(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月6日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  211 3/4  211 3/4  209 1/2  209 1/2  - 1/2  221  -123 
00 DEC  213 1/2 - 13 3/4  216  213 1/4  213 1/2  +1/4  201972  +2637 
00 JAN  217 3/4 - 18  220  217 1/2  217 1/2  +1/2  1016  +194 
00 MAR  225 - 25 1/4  227 1/2  224 3/4  225 1/4  +3/4  139726  +2677 
01 MAY  232 1/2 - 32 3/4  234 3/4  232 1/4  232 1/2  +3/4  38061  +281 
01 JUL  239 1/2 - 39 3/4  241 3/4  239 1/4  239 3/4  +3/4  45777  +33 
            456166  +6128 

 

大豆     --- 高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  476 - 77  480  474  474 1/4  +1  7330  -1826 
00 JAN  487 - 88  491  484  484 3/4  +1/2  91087  +660 
00 MAR  496 1/2 - 97  500  494 1/4  494 3/4  +1 1/4  31032  -221 
01 MAY  503 1/2 - 04 1/2  507 1/2  502  502 1/2  +2  16223  +176 
01 JUL  512 - 12 1/2  515 1/2  510  510 1/2  +1/2  19878  -+25 
01 AUG  513 1/2  516  510 1/2  510 1/2  +1/4  764  +38 
            172878  -1363 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17460  +240  DEC  1514  +3  DEC  262 3/4  -1 1/4  106.97 - 107.54 
JAN  17270  +210  JAN  1542  +2  MAR  280 1/2  -1 1/4   
MAR  17150  +230  MAR  1581  +1  MAY  290 3/4  -1 1/2   
MAY  17050  +210  MAY  1619  +1  JUL  300 1/4  -1 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

ファンドの買いが今日は続かず。

チャートパターンが買いの強いサインを出していた事からファンドの買いが入るも、木曜日の需給報告を確認したいとの思惑から利食いの売りが見られた。 

大豆粕が相場を引っ張った。テクニカルな理由によるファンド買いであるが、スイスが飼料用にミートボンミールの使用を禁止し、それが他のヨーロッパ諸国にも広がるのではという噂もサポート要因となった。大豆は各アナリストの生産量予想にて、再度下方修正が確認された事から1月限491と1ヶ月振りの高値を付けたが、これ以上の上昇には需給報告を確認したいとの思惑が働き、引け間際に利食い売りから急に値を下げた。 

コーンもアナリスト予想から5日間続けてのファンドの買い出動となったが、週間輸出検証にて昨年をも下回るペースが確認されたこともあり、大豆同様需給報告を前にこれ以上の買いは続かなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン7,500コントラクトの買い越し、大豆300コントラクトの買い越し、大豆粕6,000コンタラクトの買い越しと見られている 

 

各アナリスト生産量・単収 予想平均 

 

  予想平均  レンジ  USDA10月  USDA昨年 
大豆  2.783  2.720-2.841  2.823  2.654 
  38.132  37.2-38.9  38.7  36.6 
コーン  10.074  9.829-10.180  10.192  9.437 
  138.037  134.6-139.4  139.6  133.8 

生産量は21社平均、単収は19社平均による。 

 

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国中西部

週末から本日にかけて西部ベルトを中心に降雨が見られた。範囲は65%にて、降雨量は0.25-1.0インチ。大豆・コーンとも収穫はほとんど終了しており、残された地域も東部ベルトの一部である事から影響はない。 

ブラジル 

週末の降雨は50%の範囲に0.5-2.0インチの降雨量となった。今週も毎日のようにどこかしらで降雨が見られる。トータルでは75%の範囲に0.5-2.0インチの降雨量予報となっている。この影響で作付の進捗はやや遅れるが、問題になるほどではない。 

アルゼンチン 

週末の降雨は45-55%の範囲に0.25-1.0インチの降雨量となった。今週も降雨システムは活発。明日は40%の範囲で0.25-1.0インチの降雨量、木曜日からも50%の範囲で0.25-1.0インチの降雨量となっている。コーン・大豆に作付の遅れは見られるが、問題となるほどではない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(10月20日-26日:千ブッシェル)

 

  発表数字  予想 
コーン  33,284  33-40 
大豆  28,773  27-33 
小麦  23,525  17-23 

レンジの下限。ニュートラルからやや弱気。 

 

2)進捗率 

 

  11/5  先週  昨年  平年 
収穫(コーン)  92 %  87 %  94 %  93 % 
収穫(大豆)  95 %  91 %  96 %  92 % 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ、オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  10月31日現在  フューチャーのみ 
とうもろこし  6,323 LONG  38,201 LONG  
大豆  4,717 SHORT  7,534  LONG 
大豆粕  21,536 LONG  24,868 LONG 
大豆油  20,915 SHORT  11,301 SHORT 

コーン、大豆ともサポーティブと考えられている。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

ファンドの買いが大きくは続かなかった。すでに需給報告を見極めてから次のポジションを考えようと言う雰囲気が出ている。明日は今日の弱い引けからセットバックが期待できようが、明日の安い場面は少し買いを入れておいた方が無難。ファンドのポジションはオプションを含めると予想外に軽い。需給報告にてクロップサイズの下方修正が確認されれば、もう一段の上げは必至となる。(N)

下記はたまたま目にした農家向け雑誌に載っていたもの。参考まで。 

ある農家向け雑誌が検証してみた今年のGMOとNON-GMOの農家の手取りの対比。どれほどの地域のどれほどの農家がカバーされているかは定かではない。大豆については、もし売却平均価格を$5.27/ブッシェルとすると、農家の手取りはGMO大豆にて$144.50/ブッシェル、NON-GMO大豆になると$145.75/ブッシェルとNON-GMO大豆にやや軍配が上がっている。コーンについては売却平均価格を$1.90/ブッシェルとすると、GMOコーンの方が手取りが1エーカー当り$3.97/ブッシェル高くこちらに軍配が上がる。(コーンの手取りは凡そ$100/エーカー) 

結論としては、GMOとNON-GMOにて明確な格差が見られないが、仕事が楽になる分GMOに分があるのでは?としている。 

またここにある手取りとはコストを引いた後の純利益の意味。しかし実際にある農家に聞いてみたが、ここではカウントされていないこれ以上のコストがあるはずという。この統計で1,000エーカーの農家は、コーン・大豆を半々に作付すれば、大豆から$72,000-3,000、コーンから$50,000の合計122,000-3,000の収入となるが、もう少し割り引いたほうがいいようだ。 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)