(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月27日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  218  220 1/2  217  220 1/4  +1/4  2315  -262 
01 MAR  225 1/2 - 26  229 1/2  224 1/2  228 3/4  +2  230490  +1725 
01 MAY  233 1/2 - 33 3/4  237 1/2  232 1/2  237  +2 1/2  66616  +1099 
01 JUL  240 1/2 - 40 3/4  244  239 3/4  243 1/2  +1 3/4  60553  +56 
01 SEP  248  250  247 1/4  250  +1 1/2  7686  +156 
01 DEC  257 - 57 1/4  260  256 1/2  259 3/4  +0  38226  +261 
            409088  +3060 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  496 1/2 - 99  500  496  498 1/2  -6 3/4  27547  -5735 
01 MAR  505 - 06 1/2  509 1/2  505  508 3/4  -3 1/4  79131  +3817 
01 MAY  513 - 14  517 1/2  513  517  -3  24255  -181 
01 JUL  518 -20  523  518  522 1/2  -3  28696  -59 
01 AUG  518 1/2 - 19 1/4  522  518  521 1/2  -3 1/2  1512  -14 
01 SEP  515  518  515  518  -5  600   
            173063  -2084 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19280  -180  JAN  1461  -18  MAR  272 3/4  -1 3/4  113.90 - 114.32 
MAR  18870  -160  MAR  1496  -8  MAY  283 3/4  -1 3/4   
MAY  18450  -50  MAY  1538  -5  JUL  292 3/4  -2 3/4   
JUL  18240  -70  JUL  1578  +2  SEP  302 3/4  -2 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆安相場、終盤突然コーン高。

コーンは、大豆の下げ圧力にさらされながらも、最終局面で商業筋・投機筋の買いが集まり、あっと言うまにそれまでの安値圏を脱した。CRB指数の低下、アルゼンチンの雨、大豆・大豆粕の下げにより、開始後終盤に入るまで安値圏を余儀なくされてはいたが、その間着実にプライシングタイプの買いが売り注文を消化していた。売り注文が不足した終盤、現物価格上昇継続に絡む商業筋の買いがついに売り注文量を凌駕し、一気に値を上げ、それに投機筋が飛びつく形で、一日の最高値圏での引けを演出した。 

大豆は、アルゼンチンのドライ地域が減少したことから、アルゼンチン・ブラジルの高生産量に対する懸念が再び台頭。昨日から続く1月限受渡し不安からの売り注文も激しく、1月限の下落が他限月を引っ張った。現物価格高騰からの商業筋の買いが最終局面で下げ幅を削った。 

本日のファンドの動きは、コーン5,200コントラクトの買い越し、大豆4,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日は25%の範囲に0.1-1.0インチの降雨が見られた。今後5日間も75%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が予報されている。気温は平年並にて、今の所穀物の生育は順調。 

アルゼンチン 

昨日ドライが懸念されていたブエノスアイレス地方に数週間振りにまとまった降雨が見られた。降雨量は0.5-2.0インチ。しかし同様にドライが懸念されているラパンパ地方には依然として降雨がない。南部のドライ懸念は現在コーンの40%、大豆の25%の地域に及んでいると考えられる。来週前半まではドライ予報にて、次の降雨は来週火曜日。ただこの前線はまとまった降雨にはならない見込み。気温は平年並。南部にもう少しまとまった降雨が欲しい所。 

アメリカ中西部 

少なくとも今後5日間は寒気が続く。中西部、デルタ地域の最低気温はマイナス18℃からマイナス7℃。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  12月22日  前週  前年同期 
コーン  7,547  6,892  NA 
大豆  3,760  4,079  NA 
小麦  37,598  37,543  36,180 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月限210台前半。 

本日は投機筋の買い越し量が目立ったが、取引開始後しばらくは売り方であった投機筋を反転させた原動力は、現物高騰に裏打ちされた商業筋の買いである。もちろん、現物高騰の理由は需要の大きさではなく、供給不安である。まだ数日この傾向が収束する兆候は、天気予報からも見えない。しかし、夏場の天候をベースにした需給論とは違い、今回の現物価格上昇は期間限定的物流問題に起因するものであり、中長期の需給関係に大きな影響を及ぼすものではない。仮にしばらく寒気が緩まず現物高騰が続いたとしても、定期相場に対する影響は性質的に長く続かない。さらに、1月に入って納税期を考慮する必要がなくなったときの現物価格高騰は農家売りを刺激する。3月限コーンのターゲットは210台前半。( F ) 

 

(大豆) 

3月限のサポートラインは504近辺。今日の下値トライは跳ね返されたが、来週以降の中西部の天候の回復、南米からのプレッシャー、等を理由に農家売りが期待できる。次のサポートライン493辺りまでの戻りは充分あると思っている。また年が明ければ来年の作付も話題となってくる。今の価格から言われているのには、まだ大豆にメリットが大きいという事。大豆は作付面積の増加が言われているばかりではなく、17年振りにコーンの作付面積を上回るという話も聞こえて来る。中期的には上昇トレンドを想定しながらも、その前に一度は買い場が出てくる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)