(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2000年12月29日

 

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN    225  222  226 3/4  +2 1/4  1247  -597 
01 MAR  229 - 29 1/2  232  229   231 3/4  +1 1/2  244141  +12391 
01 MAY  236 3/4 - 37  239 3/4  236 3/4  239 1/2  +1 3/4  70079  +2570 
01 JUL  244 - 44 1/4  246 3/4  244   246 1/4  +1 1/4  61033  +311 
01 SEP  251 1/4  253 1/2  251 1/4  253 1/4  +2 1/4   8534  +471 
01 DEC  260 - 259 3/4  262  259 1/2  261 3/4  +1 1/4  41637  +2222 
            430263  +17492 

 

大豆     --- やや高寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  499 - 98 1/2  500 3/4  498  499 1/2  +2  11603  -7077 
01 MAR  510 - 09  510 1/2  507 3/4  509 3/4  +1 1/2  88106  +4929 
01 MAY  516 1/2 - 17  517 1/2  514 3/4  516 3/4  +1 1/4  24373  +55 
01 JUL  523 1/2 - 22  523 3/4  520 1/2  523  +2  27723  -202 
01 AUG    522  520  522  +2 1/4  1641  +194 
01 SEP  516  516  513 1/2  515  +1  609  +4 
            166186  -1662 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19540  +140  JAN  1453  0  MAR  279 1/2  +7 3/4   
MAR  18960  +10  MAR  1486  -3  MAY  290 1/4  +7 1/4   
MAY  18460  0  MAY  1527  -4  JUL  300 1/2  +7 3/4   
JUL  18200  -40  JUL  1567  -5  SEP  310 1/4  +7 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

静かに大引け。

コーンは週間輸出成約報告にもインパクト少なく、昨日までの投機買いの余韻と終盤突然の小麦上伸が相場を作った。材料としては、中西部の寒波による飼料需要増期待と現物不足、そしてアルゼンチン南西部に継続する土壌水分不足、昨日のスパークス生産量、という従来のものであった。取引量は少なく、中国の動向、北米・南米の天候という相場波乱要因を来年に持ち越すだけに、市場参加者も動きにくいせいか、値幅は限られた。 

大豆は、予想を大幅に上回る百万トン以上の週間輸出報告がでたものの、相場に十分な刺激を与えられず、序盤と終盤のやや高推移に役立っただけであった。センサスの月間搾油報告は搾油量が微減となったが、材料視されなかった。終盤の小麦の突然の上伸にそれまで安値で推移していた相場は高値まで持ち直したが、大豆相場自体には投機筋の買いも限られ、上値も大きく伸びることなく本年の取引を終了した。 

本日のファンドの動きは、コーン6,000コントラクトの買い越し、大豆400コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

降雨は継続しており、今後5日間は同様と見られる。この週末は75%の範囲に雨がありそうだ。土壌水分は十分過ぎるほどであり、来月の生育は好環境で迎えることになる。 

アルゼンチン 

北部4分の1では雷雨となったが、範囲は15%にしか過ぎない。ドライになっている南西部の状況は変わらず、来週は後半に雨の予報があるが、前半に平年以上の気温が予報されるため、ストレスは大きくなると見られる。 

アメリカ中西部 

来週の冷え込みは当初予報よりは緩んできている。しかし平年よりも低い気温予報には変りはない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(12/21の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  787.6  0.0  21,366.8  24,411.1  6,547.2  0.0 
大豆  1,087.1  0.0  16,958.2  15,026.6  6,610.1  30.0 
小麦  379.2  0.0  18,385.9  19,207.5  3,259.7  6.5 
大豆粕  171.2  0.0  2,590.4  2,832.6  1,276.2  0.0 
大豆油  25.7  0.0  160.9  197.3  88.5  0.0 

大豆が百万トンを越えたことは予想外。コーンはやや弱材料。 

 

2)センサス大豆搾油報告 

 

  11月  10月  11月(昨年) 
搾油量  4,304,999  4,466,940  4,282,828 
工場在庫  4,959,208  5,383,381  4,341,090 
粕生産量  3,205,627  3,315,634  3,154,600 
粕在庫  315,070  280,460  396,593 
皮生産量  235,619  252,091  245,342 
皮在庫  29,295  36,943  63,600 
粕・皮在庫  344,365  317,403  460,193 
油生産量  1,594,198  1,671,013  1,597,019 
油在庫  1,045,532  1,039,204  789,459 

搾油量減少幅が小さく、中立的内容。 

 

本日のトーメンの意見

 

一般的に言って、今年の穀物相場は豊作期待台頭で下降線を描いた前半、需給逼迫感台頭で急回復した後半、と言うことができる。本日の穀物取引も高値のうちに幕を閉じたが、様々な不安定要因を残して本年の穀物取引は終了した。コーン・大豆相場の建て玉量と投機筋の買い越しは膨大なまま。中国のWTO加盟も絡むコーン輸出姿勢はどうなるのか。今後の狂牛病禍の動向は沈静に向かうのか拡大するのか。肥料高騰とアルゼンチンの現在の水分不足でも、南米は豊作なのか。そして、翳りを見せ始めた米国景気。これらの要因は、それぞれ来年早々の相場を大幅に上下させることができる力を秘めている。極度に高い緊張を持続したまま越年した穀物相場は、21世紀に波乱の幕開けとなるのか。( F )

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)