(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月22日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 変らずの寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  210 3/4 - 11  211  210  210 1/4  - 1/2  105229  -16846 
01 JAN  215 1/2 - 15 1/4  215 1/2  214 1/2  214 1/2  - 1/2  1859  -95 
01 MAR  223 - 23 1/4  223 1/2  222 1/4  222 1/2  - 3/4  210860  +6773 
01 MAY  231 1/4 - 31 1/2  231 1/2  230  230 1/4  - 1  49520  +5057 
01 JUL  237 3/4 - 38 1/4  238 1/4  236 3/4  237   - 1  55176  +2286 
01 SEP  244  244  243  243  - 3/4  5277  +90 
            459375  -2402 

 

大豆     --- 変らずの寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  488 1/2 - 89 1/2  492  488 1/2  491  + 2  77125  -1181 
01 MAR  498 - 99  501  498  500  + 2  37855  +1064 
01 MAY  505 1/2 - 05  508  505  507 3/4  + 2 1/4  19624  +532 
01 JUL  513  515 1/2  512 1/2  515 1/4  + 3  22100  +187 
01 AUG  513 1/2  515 1/2  513 1/2  515 1/2  + 2 1/2  863  +17 
01 SEP  515 1/2  517  515  516 3/4  + 3 3/4  280  -3 
            164646  +595 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  17940  +240  DEC  1506  -7  DEC  257 1/2  +2 3/4  109.61-110.22 
JAN  17850  +180  JAN  1529  -8  MAR  275 1/4  +1 3/4   
MAR  17620  +100  MAR  1570  -7  MAY  285 3/4  +1 3/4   
MAY  17350  +50  MAY  1609  -7  JUL  296  +1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは輸出不振懸念から安、大豆は依然狂牛病が影。

コーンは、大豆・小麦の高値取引にさらされながらも、輸出不振懸念からやや安傾向を崩さなかった。金曜日に発表される週間輸出成約高が、USDA予想量達成に必要な百万トン強のレベルに近づかない見込みで、依然成約ペースが遅れていることが弱気を誘った。スターリンク問題では、日米政府間の食品用コーン取扱い要項に合意がなされたと先日報道されたが、経費負担問題など様々な現実的な問題が残されており、即時の輸出成約ペース増が期待できないとの見方や、台湾等のスターリンク問題に対する興味が報道されていることも買い手を抑えた。 

大豆は、EUで肉骨粉の飼料原料使用の禁止の公算が高まっているとの見方が、本日も大豆粕中心に上昇した主因となった。スペインで新たに2件の狂牛病の症状が出(同国では初めて)、病気の範囲が拡大していること、これまで急進的な禁止措置に消極的と見られていたドイツ首相が肉骨粉使用禁止を支持する発言をしたと伝えられたこと、などが、感謝祭週で材料難の市場に動きを加え、本日の高値相場を作った。 

本日のファンドの動きは、コーン400コントラクトの売り越し、大豆800コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

週末まではまとまった降雨は予報されていない。中東部を中心に20%の範囲に0.10-0.50インチの降雨量予報となっている。コーンの作付と発芽は順調。西部ベルトにもう少し雨が欲しい。 

ブラジル 

降雨システムは今週も活発。今週末までに予報される降雨はベルト全体の65%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量となっている。降雨自体は軽いシャワー程度にて作付の進捗には問題とはならない。 

アルゼンチン 

今週から来週半ばにかけてドライな予報となっている。木曜日に北部を中心に50%の範囲で0.25-1.0インチの降雨が予報されている程度。日曜日にも同程度の降雨予報が北部に出ている。土壌水分には今の所問題は見られず、北部地域を除きこのドライな期間はコーン・大豆の作付には恵みとなる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  11/21/00  11/14/00 
CORN  43  40 
BEANS  47  44 
OIL  17  16 
MEAL  65  56 
WHEAT  21  21 

大豆粕にて若干の強気意見が伺えるが、総体的にニュートラル。 

 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

輸出不振が上昇を阻む原因となっているが、これは短期的には回復する。その時期は来週以降12月始めにかけてであり、今年のように極端に売り物が少ない地合いでは、相場を上昇させる要因となる。しかし、それも続かない。台湾・韓国等がスターリンク問題に絡んで米国産コーン以外の原料(小麦・大麦)などの手当てを始めたとの噂もあり、慢性的な成約ペース遅れが即時に解消されることはまずない。南米の天候推移には注目が必要だ、そこに大きな問題がなければ、しばらく輸出不振が大幅上昇を阻む。3月限216-218が当面のターゲット。( F ) 

 

(大豆) 

南米の天候はここまでパーフェクト、相場もかなり恵まれた天候を織り込んでいる。したがい逆に天候に変化があったときに買い場がくる。大豆自体のファンドポジションは非常に軽く1月限での5ドル定着も差程難しくない。ただ天候に問題がなけえば、レンジ内のトレードが続く。ヨーロッパのミートボンミールはしばらく大豆粕に強気材料ではあるが、大豆相場を一気に一段高まで押し上げる迫力はない。農家売りもあと1ヶ月は出てこない。今週の中西部は最高気温もマイナスの日が続く等冷え込んでいるが、飼料用需要が増加するという発想になるにはもう少し時間もかかる。 

1月限475をターゲット。安全をみるならば480割れから買い。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)