(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年11月1日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安値寄付き、変らずの引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 NOV | 201 - 01 1/2 | 205 1/4 | 201 | 202 1/4 | +0 | 594 | -1151 |
| 00 DEC | 205 - 05 1/2 | 209 1/2 | 205 | 206 | +0 | 197320 | +3716 |
| 00 JAN | 210 - 10 1/2 | 213 3/4 | 210 | 210 | +0 | 772 | -7 |
| 00 MAR | 216 1/2 - 17 | 221 | 216 1/2 | 217 1/2 | +0 | 127641 | +7459 |
| 01 MAY | 224 1/4 | 235 1/2 | 224 1/4 | 224 3/4 | -2 | 36259 | +1313 |
| 01 JUL | 231 3/4 | 242 | 231 3/4 | 232 1/2 | -2 | 43350 | +932 |
| 433534 | +12438 |
大豆 --- やや安値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 NOV | 459 - 59 1/2 | 466 1/4 | 459 | 462 3/4 | +3 | 14531 | -7715 |
| 00 JAN | 469 1/2 - 70 | 476 3/4 | 469 1/2 | 473 1/2 | +3 1/4 | 88460 | +3344 |
| 00 MAR | 478 3/4 - 79 | 486 | 478 3/4 | 482 3/4 | +4 | 31256 | +461 |
| 01 MAY | 487 | 493 1/4 | 487 | 490 1/4 | +3 | 15947 | +219 |
| 01 JUL | 494 1/2 - 95 | 501 | 494 1/2 | 498 1/4 | +3 | 19915 | -17 |
| 01 AUG | 496 | 502 | 495 1/2 | 499 | +3 | 736 | +19 |
| 176985 | -3633 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 16930 | -30 | DEC | 1481 | +19 | DEC | 254 3/4 | +0 | 108.21 - 108.47 |
| JAN | 16730 | -10 | JAN | 1511 | +21 | MAR | 272 3/4 | -1/4 | |
| MAR | 16610 | +20 | MAR | 1551 | +21 | MAY | 283 1/4 | +3/4 | |
| MAY | 16570 | +60 | MAY | 1587 | +17 | JUL | 292 | +1/4 |
| 本日の相場の動き |
投機買いの後、コーンは値を戻し、大豆も値を削る。
コーンは、朝から「日本の農水省がスターリンクコーンを認めたという事実はない。」と伝えられ、やや軟調に始まった。しかし、昨日の余勢をかってか、間もなく投機筋の旺盛な買いが見られ始める。上述の情報にもかかわらず、スターリンク問題が解決に向かっているとの楽観論と、中国が11月〜1月積みの輸出成約をキャンセルするとの噂がWTOと中国の非公式会合が行われていることと相俟って、輸出需要安定の期待を演出した。ドル安も一助。ただ、一時は3セント半程度上昇した相場も、終盤一気にその勢いを失う。明日の輸出成約報告が百万トンを下回るとの見方、中国のWTO加盟への懐疑視、スターリンク問題が根本的にはまだ解決していないこと、高値での農家売り増加などが、一旦勢いを失った相場を昨日と変わらぬレベルまで急いで引き戻した。
大豆は、大豆油の上伸が好感。大豆油輸出用にインドに信用供与を与えたこと、パーム油高などから、昨日に続いて大豆油が上伸。大豆粕も、狂牛病禍で動物性蛋白飼料原料に敬遠傾向が出ているEU圏で需要が高まると期待され買い先行となったことが大豆相場を活気つけた。(大豆粕は引け時はまちまち。EU圏は本日祭日の国が多く、そこからの直接の買いは少なかったと思われる。)ドル安も一因。インドネシア向け12万トンの大豆輸出成約がなされるなど、最近の安値が相場に輸出需要の自信を持たせた。終盤はコーンの値戻しもあり、値をやや崩して引けた。
本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの買い越し、大豆1,800コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
米国中西部
昨日から西部ベルトを中心に雨が降っている。このシステムは本日までに35%の範囲で0.25-1.25インチの降雨量となる見込み。次のシステムは来週月曜日。西部ベルトから中部にかけて、70%の範囲に0.25-1.25インチの降雨予報となっている。西部ベルトでは若干の収穫遅れとなるが特に問題とはならない。東部ベルトでは大豆の収穫は今週中、コーンの収穫も来週中には終了する見込み。
ブラジル
現在北部に位置している降雨システムは明日は南部に移動するが、週末また北部に戻って雨を降らす。週末までのトータルは全体の75%の範囲に0.25-1.5インチと恵みの雨になる。現在問題の見られる地域は見当たらない。
アルゼンチン
現在の降雨システムは明日まで活発にて、トータルでベルト全体の65%の範囲に0.5-2.0インチの降雨量見込みとなっている。次の降雨は土曜日。35%の範囲に0.25-0.75インチの予報となっている。コーン・大豆双方に恵みの雨であり、今の所問題は見られない。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1) ブリッシュコンセンサス |
| 10/31/00 | 10/24/00 | |
| CORN | 34 | 33 |
| BEANS | 38 | 45 |
| OIL | 8 | 9 |
| MEAL | 56 | 56 |
| WHEAT | 15 | 17 |
| J YEN | 27 | 34 |
| US $ | 87 | 93 |
総じてニュートラル。
| 2)11月限月受渡通知(単位:コントラクト) |
| 数量 | 最終取引日 | |
| コーン | 204 | 10月30日 |
| 大豆 | 672 | 10月2日 |
特に相場への影響は見られなかった。
| 3)FC STONE生産量予想 |
| FC STONE(単収) | USDA10月 | |
| コーン | 10.097 (138.3) | 10.192 (139.6) |
| 大豆 | 2.774 (38.0) | 2.823 (38.7) |
コーン・大豆とも明日の強気材料と考えられている。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
昨日の高値により、本日は農家売りが比較的多かったが、12月一杯まで基本的に売り物は急激に減少する。商業筋の売りによる下げは今後しばらく期待しにくくなる。輸出需要不安のため、来週のUSDA報告までは大幅には買われにくく、分析家の需給予測発表に一喜一憂しながらじり安の展開が考えられるが、その後は売り物不足から堅調推移となる。ただ、中国のWTO加盟問題が今年中に解決される公算が次第に小さくなっており、競争相手の攻勢は今後も受けるため、堅調となっても大幅には相場は吹きにくい展開には違いない。安値低迷ながら、11月後半以降はその居所をやや上昇させると予想する。 ( F )
(大豆)
コーンが昨日の安値から10セントの上昇を見せ(結局はマチマチで引けたが)、底値を打ったという安心感から大豆にも買い安心感が広がった。しかしマーケットリーダーであったコーンが高値を維持出来なかった事もあり、相場の転換をいうにはまだ早すぎる。また農家がここまでLDPを取ってきたレベルは11月限にて485からといわれており、今の価格から11月限485までの20セントにはいくつもの農家売りの抵抗線が入ってくる(もっとも営業サイロに倉入れされた大豆は年内の保管料は一律のため、すぐには売りに回らないが)。この485を抜くにはなにがしかの強いインパクトが必要であろうが、南米の作付も順調に推移している中ではすぐに強材料は出てきそううもない。
まだダウントレンドが終了したという明らかなサインは出ていない。またたとえ上がったとしても所詮は11月限485までと腹をくくれれば、まだ様子見でいいのではないか。
明日のオープニングに限って言えば、FC STONE(前のFCC)が強気生産量予想をしたことから2-4セントアップの唱えとなっている。ただ寄付き前にスパークスの生産量予想も発表される予定。スパークスの予想数字によって寄付きが左右される。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)