(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月21日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  209 3/4 - 10  211  209 3/4  210 3/4  -1/4  122075  -15650 
01 JAN  214 1/4 - 14 3/4  215  214  215  -1/4  1954  +151 
01 MAR  221 3/4 - 22  223 1/4  221 3/4  223 1/4  +0  204087  +8793 
01 MAY  230 1/2 - 30 3/4  231 1/4  230  231 1/4  +0  44463  +1685 
01 JUL  244 - 44 1/4  238  236 3/4  238   +0  52890  +2206 
01 SEP  253 1/4 - 53 1/2  244 1/4  243  243 3/4  -1/2  5187  +288 
            461777  -2103 

 

大豆     --- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  489 1/2 - 90  490 1/2  486 1/2  489  -1 3/4  78306  -2861 
01 MAR  498 - 98 1/2  499  495 1/2  498  -1 3/4  36791  +134 
01 MAY  506 - 06 1/2  506 1/2  503 1/4  505 1/2  -1 1/2  19092  +508 
01 JUL  513 - 13 1/2  513 1/2  510  512 1/4  -2 1/4  21913  +196 
01 SEP  518  514 1/2  511  513  -2  846  -1 
01 NOV  526  513  513  513  -3  283  -72 
            164051  -2189 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17700  -290  DEC  1513  +5  DEC  254 3/4  -1 1/4  110.00 - 110.29 
JAN  17670  -190  JAN  1537  +3  MAR  273 1/2  - 1/4   
MAR  17520  -170  MAR  1577  +3  MAY  284   - 3/4   
MAY  17300  -120  MAY  1616  +4  JUL  294 1/4  - 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

静かな展開も、EU情勢絡みで弱含み。

サンクスギビング週で取引量が少なかったが、EUが肉骨粉の飼料用途禁止について最終判断を見送ったことが失望感を呼び、本日の穀物相場全体のやや弱気ムードを形成した。 

コーンにおいては、日米政府がスターリンク問題に絡んだ食品用コーンの取扱い要項に最終合意したという情報が話題となり、やや強材料として受け止められたが、一方で台湾がスターリンク問題に対応して米国産コーンに一定の枠をはめる可能性を検討しているとの話が、反対の作用をした。進まぬ輸出成約、少ない農家売りなど従来のコーン相場環境にも大きな変化は無く、本日はほぼ終日大豆の弱気に合わせた動きであったが、終盤ゆっくりと値を戻して引けた。 

大豆は、EUが肉骨粉の飼料用途をめぐる是非決定を12月19日の次回総会まで見送ったことで、大豆粕安をリード役に大豆相場も引っ張られた。大豆粕では先週までの一連の上昇時に作られた投機筋の買い持ち整理が多く見られ、大豆相場も投機筋の売りに苦しんだ。すでに欧州向け大豆粕成約が始まっているとの噂や、ブラジルで農薬に問題が見られ一部で大豆再作付けの要がでてきたとの情報が相場支持材料となったが、一度も高値圏には顔を出すことなく終了した。 

本日のファンドの動きは、コーン600コントラクトの売り越し、大豆800コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

今週土曜日まではまとまった降雨は予報されていない。しかしこれはコーンの作付進捗には役立つ。西部ベルトでややドライが懸念されており、来週この地域への降雨が望まれる。 

ブラジル 

降雨システムは今週も活発。今後7日間に予報される降雨はベルト全体の75-80%に0.5-2.0インチの降雨量となっている。降雨の中心はマトグロッソドスルとパラナ。 

アルゼンチン 

今週から来週半ばにかけてドライな予報となっている。木曜日に北部を中心に35-40%の範囲で0.2-1.0インチの降雨が予報されている程度。土壌水分には今の所問題は見られず、このドライな期間はコーン・大豆の作付には恵みとなる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  11月14日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  28.9  -2.9  23.2  1.0  1,369.2  1,421.3 
2000crop  446.9  67.5  0.0  unch  91.6  538.5 

- 大豆 - 

  11月14日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  5.4  -0.6  9.4  0.4  272.0  286.8 
2000crop  167.2  16.9  0.0  unch  29.6  196.8 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  11月17日  前週  前年同期 
コーン  6,612  6,897  NA 
大豆  3,609  3,790  NA 
小麦  38,557  38,546  37,128 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

地道な安値拾い。 

今週は大きな動きを予想しないが、来週以降当分も限定的な範囲の取引となる可能性は高い。感謝祭休暇とクリマス・年末休暇に挟まれた一ヶ月間には現物買いが集中しやすい。また、スターリンクに目処がついたと感じる買い手は遅らせていた成約をこの時期に進めざるを得ない。農家売りを促す材料がない所に需要が入って現物相場が上昇、定期相場に影響を与えてやや高となる。しかし、USDA見込み輸出需要に遅れをとる現在のペースは中国の輸出政策が明確にならない限り慢性的なものであり、その一ヶ月の成約をもってしても追いつくには至らない。したがって、12月の需給報告を待つまでもなく相場は上昇を継続する力を失う。1月以降に出てくる現物売りへの定期警戒売りも始まり、上昇圧力は掻き消され、相場は大きな方向感を得ることなく今年の相場は推移する。12月限200中盤を買い集める格好で、平均買値を208以下に維持できれば、この狭い動きの中では成功ではなかろうか。( F ) 

 

(大豆) 

明日は感謝際のため各飛行場とも相当の混雑が予想されるとニュースでも流れている。目新しい材料が出なければ、ポジションをひとまず手仕舞ってから外出するという人も多い。大豆のポジションはほぼイーブンに近いが、大豆粕はファンドのロングが大きい。ヨーロッパからの骨肉紛の追加ニュースが入らない限り大豆粕には明日も利食いタイプの売りが予想される。 

可能性の問題ではあるが、大きく動く可能性があるとしたらそれは明日よりも金曜日。金曜日の方がはるかに取引ボリュームが少なくなると考えられている。薄いマーケットにちょっとした要因が出れば相場が過剰に反応する可能性もある。意見は変らず、1月限475をターゲットにしていきたい。 

昨日遅くからブラジル大豆にて、とある殺菌剤の影響で作付のやり直しが必要ではないかという話題が出ている。最初は全体の20%もの作付やり直しが必要とニュースになったが、せいぜい2-4%の作付のやり直しですみそうだ。まだ作付進捗は53%であり、これから作付し直しても充分間に合うというのがマーケットでの捉えられかた。強い材料にもなっていない。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)