270  +40  OCT  1530  -13  DEC  268 3/4  +1 3/4  108.44-108.79 
DEC  17020  +60  DEC  1558  -15  MAR  285 3/4  +1 1/2   
JAN  16980  +30  JAN  1588  -14  MAY  295  +1 1/4   
MAR  16950  -20  MAR  1630  -12  JUL  304 3/4  +1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

豊作に売りなし。コーンには大量のファンド買い。

コーンに大量のファンド買いが入った。テクニカルに短期移動平均線が、中期・長期移動平均線を抜き去り、抵抗ラインとなっていた12月限2.01ドルを抜いた事が好感された。また農家売りがほとんど見られない事、収穫の進む各地域からの声が思ったほど単収が上がってこないというファンダメンタル要因も買いにつながった。 

大豆はマチマチ。昨日のクロップコンディションの改善は時すでに遅しという強きの見方と、コーンの上昇からつられる場面も見られた。しかし収穫の進捗が順調に進んでいる事、食用油の在庫過多から大豆油が弱かった事が相場の上昇を抑えた。またファンドのポジションがネットロングであったことも、買い出動がしずらかった原因となったようだ。 

本日のファンドの動きは、コーン12,500コントラクトの買い越し、大豆600コントラクトの売り越しと見られている。また本日の引け後時点でのネットポジションは、コーン7,000コンタラクトのネットロング、大豆20,000コンタラクトのネットショートと考えられている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

次の降雨システムは今夜から木曜日にかけて、ベルト北東部と中部を中心に60%の範囲で0.25-1.0インチの降雨量が見込まれる。また気温も所々平年を大きく下回る予報となっているがコーン・大豆ともすでに成熟しており、生産量にたいする影響はみられない。降雨の影響から収穫のスローダウンが予想されるが、大勢に影響は無い見込み。また気温の低下は収穫の進捗にはなんら影響は与えない。 

小麦 

今日から木曜日にかけて、ネブラスカ、カンザスを中心に55%の範囲で0.10-0.75インチの降雨量が予報されている。この降雨により冬小麦の作付はスローダウンするが、土壌水分の改善に役立つ。テキサス、オクラホマは依然としてドライ。このままでは作付が進まない。 

南米 

アルゼンチンには今週コルドバを始め他の地域にも恵みの雨が見られた。早い地域ではコーンの作付が始まっているが、発芽は順調に進んでいる。ブラジルは総じて土壌水分は潤沢。コーン・大豆の作付は始まったばかりにて、初期の生育状況は平均以上といえる。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  N/A (58)  A/N (0.43/1) 
ベルト東部  B/N (61)  N/A (0.46/1) 
デルタ地域  B/N  (69)  N (0.49/1) 

今週からNWSの6-10日間予報が毎日発表される事となった。降水量が平年以上となっており、収穫が遅れる懸念からやや強き材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)10月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
大豆粕  0   
大豆油  954  10月2日 

特にインパクトはなし。 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  9月26日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,729.9   1,775.0 
1999crop  177.9  -66.3  11.7  2.5  1,231.6  1,421.2 
2000crop  33.4  13.7  0.0  unch  19.5  52.9 

- 大豆 - 

  9月26日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  22.7  -6.3  6.1  0.7  258.0  286.8 
2000crop  2.9  2.3  0.0  unch  0.7  3.6 

ニュートラル。 

3)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  9月29日  前週  前年同期 
コーン  3,430  4,556  NA 
大豆  2,059  1,471  NA 
小麦  39,917  40,435  39,034 

ニュートラル。 

4)FCC生産量予想 

引け後の発表。 

  単収  生産量(億ブッシェル) 
大豆  37.97  27.90 
コーン  139.66  102.04 

コーン・大豆とも強い数字。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

需給報告を前にファンドが一旦し掛けてきた。チャートだけを頼りにすれば見事な買いのサインが出ているが、今回のラリーは続かない。まず実需筋の買いが付いて来る背景にはなっていない。ここまで全く買わずに腹をすかせているという実需筋の話は聞こえてこない。少なくともしばらく相場を見守れるくらいの在庫は持っている。また価格が上がれば中国からの売りも期待される。価格が一旦冷やされれば、農家売りも出て来る。ファンドがこのままネットショートからネットロングにポジションを転換したとしても、その反動は必ず来る。ただスパークス、レスリーに続きUSDAの発表が非常に強いものとなった場合は別のストーリーではあるが。12月限195-197のサポートラインからの買いオーダーでまだチャンスはある。(N) 

(大豆) 

本日引け後のFCCの強い発表に明日どう反応するかを見てみたい。今日は11月限485のサポートラインを抜け切れなかった。動きのない相場にファンドが苛立ち、買いをし掛けてくるかどうかが今後の相場を占うサインとなる。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)