(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月9日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  219 3/4  222 1/4  219 3/4  221 3/4  +2 1/2  326  -35 
01 MAR  225 1/4 - 25 1/2  228 1/2  225 1/4  227 1/2  +1 3/4  239799  -4275 
01 MAY  233 - 33 1/2  236 1/4  233  235 1/4  +1 1/2  76569  +373 
01 JUL  240 3/4  243 3/4  240 3/4  242 3/4  +1 3/4  65179  +103 
01 SEP  248 1/4 - 48 1/2  250 3/4  248 1/4  250  +1 3/4  9444  +50 
01 DEC  257 1/2 - 57 3/4  260 1/4  257 1/2  259 1/4  +1 1/4  44790  -488 
            441024  -4187 

 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  490 1/2  495 3/4  490 1/2  495 1/4  +4 1/4  2337  -612 
01 MAR  497 1/2 - 98 1/2  504  497 1/2  502 3/4  +3 3/4  87391  -215 
01 MAY  505 1/2 - 06  511  505  510  +3 1/2  26159  +406 
01 JUL  511 1/2 - 12  517  511 1/2  516 1/2  +4 1/4  28666  +309 
01 AUG  512  515 1/2  512  514  +3 1/2  1746  +104 
01 SEP  508 1/2  508 1/2  508 1/2  508 1/2  +3  990  +5 
            161224  +539 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  19050  +310  JAN  1470  +0  MAR  285  +2  115.67 - 116.65 
MAR  18640  +310  MAR  1498  -1  MAY  296 1/4  +1 3/4   
MAY  18180  +270  MAY  1537  -2  JUL  306 1/2  +2 1/2   
JUL  18020  +230  JUL  1577  +0  SEP  316 1/4  +2 1/4 

 

 

本日の相場の動き

 

USDA報告前に手探りの動き。

報告前の思惑が絡み序盤はやや安展開となったが、売り注文が少なかったところへ、小麦・大豆粕が寒波再来予報に反応して上昇したことから、次第に値を押し上げた。 

コーン相場全体を覆ったのは、木曜日の米国需給報告での生産量削減への懸念。米国中部の今冬の低気温が飼料需要を増加させ、それが輸出需要減少を相殺できるため、需給報告は生産量減から強材料となる公算が大きいという意見が売り注文を躊躇させた。南米の天候は順調であるが、USDA報告の前には材料にならなかった。後半にかけて小麦・大豆粕が上昇したことに歩調を合わせてもう一段レベルを高くして引けた。 

大豆相場のリード役は大豆粕。今週後半から米国中西部および大平原地区に戻ってくる寒波が飼料需要増加を連想させ、従来の高い輸出需要とともに、大豆粕相場に勢いを与えた。大豆の中国からの引き合いも昨日と同様続いた。また、USDAでの生産量減少の大方の予想も背景となった。 

本日のファンドの動きは、コーン2,100コントラクトの買い越し、大豆1,600コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

依然として土壌水分は潤沢。今週も南部2/3の地域を中心に75%の範囲に0.5-1.5インチの降雨が予報されている。コーンの受粉、大豆の開花は順調。 

アルゼンチン 

昨日も20-30%の範囲に降雨が見られた。明日以降も雨は続き、60%の範囲に0.25-1.0インチを予報。ドライ懸念の南部にも恵みの降雨となる。現在ストレスが懸念されるのは南部コーン地域の10%、大豆は総じて順調。 

南アフリカ 

今後5日間に渡りドライ。コーンの受粉はもう目の前に迫っており、イールドの減少が懸念される。 

アメリカ中西部 

今後の天気予報については、来週中旬までは平均以上の気温が予報されている。しかし1月後半には再度寒気が降りてくることが予報され、平年以下の気温予報となっている。どの程度まで下がるかは、その時の寒気の強さによりまだなんともいいえない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)ローンデータ (百万ブッシェル)

−コーン− 

  1月2日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.1  unch  45.1   0.1  1,730.0   1,775.2 
1999crop  10.8  -1.8  28.6  0.2  1,381.9  1,421.3 
2000crop  725.2  6.6  0.0  unch  214.2  939.4 

- 大豆 - 

  1月2日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1998crop  0.0  unch  11.6   unch  330.9  342.5 
1999crop  2.3  -0.2  10.6  0.1  274.0  286.9 
2000crop  173.2  -4.5  0.0  unch  89.9  263.1 

ニュートラル。 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  1月5日  前週  前年同期 
コーン  8,942  9,011  NA 
大豆  4,889  4,377  NA 
小麦  37,793  37,600  36,450 

予想の範囲内にてニュートラル。 

 

3)各アナリスト生産量予想平均 

 

  21社平均  レンジ  USDA11月  USDA1999年 
大豆  2.745  2.710-2.776  2.777  2.654 
コーン  9.969  9.830-10.097  10.054  9.437 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

USDA報告強材料に対する警戒感がますます強まってきている。3月限の狙いはひとまず210台前半。( F ) 

 

 

(大豆) 

中期的に緩やかな上昇を予想。 

明後日はいよいよ需給報告が待っている。生産量見通しはこれが最終の数字となる。大豆は期末在庫がどこまで減少するか。もし昨年度の288百万ブッシェルをも割り込むようだとかなりの強い材料となる。また今日現在でのファンドのネットポジションはフユーチャーズのみで18,000コントラクトのロング、オプション込みで12,000コントラクトのロングと考えられている。取り立てて大きな数字ではない。強いレポートがでれば、ロングの積み増しは可能。しかし昨日も述べたように農家の売り意欲も3月限515辺りからは見られると思われ、しばらく大きなラリーは難しいのではないか。ただ3月限495を今週一旦割り込んだが、ここは買いが厚かった。予想通りの下値を確認したあとでもあり、強いレポートが出れば徐々に上昇トレンドを描くとは見ている。 

弱い材料もまだいくつか残っている。ヨーロッパ勢がGMO大豆を嫌がり、高いプレミアムを払ってブラジル大豆に傾注し始めている事。コーン、大豆粕のファンドロングが大きく、一旦安値を見る可能性が残っている事。南米の豊作等など。3月限の495割れからは買い下がり。安全を見るならば、明日もし今日より安値があれば買いを入れたい。徐々に上がって行く相場展開では、つい買いそびれてしまうことが懸念される。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)