(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月19日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  214 3/4 - 15  218 1/2  214 3/4  218 1/2  +3  3964  -804 
01 MAR  222 1/2 - 23   226  222  225 3/4  +2 1/2  233898  -4118 
01 MAY  230 1/4 - 30 1/2  233 3/4  230  233 1/2  +2 1/4  64305  +2482 
01 JUL  238 1/2 - 38 3/4   241 1/2  237 3/4  241 1/4  +2  61115  +128 
01 SEP  245 3/4  248 1/2  245 3/4  248 1/4  +2  7311  -72 
01 NOV               
            409306  -737 

 

大豆     --- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  507 1/2 - 08 1/2  512  506 1/2  511 3/4  +2  53638  -5801 
01 MAR  517 1/2 - 18 1/2  522 1/2  516 3/4  522  +2  59756  +4653 
01 MAY  524  528 3/4  523 1/2  528 1/2  +2 3/4  24347  +551 
01 JUL  530  534  528 1/2  533 3/4  +2  2837  +294 
01 AUG  529  533  529  533  +2  1481  +85 
01 SEP  525  527 1/2  525  527 1/2  +1 1/2  599  -4 
            178823  -67 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19230  +40  JAN  1521  +8  MAR  272 1/2  +3 3/4  112.25 - 112.74 
MAR  19060  +150  MAR  1558  +6  MAY  283 1/2  +4   
MAY  18660  +110  MAY  1597  +4  JUL  293 3/4  +4 1/4   
JUL  18450  +110  JUL  1638  +5  SEP  303 1/2  +4   

 

 

本日の相場の動き

 

中西部の厳しい冬。

産地に引き続く低気温、大量の積雪が穀物相場全体を支援した。 

例年よりかなり早い時期の河川凍結(イリノイ川上流、ミシシッピ川上流)による艀航行停滞が現物不足感を加速、急騰する現物価格が定期相場に転移した。その他、低気温が飼料需要増加期待が台頭させ、また、冬小麦生育に悪影響を与え始めたことなどから、小麦を筆頭に穀物相場全体が買われた。 

水分不足による発芽率低下が懸念されていたアルゼンチン南西部で来週雨の予報となったことから、序盤こそコーン・大豆ともに安値展開であったが、現物の動きの鈍さが相場を長くは安値圏に置いておかなかった。コーンは中国が再び輸出姿勢を示しているという噂が流れたが、一方で中国南部向けの輸入の引き合いが近々あるという情報もあり、そこからは方向性をつかみかねた。 

本日のファンドの動きは、コーン5,500コントラクトの買い越し、大豆1,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

今後木曜日まで、現在降っている北部での雨は続く。その後、降雨の範囲は南部に広がり、今週後半には50%の地域に雨。土壌水分はコーン・大豆の生育に十分であり、国内に乾燥しているところは見当たらない。 

 

アルゼンチン 

本日も雨は北部と東部のみであり、これは木曜日まで続く。問題の南西部の乾燥は今週中続くが、来週は雨の公算が大きい。来週の雨は、南部三分の一のコーン、南部四分の一の大豆の生育に重要な意味を持つ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

主要な報告は無し。

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月限なら210台。 

目先はまだまだ上値の余地がある。上げの主要因となっている現物不足と低気温により、3月限なら230を今週中に越しても全く不思議はない。しかし、この動きは短期の可能性は高い。現物不足は早晩解消される。 

その現物不足だが、不足している理由は物理的、節税目的、価格的の3つある。言うまでもなく、物理的なものは、降雪と河川凍結。節税は、12月中の売上による年内納税を避ける傾向にあること。ようやくワシントンへ入りを果たしたブッシュ氏が、昨日早速大型減税方針をぶち上げた。もちろんこれは来年以降の話であり、節税理由がもう一つ増えたと言ってよい。価格的には農家は高騰中はさらなる上げを期待する傾向にあることである。 

まず節税目的から見れば、現物不足は来月には緩和される。農家売りは確実に遅れており、売り圧力は少なくない。価格的には、農家の多くは収穫期に多額のLDPを入手しており、ほぼLDPがゼロになった現在の現物価格が年末にかけてもっと上昇していれば、売り始めるには魅力的なレベルになっているはず。物理的なものは天候次第ではある。寒気は今後10日間程度は継続するとの予報だが、その後はやや緩む。積雪さえ少なくなれば、陸上輸送は改善される。現物売りの大波は、短期に上げた相場を短期で冷やすことになる。 

相場は大きく上げて、大きく下げる。 ( F ) 

 

(大豆) 

大豆粕堅調は中長期に続くが、大豆堅調はそれほど長くはない。 

現物不足による上昇は、まだしばらく続く。ただ、大豆相場は搾油量減少から構造的に強くなれない。( F ) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)