(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月8日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  205 1/4 - 05  209 3/4  204 1/2  209 1/4  + 4 1/4  7953  -4216 
01 JAN  207 3/4 - 7 1/2  211  207  210 3/4  + 3 1/2  2816  -88 
01 MAR  214 3/4 - 14 1/24  219 1/2  214 1/4  218 3/4  + 4  252616  +6932 
01 MAY  222 1/2 - 22 1/4  227 1/2  222 1/4  226 3/4  +4  59245  +1968 
01 JUL  230 - 29 3/4  235  229 3/4  234 3/4  +4 1/2  58470  +499 
01 SEP  238 37 3/4  241 3/4  237 1/4  241 1/2  + 4 1/4  6931  +490 
            422677  +6476 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  502 - 02 1/2  512  501 1/2  511 1/2  +8 1/2  74065  +1187 
01 MAR  510 - 09  519 1/2  509  519  +8 1/4  46956  +2574 
01 MAY  515 1/2 - 15  524 1/2  515  524  +7 3/4  22880  +278 
01 JUL  521 - 20  529 1/2  520  529  +7 1/2  26453  +24 
01 AUG  522 1/2  529  522 1/2  528 1/2  +6 1/2  1313  -33 
01 SEP  524 1/2  526 1/2  523  526 1/2  +4 1/2  604  -1 
            181371  +4156 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  18910  +150  DEC  1495  +16  DEC  257 1/2  +2 3/4  111.06 - 111.40 
JAN  18810  +220  JAN  1520  +19  MAR  273 1/2  +34   
MAR  18590  +260  MAR  1560  +19  MAY  284 1/4  +2 3/4   
MAY  18320  +290  MAY  1599  +16  JUL  294 3/4  +3 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

中国コーン輸出に「?」

コーンにおいては、昨日話題となった中国産コーンの輸出テンダーが価格が織りあわず成約に至らなかったことを理由に、「中国の輸出市場継続参入姿勢の表れか?」という懸念に対して市場で疑問が湧き上がったことが直接の買われた要因。韓国大手バイヤーが中国産コーン購入をせず、減産国オプション付き輸入成約を行ったことも、買い意欲を後押しした。下げが続いた相場に、10/12の需給報告を前にした調整が入ったとも言われた。しかしながら、本日投機筋は明確な売り方。相場上昇は終盤であったのだが、その時点のみ売り物が少なかったために、急上昇につながったと見られる。 

大豆は、昨日買い持ち整理に動いた投機筋が一転、本日は強烈に買い持ちポジションを再構築した。特筆すべきファンダメンタルズ要因は無かったが、コーンに刺激されテクニカルに買いやすくなり、買い方に投機筋が殺到した。EUが6ヶ月の動物性飼料禁止期間を延長するかどうかはまだ未決定だが、ドイツ首相の延長支援発言や、ハンガリーでも禁止が決定されたことなどのニュースが、買いの手を安心させ、特に終盤の相場上昇は印象的であった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの売り越し、大豆4,400コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

11月のサマリー。11月の降雨量はほぼ平年並、気温はやや低めであった。特に作付には問題なく推移した次第。今後は来週の火曜日までに全体の85%に0.5-2.0インチの降雨予報となっている。更に土壌水分が保管され、コーンの初期生育には恵みとなる。 

ブラジル 

来週にかけて、北部ベルトは引き続き散発的な降雨に恵まれるが、中部南部はドライパターンとなる。この地域にまとまった降雨が見られるのは来週後半以降。大豆・コーンの作付と初期生育は順調。 

アルゼンチン 

11月後半からのドライで平均的な気温パターンが続いている。今後10日間も引き続きドライパターンが予報されており、作付には恵みになる。土壌水分は潤沢にて、12月中旬までドライでも心配はない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ)

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  12月5日現在  事前予想 
とうもろこし  55,040 LONG  53,000 LONG  
大豆  19,783 LONG  20,500 LONG 
大豆粕  34,439 LONG  34,600 LONG 
大豆油  6,784 SHORT  7,800 SHORT 

ほぼ予想通りにて、インパクトはない。 

 

2)ブラジル大豆作付進捗(サフラス発表) 

 

12/8現在  昨年同時期  平均 
93%  85%  85% 

順調な作付進捗にてやや弱い材料。アルゼンチンの作付進捗につき、トレーダー筋では70%程になっていると言われている。 

 

本日のトーメンの意見

 

木曜日は予想外の大きな輸出成約数量となり強気予想であったのに下げて終えた。本日は相場の流れが弱気唱えであったにもかかわらず、抵抗線であった1月限510を上回って大幅に上げての引けとなった。話をしたアナリストも昨日と今日の相場は全く予想外であったといい、困惑しているようだ。レンジ相場が続いて大きなポジションが取れずにじれていたファンドには、抵抗線であった510を上回って引けた事は買い材料と見られているが、月曜日の相場をみてから判断したい。本日より少しでも上げて引けた場合、需給報を前にしてファンドの強い買い上げ姿勢が確認された事になる。

コーンはファンドがポジション調整の売りを入れたにもかかわらずコマーシャルの買いが大きく上回った。買い遅れ気味になっている実需筋の姿が反映されており、下値も差程ないという印象を受ける。しかしコーンも大豆同様、この2日間はアナリストも予想していなかった動きであり、需給報告前の月曜日の動きをよく見極めたい。コマーシャル主導とはいえ、もし月曜日に上げて引けた場合は買い意欲旺盛な相場になる可能性がある。(N) 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)