(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月5日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  223  223   219 1/4  220  -3 3/4  555  -49 
01 MAR  228 3/4 - 29  229 1/4  225  226  -4  247591  -2993 
01 MAY  236 1/2 - 36 3/4  236 3/4  233  2342  -3 1/2  75145  +671 
01 JUL  243 3/4 - 44  244 1/4  240 1/2  241 1/2  -3 1/2  63874  +89 
01 SEP  250 3/4 - 51  251  247 3/4  248 3/4  -3  9023  +141 
01 DEC  259 3/4  260  257  258  -3  44184  +558 
            445177  -1331 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  490 - 90 1/2  491 1/2  487 1/2  489 1/2  -2 3/4  4465  -1977 
01 MAR  497 1/2 - 98 1/2  500  496  497 1/4  -3 1/4  88846  +265 
01 MAY  506 - 06 1/2  507 3/4  503 1/2  504 3/4  -4  24712  +305 
01 JUL  511 1/2 - 12  513 3/4  509 1/2  510 1/2  -4 1/4  28380  -183 
01 AUG  511 1/2 - 12  512  509  509  -4  1747  +112 
01 SEP  505  505  503  505  -1  955  +39 
            161832  -1252 
               
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  18770  -210  JAN  1458  +7  MAR  283  -1 1/4  116.04 - 116.41 
MAR  18320  -240  MAR  1492  +12  MAY  294 3/4  -3/4   
MAY  17890  -280  MAY  1532  +13  JUL  305   -3/4   
JUL  17760  -260  JUL  1571  +13  SEP  315   -1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

輸出需要に不安。

コーン・大豆ともに週間輸出成約量がふるわず下げの導火線となった。安値寄りつきの後、週末のアルゼンチンでの降雨予報もありやや安を続けていたところへ、「中国が昨年までのコーン輸出政策内容を今年も継続する。」との情報が流れ、コーンの売り物が急増。大豆も追随して投機筋に売られ、下げ幅を拡大した。プライシングタイプの買いが依然見られたが、本日は下げを止めるには至らなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン7.000コントラクトの売り越し、大豆4,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

中国、コーン輸出補助金継続? 

中国の情報筋から、同国の2001年コーン輸出政策に関する情報が流れた。内容は、「中国当局と承認輸出者間で協議がもたれ、2001年は2000年と同様の政策下でコーン輸出を行うという輸出者側の提案を当局が受け入れた。」というもの。トン当り約44USドルの輸出補助金等もその内容に含まれていると見られ、また、輸出量も制限されないことになる。ただ、この情報は中国当局が確認したものではないため、今後の紆余曲折の可能性を残している。 

この話が本当ならば、中国によるWTO加盟に関しての何らかの意思表示と見ることができる。少なくとも、加盟時期は近くなくなったという意見が一般的だ。USDAが予想する4百万トンの中国コーン輸出は、WTO加盟あるいは補助金無しが前提であり、今回の動きで同国の輸出量が4百万トンを大幅に上回るのは必至との見方がある一方で、中国の輸出余力そのものが大きくないため、今年の輸出量には大きな影響を与えないとも言われている。1/11のUSDA報告内容が注目される。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

前線の活動は相変らず活発。今後5日間も60%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が予報されている。土壌水分は引き続き潤沢にて、穀物の生育に不安材料は見られない。 

アルゼンチン 

土曜日から気温のクールダウンと若干の降雨が予報される。南西部も50%程度の範囲に0.25-1.25インチが期待できるが充分とはいえない。コーンはこのドライな南西部が主産地であり、単収の低下が懸念される。 

南アフリカ 

最近のドライな天候で土壌水分が不足してきている。来週もドライ予報にて、受粉期を迎えたコーンの単収の低下が懸念される。 

アメリカ中西部 

6-10日間予報は平年並以上の気温、11-15日間予報は平年並の気温。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(12/28の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  599.3  0.0  21,966.1  24,904.5  6,697.1  0.0 
大豆  204.6  0.0  17,162.8  15,591.4  6,103.8  30.0 
小麦  317.1  0.0  18,703.0  19,369.8  3,047.0  6.5 
大豆粕  133.0  0.0  2,723.4  2,910.2  1,298.0  0.0 
大豆油  27.2  0.0  188.2  200.4  93.7  0.0 

大豆は今年度クロップで最低の数字、コーンも予想の下限にて弱い数字。大豆粕、大豆油はグッドナンバー。 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  449.4  966.3  15,269.0  17,010.4  55,880 
大豆  710.9  574.4  11,059.0  11,070.4  26,540 
小麦  529.8  462.9  15,656.0  16,057.7  30,620 
大豆粕  111.2  155.9  1,425.4  1,759.9  6,620 
大豆油  22.0  19.8  94.5  136.7  700 

大豆粕、大豆油は予想以上。 

 

3)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  1月2日現在  事前予想 
とうもろこし  94,522 LONG  91,700 LONG  
大豆  17,185 LONG  14,100 LONG 
大豆粕  28,235 LONG  28,500 LONG 
大豆油  11,434 SHORT  12,700 SHORT 

ほぼ予想通り。大豆はやや弱い材料か。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月限ターゲットは210台前半。( F ) 

 

(大豆) 

買い下がろうと思っていた3月限495に1セント届かなかった。目先もう少し安値が期待できると思うが、安全からいえばこのレベルからの買いも悪くない。南米からの豊作という目先の弱い材料が頭を抑えている。ただ来週の需給報告を境に相場展開が変るかもしれない。本日著名なアナリストが出した予想では大豆在庫率は12月USDAの11.6%からそれぞれ、9.7%、10.1%と下方修正予想となっている。10%を切るような在庫率で5ドルそこそこの相場は安い。 

先日も述べたが、一発で分かりりやすい供給(豊作)にくらべ、需要は意外にはっきりと視覚に訴えない。しかし大きな需要がすぐ横に控えており、一旦増えた需要はなかなか急には減るものではない。いずれ中期的には期近限月が550セントを越える相場展開になる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)