(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月3日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  220 1/4  223 1/2  220  223 1/2  +2 3/4  716  -318 
01 MAR  226 1/2 - 26 3/4  230 3/4  226 1/2  230  +2 3/4  247644  +1356 
01 MAY  234 1/2  238 1/4  234 1/4  237 1/2  +2 1/2  73631  +1422 
01 JUL  241 1/2 - 41 3/4  245 3/4  241 1/4  245  +3  63411  +865 
01 SEP  248 3/4 - 49  252 1/4  248 3/4  251 1/2  +2 1/2  8687  -153 
01 DEC  257 1/2 - 57 3/4  261 1/2  257 1/2  261  +0  42927  +779 
            441230  +6745 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  492 1/2 - 93  498 1/2  492 1/2  497 1/4  +2 1/4  7258  -1854 
01 MAR  502 - 03  508  501 1/2  506 3/4  +2 1/4  89547  +1646 
01 MAY  509 1/2  515 1/4  508 1/2  514 1/4  +2  24413  +155 
01 JUL  516 1/2 - 17  521 1/4  514 3/4  520 1/4  +2  27385  -278 
01 AUG  515 1/2 - 16 1/2  519 1/2  515  519  +2  1638  +10 
01 SEP  509 - 10  512 1/2  506  512 1/2  +1/2  631  +6 
            162985  -284 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19170  -30  JAN  1463  +10  MAR  283 1/4  +7  113.80-114.35 
MAR  18660  -40  MAR  1492  +7  MAY  294 1/2  +6 3/4   
MAY  18260  -80  MAY  1532  +5  JUL  304 1/2  +6 3/4   
JUL  18100  -80  JUL  1573  +7  SEP  314  +6 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

小麦の上昇→コーン→大豆

市場での最大の話題はFRBによる突然の金利引下げとそれによる株式相場上昇。これらが商品市況に直接の影響を与えたとは言いにくいが、心理的には大きく作用した。コーン・大豆の高値引けの直接の原因となったのは、冬小麦作柄懸念に発端する投機筋による中盤以降の旺盛な小麦買い。それにコーン・大豆が順に追随した格好。 

コーンは、序盤弱含みの展開。投機筋の大量買い持ちポジションが買い注文を抑えていた。しかし、一旦小麦が高値反応すると、1/11のUSDA需給報告で期末在庫が減少するとの予想も手伝い、すぐに小麦を追った。肥料価格も依然下げる気配を見せず、主に新穀に買い圧力が強まった。 

大豆は、中盤小麦に大型買いが入るまで、値を切り下げる動きを続けていた。小麦にテクニカルの買いが入り大きく値を上げても、当分は反応を示さなかったが、それまで売り手であった投機筋が買いに回り始め、ゆっくりと値を高値圏に持ち上げた。中国が昨晩5万〜20万トンの米国産大豆を買い付けたという情報もあったが、材料難から他商品に影響された一日であった。 

本日のファンドの動きは、コーン4,900コントラクトの買い越し、大豆1,700コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

引き続き前線の活動は活発。今週も70%の範囲に0.25-1.25インチと降雨に恵まれる。穀物の生育は申し分なく、平年以上の単収が期待できそう。 

アルゼンチン 

昨日の最高気温は90度台から100度台前半。気温が平年並まで下がって来るのは週末まで待つ事になる。週末から週明けには降雨予報が出ているが、北部中心にて65%の範囲に0.25-1.0インチ。南部地域のコーンは、一番大切な受粉の時期を水分不足のストレスを受けた状態で迎える事になる。 

アメリカ中西部 

週末までに寒波が去り、気温の上昇が予想される。中西部全体で平年並以上の気温となる見込み。最高気温は-7℃から12℃、最低気温が-13℃から4℃のレンジ。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)1月限月受渡通知(単位:コントラクト)

 

  数量  最終取引日 
コーン  98  12月18日 
大豆  346  12月26日 
大豆粕  0   
大豆油  2,263  12月18日 

特に材料視されなかった。 

 

2) ブリッシュコンセンサス 

 

  1/2/01  12/19/00 
CORN  52  40 
BEANS  54  57 
OIL  16  14 
MEAL  77  74 
WHEAT  30  13 

コーン、大豆に対する見方がニュートラルになりつつある。 

 

3)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  12月29日  前週  前年同期 
コーン  9,011  7,547  NA 
大豆  4,377  3,760  NA 
小麦  37,600  37,598  36,329 

予想の範囲内にてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

豊作年の翌年1月のUSDA報告前後は、相場が上昇するという傾向にある。これは、市場がそれまで豊作を読みすぎていたか、あるいはUSDAに最終生産量を提示され、もはや前年の米国産コーン供給の豊作を語る必要が無くなるからであろう。しかし、今年はやや様相が違っている。一つは、投機筋の10万コントラクト近い買い持ちポジションからわかるように、市場はすでに前年の豊作をベースに取引を行っていないこと。もう一つは、スパークス等の予想がある程度生産量減に対しての免疫を作ってしまっていることであろう。小麦と株式に支えられた本日の相場が今後の動きを示唆するものではない。3月限の狙いは210台前半。( f ) 

 

(大豆) 

中期的には緩やかに上昇。 

南米の豊作が期待されるが大きな下落は期待できない。毎年増えつづけている大きな需要が横にある。豊作は目に付くため大きなインパクトになりやすいが、需要は一度に見えるわけではなく感覚的につかみずらい。南米のクロップサイズが見えてくる春先以降は、需要に視点がおかれ徐々に上昇する相場展開となる。 

ただ農家売りが多く残っている現状況から、一旦安値場面は見られる。来週の需給報告で在庫量の減少予想がでており、農家はこれを頼りにまだ売りを待っている。しかしいつかは売らねばならない事、またLDPを取ったレベルは480近辺であり利も乗っている事、上述したようにまず最初に南米からの豊作というプレッシャーが農家を襲うことから遠くない将来安値場面は見られる。それは3月限485-495レンジか。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)