(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月14日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  209 3/4  209 3/4  208   208   -3/4  111  -1 
00 DEC  211 1/4 - 11 3/4  211 3/4  208 1/2  208 3/4  -2 1/2  170287  -3876 
00 JAN  215 - 15 1/2  215 1/2  213  213  -2 1/2  1126  -36 
00 MAR  223 1/2 - 23 3/4  223 3/4  220  221  -2 1/4  167567  +4235 
01 MAY  231 - 31 1/4  231 1/4  228 1/4  228 1/2  -2 1/4  40392  +193 
01 JUL  237 3/4 - 38  238 1/4  235 1/4  235 1/2  -2 1/4  49257   
            460867  +798 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 NOV  471  475 1/2  470 1/2  472  +3 1/4  1244  -1136 
00 JAN  477 1/4 - 78  480 1/2  477 1/4  477 3/4  +1 1/2  83802  -2527 
00 MAR  486 1/2 - 87  488 1/2  485 1/2  485 3/4  +1  32232  +777 
01 MAY  493 - 93 1/2  495 1/2  493  493 1/4  +1 1/4  17248  +283 
01 JUL  500 - 00 1/2  502 1/4  499 1/2  499 3/4  +1 1/2  20827  +195 
01 AUG  502  502  500  500 1/4  +2  853  + 
            163412  -2349 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  16980  +210  DEC  1513  +9  DEC  255 3/4  -2  107.86 - 108.13 
JAN  16910  +190  JAN  1543  +12  MAR  273 1/2  -2 1/4   
MAR  16780  +100  MAR  1580  +9  MAY  284 1/4  -2 3/4   
MAY  16630  +40  MAY  1616  +8  JUL  294 1/4  -2   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは再びスターリンク問題から下落、大豆は大豆粕につられて上昇。

コーンはスターリンクの話題が再度持ち挙がり、相場を下げた。日本が20万トンの中国産コーンを買っているのではないかという噂、また韓国が明日US産以外の条件で3万トンのテンダーをアナウンスしたことからしばらく輸出需要が期待できないという発想になった。また昨日発表されたファンドのポジションがこの時期としては大きなファンドのロングとなっていたことも、頭を抑える原因となった。 

大豆は大豆粕につられた。昨夜フランスが骨肉紛を飼料用原料として当分使用しないとアナウンスし、ドイツが追随する動きを見せたことから大豆粕が買われた。未確認ながら、イギリス、スイス、ポルトガル、イタリアも部分的に追随する可能性があるといわれており、もしヨーロッパ全体に広がれば300万トンもの植物タンパクの仮需がくるといわれている。 

本日のファンドはコーンにて4,500コントラクトのネットショート、大豆にて800コントラクトのネットロングであったと考えられている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

今週から来週前半までは概ねドライ予報。コーンの作付進捗にはもってこいとなっている。 

ブラジル 

昨日は北部ベルト2/3を中心にコーン地域の40%、大豆地域の50%の範囲に0.25-1.5インチの降雨が見られた。散発的な降雨は今週一杯続き、北部ベルトを中心に70%の範囲に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。今週の降雨で北部ベルトの作付はやや遅れが見られるが、例年と比べても差程心配する遅れにはなっていない。また南部ベルトの作付けは例年よりも早いペースとなっている。 

アルゼンチン 

今週はクール&ドライにて作付の進捗が期待できる。気温の低下は発芽の遅れをもたらすかもしれないが、すぐに気温の上昇が予報されており、穀物にダメージの出る心配はない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  11月7日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  31.8  -8.3  22.2  1.0  1,367.3  1,421.3 
2000crop  379.4  99.9  0.0  unch  89.7  469.1 

- 大豆 - 

  11月7日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  6.0  -1.2  9.0  0.2  271.8  286.8 
2000crop  150.  24.9  0.0  unch  29.0  179.3 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  11月10日  前週  前年同期 
コーン  6,897  7,606  NA 
大豆  3,790  3,686  NA 
小麦  38,546  39,051  37,475 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

スターリンクがまた話題となって相場を下げたが、日本・韓国等が中国メイズを買い付けするかもしれないという噂は以前から流れており、決して目新しいものではない。また中国は今年の不作から、来年以降の輸出ライセンスをまだ交付できない状況にて、物理的に大きな需要に応えて行く事はできない。いずれUS産に'需要は戻る。

コーンにおける最近の輸出不振、それにタイミングよくスターリンクが注目となっている事、ファンドのポジションはこの時期としては大きなロングになっている事と弱い材料が重なり本日の下げとなった。しかし上述したようにいずれ輸出需要はUS産に戻ってくる。また今週のアメリカ各地の冷え込みは非常に厳しいものになっており、各地でまとまった雪も見られる。国内の飼料用需要も増加期待ができる。大豆粕もヨーロッパ次第では更なる上げの可能性もあり、この12月限210割れは買いを入れていっていいレベルと思うが。 

大豆は大豆粕次第の様相となっている。マーケットで言われているように300万トンもの需要が一気にくれば、相場はあっという間に駆け上がってしまうが、イーブン50万トン程度の仮需要でも相場の一段高が予想される。南米の天候にほとんど問題が見られ中、一気に大豆の価格も駆け上がるとは思えないが、1月限475割れからは買いのレベルではないか。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)