(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年10月24日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 小幅安値寄付き、小幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  199  199 3/4  198  199 1/2  + 1/2  2598  -1132 
00 DEC  203 - 03 1/4  204 1/2  202 1/2  204  + 3/4  198428  -2338 
00 JAN  207 - 07 1/4  208   206 1/2  207 3/4  + 1/2  755  +66 
00 MAR  214 - 14 1/4  215 1/2  214  215 1/4  +1  112049  +3459 
01 MAY  221 3/4 - 22  223   221 1/2  222 3/4  + 3/4  30935  +666 
01 JUL  228 3/4  230 1/4  228 1/2  229 3/4  + 3/4  39415  +960 
            410065  +2108 

 

大豆     --- 小幅高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  463 1/2 - 64 1/2  469 1/4  460 1/2  4673/4  +4 3/4  72814  -10220 
00 JAN  474 - 75  479 1/2  471  477 3/4  +4 1/4  53607  +3057 
00 MAR  484 - 85  488 1/2  480 1/2  487 1/4  +3 1/4  27024  +691 
01 MAY  492 - 92 1/2  496  488  494 3/4  +3 1/2  16314  +84 
01 JUL  499 - 99 1/2  503   496  501 3/4  +3  18231  -57 
01 AUG  500  503  497  502 1/4  +2 1/4  655  +20 
            193390  -6248 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16990  +260  DEC  1482  +2  DEC  256 1/4  -1/2  108.01 - 108.32 
JAN  16730  +190  JAN  1512  +4  MAR  274   -1/4   
MAR  16580  +160  MAR  1551  +4  MAY  283 1/2  -1/2   
MAY  16500  +170  MAY  1590  +4  JUL  293 3/4  +1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

現物不足から大豆が反発、コーンも支える。

大豆・大豆粕の期近現物相場に逼迫感が強まっていることが好感された。コーン相場は焦点に欠け取引量を集められず、動きの鈍い展開に終始し、最後は大豆相場につられてやや高値引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの買い越し、大豆1,200コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

今週の降雨は中西部全体の50%の範囲予想となっているが、降雨量は0.10-1.0インチと散発的なものに終わりそうにて、収穫の進捗に大きな遅れは見られない見込み。 

プレーンズ 

今週前半は南西部を中心に65%の範囲で0.25-1.5インチの降雨予報、後半は中部から東部に降雨の中心を移し、45%の範囲で0.25-1.25インチの降雨予報となっている。この降雨システムが通過したのちは冬小麦の発芽には充分な土壌水分となり、懸念材料は消える見込み。 

ブラジル 

北部ベルトは今週以降降雨システムの通過が予想され、土壌水分が改善される。気温も平年並までに下がってくる予報。南部ベルトは引き続き、毎日どこかでは降雨が見込まれ、土壌水分には全く問題は見られない。 

アルゼンチン 

コーンの作付、作付されたコーンの発芽に今の所問題は見られない。 

 

NWS6-10日間予報 

 

  気温(平年)  降水量(平年/日数) 
ベルト西部  A (45)  A (0.27/1) 
ベルト東部  A (49)  B (0.43/1) 
デルタ地域  A (58)  A (0.56/1) 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  10月14日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  81.3  -29.9  17.8  2.3  1,322.2  1,421.3 
2000crop  123.8  51.2  0.0  unch  68.7  192.5 

- 大豆 - 

  10月14日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  13.3  -2.0  7.9  0.5  265.6  286.8 
2000crop  56.3  27.8  0.0  unch  9.4  65.7 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  10月20日  前週  前年同期 
コーン  6,937  5,221  NA 
大豆  3,059  3,798  NA 
小麦  39,702  39,600  38,762 

ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆は予想通り火曜日の相場回復となり、相場の一段下落の可能性はひとまず遠のいた。しかし目の前に大きな需要がぶら下がっているわけでもなく、収穫を終えた後は需要主体の緩やかな上げ相場になる、というパターン化したアイデアが相場の下支え要因か。

収穫が進むにつれ、単収は思ったより少ないという話は依然としてよく聞かれる。しかしそれが確認されるのは、11月の需給報告まで待たねばならない。一方最近大豆のbig buyerであった中国も、自国の収穫からのハーベストプレッシャーと搾油マージンの低下から、そうそうすぐに大量の買いを入れてくるとも考えられなくなっている。明確な方向性が出てこない。 

ファンドもポジションをイーブンにしたまま、しばらくは動きずらいのではないか。そうなってくると次の注目はローカルやスモールトレーダーという人達になる。先週の段階で、これらのトレーダーのネットロングはフューチャーのみで24,121コントラクト。過去5年間の記録39,075コントラクトまではまだ余裕があるが、そこそこの数量となっている。これらのトレーダーが動きの少ないマーケットに嫌気をさしてポジションを手仕舞いしてきた場合が怖い。 

今日の動き自体は、安値更新した後に高値引けとなっており、マーケットの上昇を匂わせるものではある。しかしまだ25%くらいの可能性で相場の一段下落の可能性は残っていると感じている。 

現在自走能力に乏しいコーン相場は下値が限られるものの、この大豆相場の動きに合わせる展開は当分続きそうだ。 (N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)