(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月5日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  209 - 09 1/4  209 1/2  207 3/4  209 1/4  -1/2  16011  -3305 
01 JAN  211 1/2  212 1/2  210 3/4  212  -3/4  2681  +40 
01 MAR  218 3/4 - 19 1/4  220 1/4  217 3/4  220  -1/4  246920  -176 
01 MAY  226 3/4 - 27 1/4  228 1/4  226  228  +0  56340  +519 
01 JUL  233 1/2 - 33 3/4  235 1/4  232 3/4  235  +0  57640  -290 
01 SEP  241  242  240  241   +0  6402  -38 
            419288  -3107 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  499 1/2 - 501  501 3/4  498 1/4  500 3/4  -3 3/4  72999  -2020 
01 MAR  506 1/2 - 07  509 3/4  505 3/4  508 1/4  -3 1/2  42405  +1005 
01 MAY  512 1/2 - 13 1/2  515 1/2  511 3/4  515 1/4  -2 1/4  22772  -255 
01 JUL  519  521 1/4  517 1/2  520 3/4  -2 1/2  25610  +608 
01 AUG  519  521  518  522   -2 1/4  1382  +14 
01 SEP  520  522  518  523 1/2  -1  613  -7 
            174093  +2 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  19010  -80  DEC  1478  -20  DEC  259 1/4  -2 3/4  110.64 - 111.05 
JAN  18730  -180  JAN  1497  -26  MAR  277 1/4  -2 1/4   
MAR  18410  -150  MAR  1536  -27  MAY  288  -2 
MAY  18040  -120  MAY  1577  -28  JUL  298  -1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

昨日に引き続き、ヨーロッパの「sell the fact」からの売りが先行。

ヨーロッパでの牛脂、魚粉の使用禁止が見送られた事が本日も相場要因となった。 

ヨーロッパで動物性油脂の代替として一番期待されていたのはパーム油であったが、これが失望からマレーシアで大きく下げた事が大豆油他を引っ張った。また昨夜はヨーロッパ向けの具体的な商談が何も出て来なかった事も大豆・大豆粕には弱い材料となった。 

コーンは来週に近づいた需給報告にて、輸出数量の下方修正がされるとの噂がファンドのポジション調整を呼んだ。今日から中西部を襲っている寒波は本来飼料用需要の喚起、冬小麦の発芽の遅れという強材料にされるはずであるが、外部要因としてCRBインデックスが大きく下げていたこともあり、沈滞ムードの相場では話題にはならなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,200コントラクトの売り越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

今週も土曜日までに散発的な降雨が予報されており、30%の範囲に0.25-0.75インチの予報となっている。気温は平年よりやや高目。コーンの作付と初期生育は順調。 

ブラジル 

来週半ばまで前線の活動は活発。今週前半の降雨の中心は南部、後半は北部。来週前半はまた南部と全体にくまなく降雨予報がでている。トータルではベルト全体の65%に0.25-1.5インチの降雨予報となっている。気温も平年並。大豆・コーンの作付と初期生育も順調。 

アルゼンチン 

今後7日間は総じてドライにて作付の進展が期待される。土壌水分は今の所潤沢であり、今回のドライは作付の進展を促すタイムリーな天気予報といえる。気温も平年並。ただ南部1/4の地域にてやや土壌水分の不足を懸念する声が聞かれ始めている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  11月28日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  22.6  -1.6  25.7  0.7  1,373.0  1,421.3 
2000crop  556.3  43.5  0.0  unch  106.7  663.0 

- 大豆 - 

  11月28日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  4.0  -0.3  9.9  0.1  272.9  286.8 
2000crop  187.2  7.0  0.0  unch  35.1  222.3 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  12月1日  前週  前年同期 
コーン  7,010  6,865  NA 
大豆  4,230  4,179  NA 
小麦  38,085  38,165  36,768 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

相場に沈滞ムードが漂っている。ダウジョーンズの上げなど外部要因はサポーティブではあるが、取引量も少なくしばらくは調整局面が続きそうだ。今までの上げが大きかったこともありこの程度の調整は予想される範囲といえる。過大なセットバックが期待できる地合いではないゆえ、年内に買わなければいけないポーションはここしばらくが買いチャンス。

来週火曜日の需給報告は、コーンでは輸出数量の下方修正がなされるという意見が強い。輸出商談も低調であり、需給報告までファンドのポジション調整からの売りが期待される。ただワシントンでの農水とUSDAの会談結果次第では、輸出商談が再開される可能性があり注目される。今の所具体的な話は聞こえてこない。 

大豆粕のファンドポジションが大きい事も目先の弱い材料と考えているが、ガチガチの強き意見を持つ人は変った見方をしている。通常ファンドはフューチャーで作ったポジションをヘッジする意味でオプションを使うことが多い。大豆・コーンのようにフューチャーでの大きなネットロングが、オプションを入れるとロングが減少しているのが典型。ところが大豆粕はオプションを入れてもファンドのネットロングが殆ど変らない。これはファンドがロングからの戦略でかためているからと見るのが強き意見。個人的には需給報告を前にポジション調整からの売りが先行すると考えているが。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)