(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月28日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  209 1/2 - 09 3/4  209 3/4  207 1/4  207 3/4  -2 3/4  83108  -11092 
01 JAN  213 1/2 - 13 3/4  214  212  212 1/4  -2 1/2  2438  +217 
01 MAR  222 - 22 1/4  221 1/4  219 1/2  220 1/4  -2 1/2  224075  +8808 
01 MAY  230  230  227 1/2  228  -2 3/4  50523  +806 
01 JUL  236 3/4 - 37  237  234 3/4  235 1/4  -2 1/2  56098  +341 
01 SEP  243  243  241 1/2  241 3/4  +2  5464  +75 
            453653  -690 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  496 1/4 - 96 1/2  503 1/2  495 1/2  500 3/4  +3 1/2  73143  -874 
01 MAR  505 1/2 - 05 3/4  512 1/4  504 1/4  509 1/2  +2 3/4  40954  +114 
01 MAY  512 1/2 - 13  519  511 1/2  516 3/4  +3 3/4  20747  +50 
01 JUL  520 - 20 1/2  526  518 3/4  524  +3 1/2  22148  +6 
01 AUG  520 1/2 - 21 1/2  525  520 1/2  524 1/2  +3 1/2  1064  +199 
01 SEP  522 1/2  525  521  525  +2  305  +19 
            164528  -909 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  18760  +0  DEC  1449  +1  DEC  255 1/2  -1 3/4  110.07 - 110.41 
JAN  18660  +20  JAN  1476  +3  MAR  273 1/4  -2 1/4   
MAR  18340  +30  MAR  1516  +4  MAY  283 3/4  -2 1/4   
MAY  18040  +30  MAY  1559  +7  JUL  294 1/4  -2 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは受渡を前にファンドの売り、大豆は搾油マージンの改善から買いが入る。

久々にコーンに大量の売り買いが交錯した。受渡を控え、受渡数量が多いと予想された事、また最近の輸出成約のスローペスはしばらく続くと見たファンドが大量に手仕舞いタイプの売りを入れた。ファンドはネットで7,000コントラクトもの売りを浴びせたと考えられているが、それに対抗してコマーシャルからもプライシングタイプの買いが5,000コントラクトも入った為大きな下げにはつながらなかった。 

大豆粕は小康状態。来週月曜日に開かれる欧州農相会議で欧州全体にミートボンミール禁止がアナウンスされるかを見極めようとの考えから動きが少なかった。またファンドのロングが膨らんでいる事、RSIが買われ過ぎを示していることも買いが続かない原因となった。大豆は南米の天候が順調である事、ブラジルの作付進捗が予想以上に早いことから安値でのトレードが続いていたが、終了間際になり最近の搾油マージンの改善を理由にファンドが買いを入れたため小高いレベルまで上げての引けとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン7,000コントラクトの売り越し、大豆3,300コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

週末に引き続き、今週も65%の範囲に0.25-1.0インチ、所により1.5インチの降雨予報となっており、特に土壌水分が充分とはいえなかった西部ベルトには恵みとなる。 

ブラジル 

今後7日間は降雨システムに覆われベルト全体に毎日散発的な降雨がみられる。ただ作付を著しく遅らせるような激しい降雨は予報されていない。大豆の作付は例年より早いペースで進んできており、今週の降雨は大豆の初期発育には恵みとなる。 

アルゼンチン 

来週中盤までは総じてドライにて作付の進展が期待される。土壌水分は今の所潤沢であり、今回のドライは作付の進展を促すタイムリーな天気予報といえる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  11月21日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  24.2  -4.7  25.0  1.8  1,372.1  1,421.3 
2000crop  512.8  65.9  0.0  unch  99.5  612.3 

- 大豆 - 

  11月21日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  4.3  -1.1  9.8  0.4  272.7  286.8 
2000crop  180.2  13.0  0.0  unch  32.3  212.5 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  11月24日  前週  前年同期 
コーン  6,865  6,612  NA 
大豆  4,179  3,609  NA 
小麦  38,165  38,557  36,943 

ニュートラル。 

 

3)ブラジル大豆作付進捗(サフラス発表) 

 

11/24現在  昨年  平均 
71%  69%  64% 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆粕に勢いがなくなってきた。本日現在のファンドのネットポジションも約35,000コントラクトと今年のレコードとほぼ並んでおり、これ以上の買い越しにはもう少しインパクトがいる。再度勢いをつけるためにはヨーロッパ全体でのミーボンの禁止がアナウンスされるか、具体的に大豆粕の輸出成約の大幅増加が確認されることが必要となる。その意味からも今週木曜日の週間輸出成約高、来週月曜日の欧州農相会議が注目される。ただミーボンから大豆粕への需要転換予想から上げた相場であるが、ここに来て消費者の肉食離れも大きく取り上げられてきており、案外昨日の高値を抜くのは難しいかもしれない。

大豆は大豆粕、南米の天候次第の様相だが、南米の天候は向こう10日間ほど理想的な予報にて、しばらく大きな展開はない。大きな上げも、大きな下げも期待できない。安全をみるなら1月限490割れのセットバックからの買い、リスクを張るなら480割れまでの待ち。12月に入れば農家の売りがまじかに迫るというプレッシャーから相場の頭はやや抑えられるようになる。しかし農家は小金持ちにて、安値では売ってこないから大きなセットバックを期待してはいけない。 

コーンもしかり。受渡が近づき弱い場面が見られようが、過大な期待はできない。安値では農家は売ってくる理由もなければ、売らずとも困らない。12月限205を割ったら迷わずに買い。3月限はまだ待ち。キャリングが大きく、農家も今の売りではなく3月限での売りを待っている。したがい3月限は今の12月限の価格、210割れまでの断言はできないが、かならず落ちてくる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)