(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2000年11月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- 高値寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 00 DEC | 210 - 10 1/2 | 212 | 210 | 211 1/4 | +2 1/2 | 147621 | -1085 |
| 01 JAN | 214 1/2 - 14 3/4 | 216 3/4 | 214 1/2 | 215 1/2 | +2 1/4 | 1281 | +66 |
| 01 MAR | 223 - 23 1/2 | 224 1/2 | 222 1/2 | 223 1/2 | +2 1/2 | 186867 | +5191 |
| 01 MAY | 230 - 30 1/2 | 232 | 230 | 231 3/4 | +3 | 42379 | +678 |
| 01 JUL | 237 1/4 - 37 1/2 | 239 | 237 | 238 1/4 | +2 1/2 | 51145 | +439 |
| 01 SEP | 244 | 245 1/2 | 244 | 244 3/4 | +3 | 4917 | +173 |
| 464140 | -2912 |
大豆 --- 高値寄付き、大幅高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 JAN | 482 - 82 1/2 | 489 | 481 1/4 | 487 3/4 | +10 1/4 | 82286 | +18 |
| 01 MAR | 491 - 91 1/2 | 498 1/4 | 490 1/2 | 497 | +10 1/2 | 33876 | +347 |
| 01 MAY | 498 | 506 | 498 | 505 | +10 1/2 | 18170 | +363 |
| 01 JUL | 505 - 05 1/2 | 513 1/2 | 505 | 512 1/4 | +10 3/4 | 21759 | +248 |
| 01 SEP | 506 1/2 | 513 | 506 1/2 | 512 1/2 | +10 | 847 | +8 |
| 01 NOV | 508 | 514 | 508 | 513 | +10 | 359 | |
| 164269 | +1056 | ||||||
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| DEC | 17580 | +600 | DEC | 1518 | +5 | DEC | 256 | +1 1/2 | 108.70 - 108.89 |
| JAN | 17520 | +630 | JAN | 1545 | +5 | MAR | 274 1/4 | +1 3/4 | |
| MAR | 17360 | +620 | MAR | 1585 | +6 | MAY | 285 | +1 | |
| MAY | 17200 | +580 | MAY | 1623 | +5 | JUL | 295 1/2 | +1 1/2 |
| 本日の相場の動き |
大豆粕が高騰、リード役となる。
コーンは、強弱材料が混在したが、大豆粕ピットの勢いを受け終日高値推移した。木曜日の引けを好感した投機筋が買い注文から始め、それに大豆粕・大豆の上げが加わって、本日の相場展開は形成された。また、スターリンク問題に一応の目処をつけた外国の買いが入るとの噂が買いを手伝った。が、一方で輸出成約があまりにも昨年のペースから遅れていることや、中国の来年度の輸出市場での去就が不透明なこと、スターリンク問題ではすでに一定量の輸出需要を他国に奪われているとの見方が、一方的な強気を抑え、コーン相場をあくまでも大豆相場の追随者とさせた。
大豆は、大豆粕・大豆が高騰。原因は何と言ってもEUでの口蹄疫問題。イタリアが動物性製品(肉骨粉)を飼料原料として利用することを禁止すると発表したと報道され、また、同時にEU議会による、「EU参加国による口蹄疫根絶に適切な処置を取ることが確認されるまでは、動物性製品の飼料利用を停止すべき。」との見解が伝えられたことも、世界の植物性蛋白需要を増加させるものとして大豆粕・大豆相場を刺激した。一説によると、EU全域で肉骨粉を植物蛋白に置き換えるとすると、蛋白をベースに計算すると、3百万トンの植物蛋白製品の需要増加になると言う。大豆粕は休み無く買われ、引け時点はほぼ一日の最高値であった。
本日のファンドの動きは、コーンはニュートラル、大豆・大豆粕は6,000コントラクトの買い越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
南アフリカ
週末から来週前半までは概ねドライ予報。コーンの作付は順調に進む見込み。ただ西部地域に一部ドライが懸念されている所が見られる。明日、若干の降雨が予報されてはいるが、充分な降雨量予報とはなっていない。
ブラジル
今週ベルト全体に恵みとなった降雨システムは週末まで続き、ベルト全体の65%の範囲に0.25-1.0インチの降雨をもたらす見込み。今週の降雨で北部ベルトの作付はやや遅れが見られるが、例年と比べても差程心配する遅れにはなっていない。また南部ベルトの作付けは例年よりも早いペースとなっている。来週は北部地域を中心にまた降雨予報が出されている。
アルゼンチン
週末に25%の範囲に0.10-0.50インチの降雨予報となっている。次は火曜日、北部地域を中心に45%の範囲に0.10-0.75インチの降雨予報。コーン・大豆の作付け、初期生育は順調。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ) |
ファンドネットポジション (単位:コントラクト)
| 11月14日現在 | 事前予想 | |
| とうもろこし | 73,788 LONG | 62,800 LONG |
| 大豆 | 8,581 LONG | 6,400 LONG |
| 大豆粕 | 24,246 LONG | 24,000 LONG |
| 大豆油 | 8,426 SHORT | 6,300 SHORT |
総じて大きなインパクトはない。
| 2)キャトル オン フィード レポート |
| USDA | 事前予想平均 | 事前予想幅 | |
11月1日飼養頭数 |
104% |
104.6% |
103.3-106.5% |
10月導入頭数 |
91% |
92.7% |
86.2-98.0% |
10月マーケティング |
105% |
104.5% |
101.5-108.0% |
予想通りにてニュートラル。
| 3)ブラジル大豆作付進捗(サフラス発表) |
| 11/17現在 | 先週 |
| 53% | 35% |
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
大豆粕による上昇分がほとんどであるとは言え、コーン相場の安値限界を印象づけられる展開であった。来週は、反動からやや戻す展開が予想されるが、安値展開は欲張らずに買い下がりを勧める。 ( f )
(大豆)
大豆粕を中心に買いが入ったが、大豆粕のファンドロングは今日現在で30,000コントラクトを越えていると見られ、今日のようなマーケットがまたすぐに見られる可能性は少ないとみている。ヨーロッパの骨肉紛の使用禁止は確かに大豆粕には追い風だが、ファンドは一旦過剰反応しやすいゆえセットバックは期待できる。
大豆も南米次第でまだどうにでもなる。ただ天候が全て順調といっても10セント一日で下がる相場は想像しずらい。10セント上がる相場はあっても、10セント下がる相場はないというのが今の大豆相場を言い表しているのではないか。過剰の下げは期待せず、セットバックを拾っていく必要がある。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)