(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月20日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  212 1/4 - 12 3/4  213 1/2  210 1/2  211   -1/4  137725  -9896 
01 JAN  217 1/2 - 17 3/4  217 3/4  215  215 1/4  -1/4  1803  +522 
01 MAR  224 1/2 - 25   225 1/2  223  223 1/4  -1/4  195294  +8427 
01 MAY  232 1/2 - 33 1/4  233 1/4  231  231 1/4  -1/2  42778  +399 
01 JUL  239 1/4 - 39 1/2  240  237 1/2  238   -1/4  50684  -461 
01 SEP  246 1/4 - 46 3/4  246 3/4  244  244 1/4  -1/2  4899  -18 
            463880  -260 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  489 1/2 - 91 1/2  494 1/2  489 1/2  490 3/4  +3  81167  +1119 
01 MAR  499 1/2 - 500 1/2  503 1/2  498 3/4  499 3/4  +2 3/4  36657  +2781 
01 MAY  507 -07 1/2  511 1/2  506 1/2  507  +2  18584  +414 
01 JUL  514 - 14 1/2  518 1/2  514  514 1/2  +2 1/4  21717  -42 
01 SEP  516 1/2  519  515  515  +2 1/2  847   
01 NOV  518  519  516  516  +3  355  -4 
            166240  +1971 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17990  +410  DEC  1508  -10  DEC  256  +0  109.17 - 110.17 
JAN  17860  +340  JAN  1534  -11  MAR  273 3/4  - 1/2   
MAR  17690  +330  MAR  1574  -11  MAY  284 3/4  - 1/4   
MAY  17420  +220  MAY  1612  -11  JUL  295  - 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

引き続き大豆粕にファンド買い。

ブリュッセルで開かれている農業会議において、ヨーロッパ全域にまたがるような動物性タンパクの飼料用使用禁止の合意はされなかったが、植物性タンパク、特にUS産大豆粕に対する仮需は大きいとの判断から買いが続いた。最近の大豆粕の値上りから搾油マージンも好転しており、クラッシャーからの購買意欲も相場の下支えとなっていたようだ。また中国が南米産大豆を中心にではあるが、大豆の買い付けに動いていることも好感された。しかし南米の天候は引き続き順調であることがネックとなり、最後にはやや値を戻しての引けとなった。 

コーンも序盤は大豆3品につられて高値となった。先週末に日本がUS産コーンを15万トン買い付けたとの噂もあり、輸出港における現物価格も値上がっておりサポート要因となった。しかし金曜日に発表されたファンドのロングは73,800コントラクトにも膨らんでおり、コーン自体に強い材料が見つからない中、高値維持は続かず、若干の安値まで戻しての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーンは300コントラクトの売り越し、大豆は1,300コントラクトの買い越し、大豆粕は6,600コントラクトの買い越しと見られている。 

今週は木曜日が感謝祭にて相場は休場、水曜日と金曜日は12時までのトレードとなる。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

週末は予想以上の降雨となった。ベルト全体の85%に0.25-1.25インチ、所により2.0の降雨量。懸念されていた西部ベルトの一部のドライも緩和された。今週も40%の範囲に0.10-1.0インチの降雨予報となっており、これも作付と発芽には恵みとなる。気温は平年並を予報。 

ブラジル 

週末は東部を中心に45%の範囲に0.5-1.5インチの降雨が見られた。今週もこの降雨システムが東部から南部に勢力を維持し、60%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。北部地域に一部ドライの懸念が言われ始めているが、総体的に順調な作付、発芽の状況となっている。 

アルゼンチン 

週末はドライ。今週も概ねドライな天候予報にて作付の進捗が期待できる。今週の降雨予報はベルトの北部と東部を中心に55%の範囲に0.25-1.0インチとなっている。作付の進捗を妨げるような降雨は予報されていない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(11月10日-16日:千ブッシェル)

 

  発表数字  予想 
コーン  36,247  25-40 
大豆  32,073  27-33 
小麦  20,989  18-24 

大豆はやや強気、コーンも悪い数字ではないが、この程度ではUSDAの予想数字に到底及ばない事からやや弱気。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ、オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  11月14日現在  フューチャーのみ 
とうもろこし  41,572 LONG  73,788 LONG  
大豆  4,187 SHORT  8,581  LONG 
大豆粕  19,854 LONG  24,246 LONG 
大豆油  18,182 SHORT  8,426 SHORT 

予想通り。ただ大豆のネットポジションがショートとなっており、これをやや強気と見る向きもある。 

 

本日のトーメンの意見

 

今週は感謝祭週間であり、丸々1週間休みを取る者も少なくない。閑散とした相場が続きそうだ。また感謝際が終わると同時にクリスマス商戦が始まる。当地トレーダー達にとって、相場が二の次となりがちな日々がこれから1ヶ月余り続く事になる。

大豆は大豆粕が相場を引っ張っているが、大豆粕のファンドのネットロングポジションはフューチャーのみですでに36,000コントラクトを越えていると考えられている。大豆粕一辺倒では大豆相場の上げは限界がある。ただ南米の大豆作付けはそろそろ半分と言う段階であるが、今までが順調過ぎており今後なにがしかの問題がでてくるのではないか。そうなればファンドポジションの軽い大豆は、1月限491、496、5ドルという抵抗ラインを抜いて行く可能性が大きい。1月限475からが買い目標であるが、安全をみれば480割れからが買いアイデアか。 

コーンはそれ自体に相場要因に欠け、レンジトレードとなる。ファンドロングポジションが大きく、ここから大豆につられるだけで買いあがっていく事も考えずらい。輸出が低調なことが弱い材料となり、ファンドの売りを見る場面もあろうが、安値には意外と商業筋のプライシングタイプの買いが並んでいる。一旦収穫してしまった農家からは年末までは売りも出てこない。12月限206-220のレンジを想定。従いレンジの下値では買いを入れたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)