(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月14日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
00 DEC  209 1/4 - 10  211  209 1/4  210 1/2  +3  2230  -1626 
01 JAN  211 1/4 - 11 3/4  212 1/4  210 1/2  210 1/2  +1  3560  +316 
01 MAR  219 - 19 1/2  220 1/2  218 1/4  218 1/2  +1  239334  -716 
01 MAY  227 - 27 1/4  228 1/2  226 1/2  226 1/2  +1  61057  +1113 
01 JUL  235  236  234 1/4  234 1/4  +3/4  59584  +596 
01 SEP  242 1/2 - 42 3/4  243 1/2  241 3/4  241 3/4  +1 1/4  7231  +39 
            409336  -215 

 

大豆     --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  510 - 10 1/2  511  503 1/2  504 1/4  -2 1/4  70046  -2172 
01 MAR  519 1/2 - 20 1/2  520 1/2  513  513 3/4  -2 1/2  52993  +1688 
01 MAY  525 - 25 1/2  525 1/2  519  520 1/4  -1 3/4  23431  +742 
01 JUL  530 - 31  531   524 3/4  525 1/4  -2 1/4  27990  +235 
01 AUG  530  530  524 1/2  524 3/4  -1 3/4  1429  +3 
01 SEP  523 1/2  524 1/2  521 1/2  521 1/2  -1/2  576  +1 
            186793  +918 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
DEC  19050  -390  DEC  1474  -1  DEC  253  -2  112.16 - 112.45 
JAN  18930  -40  JAN  1498  +4  MAR  268  -2 1/4   
MAR  18590  -30  MAR  1537  +2  MAY  279  -2   
MAY  18230  -20  MAY  1577  -1  JUL  289 1/4  -2 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

輸出好調も、買い続けられず。

コーン・大豆ともに週間輸出成約高は好調を示し、高値取引が予想されたが、勢い続かず終了した。 

コーンの輸出成約は高い事前予想をさらに上回る130万トン台。その約半分を日本向けが占めていたため、「日米スターリンク問題解決に目処がついたに違いない。」との読みにつながった。さらに、コーン輸出入札を今週行うと見込まれていた中国が突然取りやめの意向を示し、国内インフラを改善するのが先決、との謎のコメントを発表したことで、序盤は買い意欲が目立つ相場であった。しかし、小麦・大豆の軟調により次第に勢いが削がれ、また、スペイン・ポルトガルがブラジル産コーンを買い成約し、日本までもブラジル産購入を検討しているとの噂が流れ、今朝形成された「好調輸出高」「スターリンク解決」の期待にどちらも疑問符がつき、勢いを失っていった。 

大豆も輸出成約は予想の上限。大豆粕成約も年度最高と予想以上。しかし、典型的な「事実売り」のパターンになり、序盤の上昇が様相を変えるまでにそう時間を要さなかった。EU中心の買いは、市場ではすでに中立的材料になっており、新規買い材料無しには買い進みにくいとの投機筋の見方があったようだ。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの買い越し、大豆1,500コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

南アフリカ

前線の活動は活発にて、月曜日までに45%の範囲で0.25-1.0インチの降雨予報となっている。気温も平年よりやや高目にてコーンの初期生育には恵まれた環境となっている。 

ブラジル 

理想的な天候が続いており、来週末までベルト全体に問題ない天候予報となっている。気温は平年並(27-34C)。前線の活動も活発にてタイムリーな降雨が全体に見られる。 

アルゼンチン 

前線の到来が一日遅れたが、今日明日と前線が南から北へと通過する。これに伴いベルト全体の80%に0.4-1.5インチの降雨予報となっている。来週半ばにも次の前線到来が予報されている。気温は平年より高目(最高気温が華氏90度半ば)となっているが、問題となるほどではない。総じて穀物の生育は順調。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(12/7の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  1,311.8  0.0  19,617.3  22,629.3  6,663.7  0.0 
大豆  947.6  0.0  15,325.0  14,036.4  5,886.2  30.0 
小麦  482.8  0.0  17,512.8  18,208.6  3,230.3  6.5 
大豆粕  267.1  0.0  2,201.3  2,627.9  1,161.8  0.0 
大豆油  6.6  0.0  118.2  179.7  83.2  0.0 

コーン・大豆とも予想以上、大豆粕も今年度最高の成約高となりサポート要因となった。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  794.4  1,015.4  12,953.6  14,277.9  57,790 
大豆  896.8  796.1  9,438.8  9,152.5  25,860 
小麦  710.2  481.8  14,282.5  14,357.9  29,940 
大豆粕  116.3  88.8  1,039.5  1,324.3  6,440 
大豆油  16.2  7.4  35.0  109.4  750 

 

 

本日のトーメンの意見

 

意見は変らず。目先は軟調、その後は堅調を予想。チャートパターンも弱い相場の兆しを見せてきた。何度も上値をトライしては跳ね返されており、天井を作っている。大豆1月限490・コーン3月限213程度までの戻りは充分可能と考える。ただそこからは買い下がり。南米の豊作も徐々に織り込みつつあり、下値チャンスは少ない。もし何かがあれば、今の大きな需要、潤沢とは言えない期末在庫率から上値リスクの方がはるかに大きい。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)