(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月12日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  214 1/4  214 1/4  212 3/4  213  -3 1/4  38  -64 
01 MAR  221 1/2 - 22  222 1/4  218 1/4  219 1/4  -3 1/4  235692  +1557 
01 MAY  229 1/2 - 30  230 1/4  226 1/4  227 1/4  -3 1/4  78790  +943 
01 JUL  237 1/2 - 37 3/4  238  234 1/4  235 1/4  -3  68589  +2177 
01 SEP  246 - 46 1/4  246 1/4  242 1/2  243  -3 1/4  10854  +774 
01 DEC  256 - 56 1/4  256 1/4  253 3/4  254 1/4  -2  48566  +2324 
            448303  +7963 

 

大豆     --- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 JAN  480 1/2  482  476  479 1/4  -1/2  483  -538 
01 MAR  484 1/2 - 85 1/2  485 1/2  477 1/4  482 1/2  -2  83729  -1060 
01 MAY  490 3/4 - 91 1/4  491 3/4  483 3/4  488 1/2  -2 3/4  27006  +386 
01 JUL  498 - 98 1/2  498 1/2  490 1/2  495 1/2  -2 1/2  28789  +502 
01 AUG  495 1/2  496  490  493 1/2  -3  1887  +141 
01 SEP  492  492  486 1/2  489 1/2  -4 1/2  1302  +310 
            158474  +683 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
JAN  18200  -230  JAN  1448  -6  MAR  289  -3/4  117.94 - 118.25 
MAR  17930  -120  MAR  1479  +1  MAY  300 3/4  +0   
MAY  17520  -80  MAY  1519  +2  JUL  311  + 1/2   
JUL  17310  -120  JUL  1558  +1  SEP  320 3/4  +1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

昨日の余勢をかって下げるも、終盤にやや調整買い。

投機売り、実需買いの構図は昨日と変わらず。しかし、終盤では3連休を前にして昨日からの売りに対する益出し買いが見られ、特に大豆の値戻しは急であった。 

コーンは、開始前は昨日の反動が予想されていたが安値で始まった。投機筋の売りに対して、商業筋が旺盛にプライシングで対抗、3月限200で下落がずいぶん止められたが陥落、次に219の壁があったがこれも突き破られるというドラマが演じられた。最後は、連休前のポジション調整が入り、特に大豆の値戻しが急であったことからやや上昇して引けた。本日の要因は、昨日の報告内容のほかには、狂牛病騒ぎで売れ残った約2百万頭の牛をEUが買い取り、滅却するという話が出たことがあげられる。これにより、同地域の飼料用小麦輸出余力増加が連想され、弱気感を加えることになった。 

大豆は、昨日の報告による売り注文が依然続き、終盤に入るまで穀物相場の下げをリードしていたが、最終局面で投機筋が買い戻しに入り、下落幅を縮めた。中国による28万トンの米国産大豆輸入成約がUSDAにより確認された他、今週はそれ以上の数量を購入しているとの情報も流れたが、直接相場に影響を与えることはなかった。南米の天候が引き続き順調なことも売りの一因。 

本日のファンドの動きは、コーン24,200コントラクトの売り越し、大豆7,400コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

依然として土壌水分は潤沢。今後5日間にも75%の範囲に0.5-1.5インチの降雨が予報されている。コーンの受粉、大豆の開花は順調。 

アルゼンチン 

総じてドライだが、南部地域には週末散発的な降雨が見られる。次のまとまった降雨は来週火曜日。75%の範囲に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。コーンの受粉は来週からが本番にて、良い状況のまま迎えられそう。 

南アフリカ 

依然としてドライ。週末にかけて15%の範囲に散発的な降雨が期待できる程度。最高気温も90度台後半が予報されている。来週からコーンの受粉は本格化するが、イールドの減少が懸念される。 

アメリカ中西部 

今朝の天気モデルから判断するに、今後10日間から2週間の間に寒気が降りてくる可能性は極めて低くなっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ)

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  1月9日現在  事前予想 
とうもろこし  96,059 LONG  93,000 LONG  
大豆  12,461 LONG  17,700 LONG 
大豆粕  26,632 LONG  24,600 LONG 
大豆油  9,592 SHORT  9,300 SHORT 

本日現在では、コーン66,000コントラクトのロング、大豆3,000コントラクトのショートと考えられている。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

下落局面。3月限狙いは210台前半。( F ) 

 

(大豆) 

昨年12月4日に中西部に雪が降ってから、雪が降り積もる事はあっても解けることはなかった。40日間雪が地面を覆い尽くすことは、中西部でも意外に珍しい事。観測史上では1978/79年に11/27-3/19まで雪が地面を覆っていたという記録があるが、それは例外としても寒くて雪の多い日々が続いていた。それが今週末の気温の上昇と雨により、雪が解けてなくなる予報が出ている。 

1-3月は農家にとって一番コーン・大豆を動かす時期であり、気温の上昇と道路事情の改善は農家の売り意欲を増進させる。この2日間の急落からすぐには売って来ないであろうが、ちょっとしたラリーでは農家が上値を抑える事になってくる。 

さてファンドは今日も売り手となった。今日現在でのポジションはややショートになっていると見られている。さてここから更に売りにまわれるか?今朝言われていたサポートラインは3月限477-78であり、まさに今日はここでサポートされた。農家も売り意欲はあるが、ここからのレベルでは売って来ない。需給報告は弱い内容ではあったが、ファンダメンタルが弱い内容に変っていたわけではなかった。ここからファンドがどんどん売りに回る地合いではない。上述したように上値もしばらく抑えられるが、下値はここからはそうない。来週それを見極めて買いを入れていく、そう考えている。(N) 

 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)