(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年10月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  198 1/2 -98 3/4  202  198 1/2  200 1/2  +1  3040  -83 
00 DEC  203 - 03 1/2  206 1/4  202 1/4  204 1/4  +3/4  202821  -2270 
00 JAN  207 1/2  209 3/4  207 1/2  208 1/4  +1  692  +16 
00 MAR  215 - 15 1/4  217 1/2  214 1/4  216  +3/4  86005  +2130 
01 MAY  222 1/4 - 22 1/2  225  222  223 1/2  +1 1/4  25595  +656 
01 JUL  229 1/2  231 3/4  228 3/4  230 1/2  +1  34071  +1270 
            372610  +1877 

 

大豆     --- 小幅安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  487 1/2 - 88  492  485  486 1/4  -2 3/4  93206  -1885 
00 JAN  498 1/2- 99  502 1/2  496 1/2  497  -2 1/2  23515  +963 
00 MAR  508 - 08 1/2  511 3/4  506  506 3/4  -2  19532  +764 
01 MAY  514 1/2 - 16  519 3/4  514  514  -2 1/4  13421  +40 
01 JUL  523 - 23 1/2  526 3/4  521 1/4  522 3/4  -1 1/4  15724  +158 
01 AUG  523 1/2  525 1/2  521  521 1/4  -1 1/4  319  +3 
            169849  -9 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
OCT  17190  -80  OCT  1523  -7  DEC  267 1/4  -1 1/2  109.15-109.37 
DEC  16930  -90  DEC  1549  -9  MAR  284 1/4  -1 1/2   
JAN  16930  -50  JAN  1579  -9  MAY  293 1/4  -1 3/4   
MAR  16890  -60  MAR  1616  -14  JUL  303 1/2  -1 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンに投機筋による大量買い。

投機筋によるコーン売り越し整理の買いが大量に入り、安めに推移したがる大豆など他商品に釘を刺した。 

コーンは、収穫期にもかかわらず農家売りが少ないこともあり、相場の方向は投機筋の動き次第と寄りつき前に見られていたが、取引開始後しばらくして投機筋が買い手として活発に動き始め、本日の相場の方向を決定した。また、中西部でここ数日予報されている雨が収穫を遅らせ、結果として生産量減にもつながるのではとの見方もあり、相場をサポートした。現物ベーシスの堅調も話題になった。最後は、大豆等の下げと引っ張りあった格好で終了した。 

大豆は本日、主体的な動きが少なかった。マレーシアのパーム油相場が1993年以来の安値となったことから、大豆油中心に緩やかに売られた。一時期コーンの上伸から高値に身を置いたが、投機筋・商業筋両方が緩やかな売り側となったため、やや安値サイドに戻して終了した。農家売りは少なく、現物ベーシスは堅調。昨日のFCCによる27.9億ブッシェルの生産量予想もどちらかと言えばサポーティブではあるものの、これから様々な分析家による生産量予想がでてくるため、本日の相場ではその扱いは慎重に行われた。 

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの買い越し、大豆200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

昨夜から今夜にかけてベルト全体の50%の範囲に0.50-2.0インチの降雨量が見込まれる。その後はクール&ドライな天候予報。今週土曜日には中西部で最低気温が20度台まで下がるが、コーン・大豆ともすでに成熟しており、生産量にたいする不安材料にはならない。来週にかけてまた気温は平年並に戻る。今回の降雨システムの後、10日間はドライな予報となっており、収穫の進捗が見込まれる。 

小麦 

プレーンズの北西部、東部には昨夜、今週にかけて恵みの雨が見られる。これらの地域では作付が遅れるが、土壌水分の改善が見込まれる。問題はテキサス、オクラホマといった南部地帯。これらの地域には降雨予報が出ておらず、作付、発芽に懸念が出ている。 

南米 

アルゼンチン・ブラジルともに、土壌水分はコーン・大豆の作付に申し分のない状況となっている。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A (58)  A (0.43/1) 
ベルト東部  A/N (61)  A (0.46/1) 
デルタ地域  A/N  (69)  A/N (0.49/1) 

降水量が平年以上となっており、収穫が遅れる懸念からやや強材料。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)10月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
大豆粕  0   
大豆油  861  10月3日 

大豆油は商業筋の受け手が33コントラクトしかなく、やや弱い材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

USDAの今回の需給報告は10/1現在を反映して発表される。まだ30数%の収穫段階ではもちろん確定的な事は言えず、将来的には数字が流動的なことはいうまでもない。本日も色々な場所のサプライヤー、農家と話をしてみたが、聞こえてくる単収は期待していたより低いというものが大半。従い11月の需給報告では今月の数字よりも低い数字が出される公算が強い。10月の需給報告はやや生産量が減少する程度の一般予想となっている。予想通りの発表となった場合、SELL THE FACTとなり安値場面があるかもしれない。しかし安値場面はこれがラストチャンス、ラスト2チャンスになるかもしれない。

今年の相場は上値もしれているからと楽観する向きもわからぬではないが、安全策と安値の両方を狙うのであれば、今の大豆11月限、コーン12月限の価格は買いとなる。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)