(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月2日

明けましておめでとうございます。今年が皆様にとって良い年でありますようにお祈り致します。

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  224  224  220  220 3/4  -4  929  -318 
01 MAR  232 - 31  232  226 3/4  227 1/4  -4 1/2  245497  +1356 
01 MAY  239 1/2 - 39  239 3/4  234 3/4  235  -4 1/2  71501  +1422 
01 JUL  246 1/2 - 47  247  241 3/4  242  -4 1/4  61898  +865 
01 SEP  254 - 53 3/4  254  249  249  -4 1/4  8381  -153 
01 DEC  262 - 61 1/2  262  257 3/4  258 1/4  -3 1/2  42416  +779 
            434485  +4222 

 

大豆     --- ほぼ変らずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  500  500   494 1/2  495  -4 1/2  9112  -2491 
01 MAR  510 - 09  510  503 1/2  504 1/2  -5 1/4  87901  -205 
01 MAY  517 1/2 - 17  517 1/2  511 1/2  512 1/4  -4 1/2  24258  -115 
01 JUL  523 - 23 1/2  523 1/2  518  518 1/4  -4 3/4  27663  -60 
01 AUG  521  517  517  517  -5  1628  -13 
01 SEP  514  514  511  512  -3  625  +16 
            163269  -2917 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19200  -340  JAN  1453  0  MAR  276 1/4  -3 1/4  114.27-114.89 
MAR  18700  -260  MAR  1485  -1  MAY  287 3/4  -2 1/2   
MAY  18340  -120  MAY  1527  0  JUL  297 3/4  -2 3/4   
JUL  18180  -20  JUL  1566  -1  SEP  307 1/4  -3   

 

 

本日の相場の動き

 

ファンド売りから値を下げる。

薄商いの中、強い材料もなく最近の買われ過ぎ感に嫌気をさしたファンド売りが先行した。南米の天候はアルゼンチンではドライの懸念がでているものの、ブラジルが理想的な状況となっており相殺されてニュートラル。寄り付きは静かだった。 

本日の主役はコーン。寄付きで先週からの高値が抜けなかった事、農家売りが平均以上に見られたことが雰囲気を弱気に変えつつあった。それを決定付けたのが週間輸出検証高。予想を大きく下回る数字にファンドが売りを浴びせ、本日の相場の方向が決った。 

大豆もコーンにつられて下げた。特にコーン同様、買われ過ぎ感の強かった大豆粕の期近がファンドの標的となり大豆3品を引っ張った。ナスダック、ダウジョーンズ、CRBインデックスが下げていた事も心理的な下げ要因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,000コントラクトの売り越し、大豆1,200コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

引き続き前線の活動は活発。週末の降雨は85%の範囲に0.5-2.5インチ、今週も65%の範囲に0.25-1.25インチと降雨に恵まれる。穀物の生育は申し分ない。 

アルゼンチン 

週末はドライ。この2日間は最高気温も90度台となっており、特に土壌水分が不足気味の南部地帯ではストレスが出始めている。今週もドライ予報にて、次の降雨は週末。60%の範囲に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。このシステムが南部地域を通過するかどうかが注目される。 

アメリカ中西部 

明日以降気温の上昇が予報され、平年並から平年並以上となりそう。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)1月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  92  12月18日 
大豆  579  12月7日 
大豆粕  0   
大豆油  971  12月13日 

特に材料視されなかった。 

 

2)輸出検証高(12月22日-28日:千ブッシェル) 

 

  発表数字  予想 
コーン  15,066  32-38 
大豆  18,905  16-22 
小麦  21,014  14-18 

コーンは失望、大豆はニュートラル。 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  12月26日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  35,171 LONG  68,960 LONG  
大豆  13,112 LONG  19,422 LONG 
大豆粕  32,515 LONG  30,578 LONG 
大豆油  19,413 SHORT  10,782 SHORT 

コーンはやや強気、大豆はやや弱気材料と考えられている。 

 

4)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  12月26日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.0   unch  1,730.0   1,775.1 
1999crop  12.6  -1.3  28.4  0.3  1,380.3  1,421.3 
2000crop  718.6  30.6  0.0  unch  171.5  890.1 

- 大豆 - 

  12月26日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  2.5  -0.2  10.5  0.1  273.8  286.8 
2000crop  177.7  -4.5  0.0  unch  79.8  257.5 

ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

1月の最終需給報告ではコーン、大豆ともに生産量・期末在庫の下方修正が見込まれている。従い相場の上昇を唱える声が大きい。大筋では賛成であるが、まだ安値のチャンスは残されていると思う。ファンドのロングが大きく、農家の売りもまだ遅いためなにがしらのきっかけがあれば下値に向う可能性はかなりある。それは南米のコーン・大豆の豊作であったり、中国のコーンの輸出政策であったりするかもしれない。またIT関連の株も値を下げており、株価の下落→追証の必要→穀物相場のロングの手仕舞いというシナリオも考えられる。今年は欧米の景気も見通しは不透明であり、案外株価等外部要因に穀物相場も大きく左右させられる年になるかもしれない。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)