(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月4日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  209 1/2  210 3/4  209  209 3/4  -1/4  19316  -6493 
01 JAN  213 - 12 3/4  213 3/4  212  212 3/4  -3/4  2641  +13 
01 MAR  220 1/4 - 20 1/2  221 1/2  219 1/2  220 1/4  -1 1/4  247096  +546 
01 MAY  228 1/4 - 28 1/2  229 1/2  227 1/2  228  -1 1/2  55821  +1403 
01 JUL  235 1/2 - 35 1/4  236 1/4  234 1/2  235  -1 1/2  57930  -130 
01 SEP  243 1/4 - 43  243 1/4  241 1/4  241 1/4  -1 1/2  6440  +145 
            422395  -4034 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  504 1/4 - 05  508  501  504 1/2  -3 1/2  75019  -98 
01 MAR  512 - 13  515 1/2  508 3/4  511 3/4  -4  41400  -264 
01 MAY  518 - 18 1/2  521 1/2  514 1/2  517 1/2  -4 3/4  23027  +800 
01 JUL  524 - 24 3/4  527 3/4  520 1/2  523 1/4  -4 1/2  25002  -779 
01 AUG  525 1/2  527  521 1/2  522 3/4  -4 3/4  1368  -8 
01 SEP  521 1/2  523  521 1/2  523  -3 1/2  620  -34 
            174091  -386 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  19090  -290  DEC  1498  +1  DEC  262  +1 3/4  110.55 - 111.23 
JAN  18910  -230  JAN  1523  -3  MAR  279 1/2  +1 3/4   
MAR  18560  -180  MAR  1563  -3  MAY  290  +1 3/4   
MAY  18160  -160  MAY  1605  -3  JUL  299 3/4  +2 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

ヨーロッパ農相理事会の結果が弱い材料。大豆・大豆粕を中心に売られる。

ヨーロッパ農相理事会にて、予定通り来年1月1日より半年間ミートボンミールの飼料用使用禁止がされたが、牛脂は含まれなかった事、魚粉の使用禁止も反芻動物の飼料に限られるとしたことから、「sell the fact」タイプの売りが先行した。 

大豆三品に失望売りが見られた。しかし、ヨ-ロッパの動物油脂の飼料用使用の禁止はフランス、ドイツでは個別に実施されると見られた事もあり、今までの上げを一気に取り崩すような下げにはならなかった。またブラジル大豆の作付はすでに90%近い数字となっており、良好な天候はもう相場に織り込まれており、しばらくはこれ以上の弱い材料とはならないとの見方もサポート要因とされた。 

コーンは大豆粕につられる形で下げた。また農務省筋からブラジルコーンの生産量が20%アップの3,894万トンになるとの見通しも頭を抑える原因となった。しかしながら、今朝の週間輸出検証高は予想以上であった事、中国コーンの国内価格が上昇しており輸出市場には出てきずらい事がサポートとなった。また今日からワシントンにて始っている日本とアメリカでのスターリンクの取り扱い手順にて、妥協点が見つかるという楽観論が日本のコーン買い付けを連想させ強い材料と捉えられていた。 

本日のファンドの動きは、コーン700コントラクトの売り越し、大豆1,600コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

週末の降雨は25%の範囲に0.25-0.5インチ。今週も金曜日まで散発的な降雨が予報されており、35%の範囲に0.25-0.75インチの予報となっている。気温は平年よりやや高目。コーンの作付と初期生育はいたって順調。 

ブラジル 

今週末まで前線の活動は活発。トータルではベルト全体の65%に0.25-1.5インチの降雨予報となっている。気温も平年並。大豆・コーンの作付と初期生育も順調。 

アルゼンチン 

今後7日間は総じてドライにて作付の進展が期待される。土壌水分は今の所潤沢であり、今回のドライは作付の進展を促すタイムリーな天気予報といえる。散発的な降雨が木曜と金曜に予報されている程度。気温も平年並にて問題は見られない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(11月17日-23日:千ブッシェル)

 

  発表数字  予想 
コーン  39,492  28-36 
大豆  22,077  26-35 
小麦  18,629  18-22 

コーンはやや強き、大豆は失望。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  11月28日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  34,199 LONG  57,890 LONG  
大豆  5,660 LONG  18,835 LONG 
大豆粕  24,124 LONG  32,875 LONG 
大豆油  17,075 SHORT  11,863 SHORT 

大豆、大豆粕は予想よりもロングが少なくやや強い材料。コーンは予想よりロングが多く逆にやや弱い材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

大豆は搾油マージンが3年振りという高値になっており、買われ易い地合いになっている。農家売りが年内は期待できない事、南米の順調な作付はすでに相場に織り込まれている事からセットバックも多くは期待できない。大豆粕のファンドネットロングが市場最高のレベルとなっており、ヨーロッパから具体的な輸出成約が引き続いて表に出てこなければ、大きく値を戻す可能性はある。それにつられる形での下げが期待できる程度ではないか。

来週火曜日の需給報告でも、好調な搾油高と輸出高を反映して期末在庫を下方修正するというのが専らのアイデア。過度のセットバックは段々期待できなくなってきていることを頭に入れておきたい。 

コーンは日本向け輸出検証高で5年平均より9%、輸出成約高で22%も遅れている。これは全てスターリンクに原因があり、今週のワシントンでの会談が大きな注目となる。もし妥協点が見つかり日本がすぐに買いに入るようなことになれば、売り物が少ない相場の中、一段高となる可能性もある。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)