(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月3日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  208 1/4  210 1/4  208 1/4  210  +1 1/4  344  -27 
00 DEC  213 - 12 1/4  214  211 3/4  213 1/4  +1 1/4  199335  +4229 
00 JAN  217 - 16 3/4  217 3/4  216 1/2  217  +3/4  822  +31 
00 MAR  224 - 23 3/4  225  223  224 1/2  +1  137049  +5298 
01 MAY  231 3/4 - 31 1/2  232 1/2  230 3/4  231 3/4  +3/4  37780  +1078 
01 JUL  239 - 38 1/2  239 3/4  238  239  +3/4  45744  +1452 
            450038  +12781 

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  474 1/2 - 74  475 1/4  472  473 1/4  +0  9156  -1792 
00 JAN  483 1/2 - 84 3/4  486  482 1/2  484 1/4  +1  90427  -603 
00 MAR  493 1/2 - 93  495 1/2  492  493 1/2  +1  31253  -541 
01 MAY  501 - 00 1/2  502 1/2  500  500 1/2  +3/4  16047  -89 
01 JUL  507 1/2 - 08 1/2  511  507 1/2  510  +2  19853  -35 
01 AUG  509  512  509  510 1/4  +2 1/4  726  -9 
            174241  -2827 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17220  +90  DEC  1511  -4  DEC  264  +4 1/4  107.04 - 107.55 
JAN  17060  +80  JAN  1540  -4  MAR  281 3/4  +4 1/4   
MAR  16920  +40  MAR  1580  -5  MAY  292 1/4  +4 3/4   
MAY  16840  +30  MAY  1618  -3  JUL  301 1/2  +5   

 

 

本日の相場の動き

 

レスリー予想も強気。セットバックは見られず。

本日は昨日とはうって変って静かな相場展開となったが、4日間続けての上げ相場となった。 

コーンはレスリー予想がかろうじて100億ブッシェルを維持したものの、引き続き生産量の減少が確認された形となり強材料となった。中国産コーンの動きは相変わらず不透明ながら、輸出契約の買戻し、来年度コーンの輸出政策がまだ出て来ないなど、US産コーンの需要増と捉えられる発想から強材料とされた。弱材料としてはインドが格落ちの小麦200万トンを飼料用に輸出するとの噂が出た事、昨日の引け以降相当量の農家売りが見られた事が挙げられる。下値を試す場面は見られたものの、結局はファンドの買いから4日間続けての上げ相場となった。 

大豆は閑散。ブラジルが祝日であったこともあり、3セント半という小動きとなった。コーン同様レスリー予想が強気となった事から上値をトライする展開となり、当用買いを続けていた国内、国外の需要家からやや焦りとも思える買いも入っていた。しかし南米の天候がパーフェクトであることが弱材料とされ、本日の上げは限られたものとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの買い越し、大豆200コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末に西部ベルトを中心に70%の範囲で0.25-1.0インチの降雨が予報されている。しかし西部ベルトはこの週末までに収穫は終了見込みにて、今回の降雨の影響は無い。東部ベルトは今週順調に収穫が進んだ。この地域は来週は降雨にて収穫に若干の影響を受けるが、まだ収穫が残っている地域はミシガンとオハイオ北部の一部と限られたものになっており大勢に影響はない。 

ブラジル 

今週は降雨に恵まれた。来週も引き続き各地に散発的な降雨が期待できる。今後5日間に予報される降雨は、ベルト全体の70%に0.25-1.0インチとなっている。土壌水分は潤沢にて問題は見られない。降雨も散発的なものにて、作付の遅れ等の懸念も今の所でていない。 

アルゼンチン 

週末に40%の範囲で0.25-0.75インチの降雨が予報されている。同程度の降雨が来週の火曜日にも予報されている。引き続き順調な状況。来週火曜日以降はドライな天候予報となっており、作付の進展が見込まれる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)11月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  123  11月1日 
大豆  586  10月26日 

特に相場への影響は見られなかった。 

 

2)各アナリスト生産量予想 

今日現在までに発表されたもの。 

  コーン  大豆 
USDA10月  10.192 (139.6)  2.823 (38.7) 
レスリー  10.008 (137.1)  2.762 (37.8) 
スパークス  9.993 (136.9)  2.774 (38.0) 
FC STONE  10.097 (138.3)  2.774 (38.0) 
スミスバーニー  10.150 (139.0)  2.785 (38.1) 

本日寄付き前の発表はレスリー氏のみ。すべての予想が強気材料となっているのがわかる。 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  10月31日現在  事前予想 
とうもろこし  38,201 LONG  45,100 LONG  
大豆  7,534 LONG  4,600 LONG 
大豆粕  24,868 LONG  20,200 LONG 
大豆油  11,301 SHORT  11,500 SHORT 

総じて予想の範囲内にてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

4日間続けての上げ相場となった。トレンドの変化は疑う術もない。先週までは11月の需給報告が唯一相場上昇展開のターニングポイントになるかもと思われていたが、今では逆にここが唯一の下げのきっかけの可能性となる。需要主体の相場に入っている事を思い出したい。一旦上昇相場に入ったら、緩やかながら長く続く相場展開が例年のパターンとなる。

需要家の買いは安値期待から当用買いになっていた。今週の相場展開、来週の需給報告が需要家の買いスタートのきっかけになる可能性も強い。次の価格ターゲットは大豆1月限495、コーン12月限220となる。本日のコミットメントオブトレーダーズからみるファンドロングはまだ余力を残しており、この抵抗線を抜く可能性は50%以上ある。ここを抜ければ、大豆1月限510-15、コーン12月限225辺りが充分可能なターゲットとなってしまう。 

それ以上の上げ相場は今の所考えずらいが、期近の値決めはセットバックを見逃さずに行っていきたい。今週の上げはやや行き過ぎ感もあり、セットバックが見られる可能性はかなりある。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)