(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月2日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ギャップ高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  208  209  208  208 3/4  +6 1/2  371  -223 
00 DEC  211 - 12  213  210 1/2  212  +6  195106  -2214 
00 JAN  215 1/2 - 16   216 3/4  215  216 1/4  +6 1/4  791  +19 
00 MAR  222 1/2 - 22 1/4  224 1/4  221 3/4  223 1/2  +6  131751  +4110 
01 MAY  230 1/2 - 31  231 3/4  229 1/4  231  +6 1/4  36702  +443 
01 JUL  237 1/2 - 37 3/4  239  236 3/4  238 1/4  +5 3/4  44292  +942 
            437257  +3723 

 

大豆     --- ギャップ高値寄付き、大幅高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  470 1/2 - 72  476  470 1/2  473 1/4  +10 1/2  10948  -3583 
00 JAN  481 - 82 1/2  486 1/2  481  483 1/4  +9 3/4  91030  +2570 
00 MAR  491 1/2 - 92  495 1/2  490 3/4  492 1/2  +9 3/4  31794  +538 
01 MAY  498 1/2 - 99  502 1/2  498 1/2  499 3/4  +9 1/2  16136  +189 
01 JUL  506 - 07  510  506  508  +9 3/4  19888  -27 
01 AUG  506 - 07  510  506  508  +9  735  -1 
            177068  +83 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17130  +200  DEC  1515  +34  DEC  259 3/4  +5  108.10 - 108.35 
JAN  16980  +250  JAN  1544  +33  MAR  277 1/2  +4 3/4   
MAR  16880  +270  MAR  1585  +34  MAY  287 1/2  +4 1/4   
MAY  16810  +240  MAY  1621  +34  JUL  296 1/2  +4 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

スパークス予想等、強材料重なる。

コーンは、今朝発表されたスパークス予測の生産量が百億ブッシェルの心理的な壁を下回った(99.93億)ことが、まずは衝撃を与えた10月のUSDA見込み(102.04億)を大きく下回ったばかりか、今年は多めの生産量予測をすると見られていた同社が自身の前月見込み(103億)を3億ブッシェル以上も下方修正したことは、市場にくすぶっていた生産量減懸念の信憑性を高めることになった。また、中国が2000年積み輸出既契約のさらなる買戻しに応じているというニュースは、同国の00/01年度輸出余力がさほどないとの見方に自信をもたせ、スパークスとともに本日の急伸の原動力となった。日本でのスターリンク問題に依然不透明感があり、メキシコにおいても同問題に活発な論議が始まったため、輸出需要に関してはまだ不安が残るものの、生産量減と中国の輸出市場での影響力後退が相場を支配した。 

大豆は、昨日のFCストーンの強気生産量予測(27.74億)に続き、スパークスも27.57億ブッシェルを予想したことで強気感が高まった。また、週間輸出成約が97.9万トンと強い輸出需要を確認する数字となり、高いコーンとの相乗効果で値が吊り上がった。大豆油・大豆粕も迷わず上昇した。 

本日のファンドの動きは、コーン9,000コントラクトの買い越し、大豆5,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

降雨予報は昨日までと変化なし。西部ベルトでは若干の収穫遅れとなるが特に問題とはならない。東部ベルトでは大豆の収穫は今週中、コーンの収穫も来週中には終了する見込み。 

ブラジル 

週末までのトータルは全体の75%の範囲に0.25-1.5インチと恵みの雨になる。現在問題の見られる地域は見当たらない。作付も特に遅れるなどの懸念も今の所は見られない。 

アルゼンチン 

降雨予報は昨日までと変化なし。コーン・大豆ともに今の所順調。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)11月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  80  10月30日 
大豆  465  10月18日 

特に相場への影響は見られなかった。 

 

2)スパークス生産量予想 

 

  スパークス(単収)  USDA10月 
コーン  9.993 (136.9)  10.192 (139.6) 
大豆  2.757 (37.8)  2.823 (38.7) 

コーン・大豆とも明日の強気材料と考えられた。 

 

3) 週間輸出成約高報告(10/26の週) (単位:千トン) 

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  811.4  0.0  15,142.1  17,045.1  7,086.5  0.0 
大豆  979.0  0.0  10,766.8  10,244.3  6,233.0  0.0 
小麦  638.3  6.5  14,647.1  14,910.3  3,513.2  6.5 
大豆粕  144.6  0.0  1,297.1  1,778.8  907.9  0.0 
大豆油  3.0  0.0  38.8  115.7  31.4  0.0 

コーンはニュートラル、大豆はやや強気材料。 

4) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  647.8  822.0  8,055.6  8,627.1  57,790 
大豆  970.4  829.1  4,533.8  4,880.0  26,260 
小麦  377.8  370.9  11,133.9  11,552.8  30,620 
大豆粕  155.4  65.0  389.2  495.2  6,580 
大豆油  2.4  3.0  7.4  28.1  860 

大豆粕の輸出量は予想以上にて、やや強気材料。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

売り物不足が深刻である。投機筋の買い越しポジションは約6万コントラクトと、まだ買い余地を十分残していることに比べて、月中は現物売りに期待ができる状況でなく、強材料に反応しやすい地盤となっている。投機筋がポジションを反転させるとすれば、早くてもUSDA発表。だが、商業筋からの売り物が追随しにくい格好には変わりなく、11月中は、今までの行き過ぎ感からじり安の場面はあるであろうが、大幅下げの可能性はきわめて低い。( f ) 

 

(大豆) 

今日から強気。 

通常のマーケットであれば、スパークス、FC STONEの数字で一時的に上がってもセッションのどこかではセットバックが見られるのが普通であるが、本日はそれが見られなかった。本日のファンドの買いは5,000コントラクト程度と思われるが、まだネットロングは11,000コントラクト程度と考えられている。ファンドがポジションを取り出したらしばらくは同じポジションを積み上げる事も多く、このまま上昇トレンドに入ったとみている。 

ダウントレンドは終了したとしても、本日はやはり買われ過ぎ感も出ており、明日以降にセットバックももちろん考えらえる。しかし残念ながらトレンドが変った今、セットバックがあれば買いを勧めるという意見になる。 

明日はレスリーの生産量予想が寄り前にある。ここで弱気材料から下げがあれば、一旦拾っておきたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)