(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年11月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  207 1/4 - 07 3/4  207 3/4  204 3/4  205  -2 3/4  57166  -25942 
01 JAN  211 1/2 - 11 3/4  212 1/4  209 1/4  209 1/4  -3  2625  +187 
01 MAR  219 1/2 - 19 3/4  220  217 1/4  217 1/2  -2 3/4  233872  +9797 
01 MAY  227 1/2  228  225 1/4  225 1/2  -2 1/2  52159  +1636 
01 JUL  234 1/2 - 34 3/4  234 3/4  232 1/4  232 1/2  -2 3/4  57129  +1031 
01 SEP  241 - 41 1/2  241 1/2  239  239  -2 3/4  5662  +198 
            440698  -12955 

 

大豆     --- 高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  505 1/2 - 06 1/2  507  498  499 3/4  -1  75424  +2281 
01 MAR  514 1/2 - 15  515 3/4  506 3/4  508 1/2  -1  40326  -628 
01 MAY  522  523  513 3/4  515 3/4  -1  20663  -84 
01 JUL  527 1/2 - 28  530  520  522 1/2  -1 1/2  22540  +392 
01 AUG  528  530  521  522 1/2  -2  1121  +57 
01 SEP  529  529  523  523 1/2  -1 1/2  302  -3 
            166627  +2099 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  19020  +26  DEC  1438  -11  DEC  251 1/2  -4  109.90 - 111.17 
JAN  18870  +21  JAN  1464  -12  MAR  269 3/4  -3 1/2   
MAR  18610  +27  MAR  1506  -10  MAY  280 1/4  -3 1/2   
MAY  18280  +24  MAY  1546  -13  JUL  291 1/2  -2 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは受渡を前に引き続きファンドの売り、大豆は高値トライに失敗して売られる。

欧州委員会にて動物性飼料の全面使用禁止が提案された事から再度大豆粕に買いが集まった。月曜日の高値を抜き12月限、1月限は契約高値を更新するもファンドの買いがここから続かなかった。大豆も大豆粕同様ヨーロッパからの買いも期待できる事、中国の買いが2船確認された事、ユーロに対してドルが安かった事等が強い材料とみられるも、月曜日の高値の手前でファンドの買いが続かなかった。一方大豆油が契約安値を更新していたことも心理的な要因となり、終盤売り込まれて小安いレベルでの引けとなった。 

コーンは再度輸出不振、受渡の増加予想から終日安かった。またオーストラリア、フランスから格落ちの小麦が飼料用にまわりコーンと競合するというニュースも頭を抑えた。市場ではコーンの強い材料は、中国が輸出を諦めるような発言をすることくらいかと話題になるほど強い材料に欠いた。昨日ガルフで原油事故が起こりしばらく輸出港としての機能が果たされなくなる可能性も出ているが、本日のマーケットでは楽観視され特に弱い材料ともならなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン5,000コントラクトの売り越し、大豆200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

ガルフにて原油漏れ事故発生 

現地11月28日18:30頃、ミシシッピー川を航海中の’ウエストチェスター号’がエンジンルームにて爆発事故を起し、緊急碇泊しようとして錨を降ろそうとした際に操作ミスによりタンクに穴を開けてしまい原油を流出するという二次災害を引き起こした。流出した原油は55万ガロンに及ぶと考えられる。ニューオリンズで起こった原油流出規模としては過去最大の事故。この事故によりミシシッピー川9マイルから38マイルの地点での船の往来がすべて禁止された。全ての船はここを通過しなければ外洋には出られない。しかし夕方になり暫定処置として、中に入ってくる船だけが一定の制限のもと明日の9時まではとりあえず移動できることになった。その後どうなるかは明日にならなければわからない。事故処理の日数はまだ未定であるが、1週間程度かかるという説もある。輸出港としての正常業務に戻るまでにも2週間程度かかると見る人もいる。 

 

欧州委員会にて動物性飼料の前面使用禁止が提案される 

狂牛病対策を検討していた欧州委員会は現地29日、来年1月1日から6ヶ月間の期限付きながら動物性飼料の使用を全面禁止する事を提案した。これは12月4日の欧州農相理事会にて承認される見通し。ヨーロッパ全体にて昨年生産された動物性飼料は約300万トンにのぼると見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

昨日はベルトの65%に0.25-0.75インチの降雨が見られた。今週後半にも75%の範囲に0.25-1.0インチの降雨が予報されている。特に土壌水分が充分とはいえなかった西部ベルトには恵みとなる。 

ブラジル 

今後7日間から10日間は降雨システムに覆われベルト全体に毎日散発的な降雨がみられる。ただ作付を著しく遅らせるような激しい降雨は予報されていない。気温も平年並を予想。大豆の作付は例年より早いペースで進んできており、今週の降雨は大豆の初期発育には恵みとなる。 

アルゼンチン 

今後7日間に渡り総じてドライにて作付の進展が期待される。土壌水分は今の所潤沢であり、今回のドライは作付の進展を促すタイムリーな天気予報といえる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  11/21/00  11/21/00 
CORN  40  43 
BEANS  55  47 
OIL  11  17 
MEAL  74  65 
WHEAT  19  19 

大豆・大豆粕が一気に強気に転じていることが見て取れる。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

昨日まで12月限206は堅いサポートラインにて205を割れたら絶対に買いだとのたまわっていたトレーダーが、今日になって急に200-202を次のターゲットにしたいと言い出した。確かに今日の弱気一辺倒の相場を見れば弱気の虫が出てくるのもわからないではないが、アイデアを下げてばかりいたら一生買えない。確かに受渡の初日は相場が下がる事が多い。しかし寄付きで下げた後、値を戻して寄りの価格が短期的に安値になったケースも多い。明日も様子見と決め込むのではなく、明日の12月限は指値は入れておきたい。今週金曜日はもう12月1日となる。3月限のプライシングも考えて行かねばならない。今すぐプライシングを入れていくのであれば、215割れとなるができればもう少し下値を狙いたい。スタートは212-3辺り。3月限はやがて農家売りも出てきて、12月限の価格近くまで落ちてくる可能性がある。

大豆はしばらく様子見。大豆粕での強い材料は出尽した。ここは一旦セットバックを期待したい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)