(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年10月23日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  200 1/4  200 1/4  199  199  -2 1/4  3730  +1059 
00 DEC  204 - 04 1/4  204 3/4  203  203 1/4  -2  200766  +397 
00 JAN  208 1/4  208 1/4  207 1/4  207 1/4  -2  689  +31 
00 MAR  215 1/4 - 15 1/2  215  214  214 1/4  -1 3/4  108590  +2107 
01 MAY  222 1/2 - 23  223   221 3/4  222  -1 1/4  30269  +127 
01 JUL  229 1/2  230  228 1/2  229  -1 1/2  38455  +227 
            407957  +4164 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  467 1/2 - 68  468 1/2  462 1/2  463  -5 3/4  83034  +2736 
00 JAN  478 - 78 1/2  479  473  473 1/2  -6 1/4  50550  +2205 
00 MAR  486 1/2  487 3/4  483 3/4  484  -4 1/2  26333  +497 
01 MAY  495 - 95 1/2  495 1/2  491  491 1/4  -5  16233  +525 
01 JUL  502 1/2 - 03  503 1/2  498 1/2  498 3/4  -4 3/4  18288  +221 
01 AUG  504 1/2  504 1/2  500  500  -4  635  +5 
            199638  +6217 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16730  -270  DEC  1479  +5  DEC  256 3/4  -4 1/2  108.26 - 108.71 
JAN  16540  -250  JAN  1508  +5  MAR  274 1/4  -4 1/4   
MAR  16420  -240  MAR  1547  +5  MAY  284  -4 1/2   
MAY  16330  -220  MAY  1586  +4  JUL  293 1/4  -4 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

特に支える要因も無く、小麦の下落に同調。

冬小麦生産地域の雨から小麦が活発に取引された。先週末の順調な収穫進展とピリッとしない(理想的とは言えない)週間輸出検証高を背景にしたコーン・大豆相場は、小麦相場の下げに抗する意思を全く見せず、力なく下落した。ドル高やスターリンク問題(ケロッグ社が予防措置としてメンフィス工場の2生産ラインの操業休止を発表)なども弱気を誘う要因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン400コントラクトの売り越し、大豆600コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末は概ねドライにて収穫が進捗した。降雨の中心は西部ベルトにて20%の範囲に0.10-0.50インチ。今週前半は降雨システムに覆われ収穫は停滞する。中西部全体の60%の範囲に0.10-1.0インチの降雨が予報されている。その後は週末にかけてドライ。大豆の収穫はほぼ終了に近づいており、またコーンの収穫もほぼめどがついており、今週の降雨は問題とはならない。 

プレーンズ 

週末にまとまった降雨がこの地域にあり、恵みとなった。降雨範囲は全体の75%、降雨量は0.25-1.5インチ、所により5.0インチ。この降雨システムは明日一杯この地域に雨をもたらす。さらに75%の範囲に、0.25-1.0インチの降雨が期待できる。今回の降雨によりほとんどの地域で土壌水分が満たされた。現在ドライが懸念されるのは、コロラド南東部、カンザス中南部の一部となっている。 

ブラジル 

週末は概ねドライにてまた気温も非常に暑く、最高気温が88度から103度となった。しかしながら今週は降雨システムの通過が予想されており、今の所問題にはならない見込み。今後5日間の降雨予報はベルト全体の65%に、0.25-1.25インチ、所により2.25インチ。ベルトの北東部にドライの懸念が残っており、この地域に降雨が望まれる。 

アルゼンチン 

週末に降雨に恵まれた。範囲は65%にて、降雨量は0.25-1.25インチ、所により2.5インチとなった。タイムリーな降雨システムに恵まれおり、今の所問題は見られない。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A (45)  N (0.27/1) 
ベルト東部  A (49)  N (0.43/1) 
デルタ地域  A (58)  N/A (0.56/1) 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(10月13日-19日:千ブッシェル)

 

  発表数字  予想 
コーン  36,977  36-44 
大豆  32,129  16-26 
小麦  20,510  18-25 

大豆は強気、コーンはレンジの下限にて、ニュートラルからやや弱気。 

 

2)進捗率 

 

  10/22  先週  昨年  平年 
収穫(コーン)  78 %  66 %  72 %  58 % 
収穫(大豆)  84 %  74 %  84 %  78 % 

コーンは予想通り、大豆は予想(88-90%)よりやや遅れている。 

 

3)コッミットメントオブトレーダーズ(フューチャーズ・オプションズ) 

 

  10月17日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  7,818 LONG  30,140 LONG 
大豆  616   LONG  12,200 LONG 
大豆粕  16,680 LONG  18,500 LONG 
大豆油  21,722 SHORT  15,700 SHORT 

大豆は予想通りでほぼイーブン。コーンは予想よりロングが少なくややサポーティブ。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

12月200近くから割れは買い。 

10月12日の最高値から9%も値を下落させた小麦。生産地の乾燥により短期間に吊り上げられた相場は、結局雨によって同じく短期間で値を戻した。8月の中西部の乾燥で急上昇した大豆相場は、一ヶ月半を要して天候による上昇前のレベルに戻った。二つの商品において、天候相場前のレベルを大幅に下回る需給要因は無い。この半月間コーン相場に影響を与えつづけた小麦・大豆相場に落ち着きが取り戻されれば、当面の農家売り量が限られるコーン相場(12月限)が195を割り込むようなシナリオは11月前半まで考えにくい。9月の最安値は186-3/4、そこから期末在庫率が2%下落して収穫圧力ももはや少ないとなれば、190近くまでの期待は全く違う局面を迎えてからしかない。( F ) 

 

(大豆) 

2ヶ月振りの安値に突入してしまった。最近のパターンからは火曜日にはマーケットの反転が見られる事が多い。しかし逆に言うと明日相場が立ち直らなかった場合、ファンドがポジションをネットショートに変えてくる可能性も段々否定できなくなってくる。先週火曜日でのファンドのポジションはオプションも含めてほぼイーブンとなっている。ここでマーケットが底値を形成するかどうかが、ポイント。今日現在相場が崩れる可能性は先週の10%から20%、もし明日相場が反転しなければ、20%から30%に数字を上げてみたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)