(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント
2001年1月17日
| 本日の相場 |
とうもろこし -- やや安寄付き、高値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 MAR | 215 3/4 - 16 | 218 | 215 3/4 | 217 1/2 | +1 1/4 | 214807 | -3870 |
| 01 MAY | 223 3/4 - 24 | 226 | 223 3/4 | 225 3/4 | +1 1/2 | 86836 | +2173 |
| 01 JUL | 231 3/4 - 32 | 234 | 231 3/4 | 233 1/4 | +1 | 72691 | +1623 |
| 01 SEP | 240 1/4 | 241 1/2 | 240 1/4 | 241 1/4 | +1 1/4 | 11989 | +207 |
| 01 DEC | 251 1/4 - 51 1/2 | 253 | 251 1/4 | 252 1/4 | +3/4 | 54612 | +2720 |
| 02 MAR | 260 | 261 1/2 | 260 | 261 | +3/4 | 3352 | +114 |
| 447139 | +3095 |
大豆 --- やや高寄付き、安値引け ---
| OPEN | HIGH | LOW | SETTLE | CHG | OPEN INT | CHG | |
| 01 MAR | 476 1/2 - 77 | 479 3/4 | 471 1/2 | 472 3/4 | -4 3/4 | -168 | |
| 01 MAY | 482 1/2 - 83 1/2 | 485 3/4 | 478 3/4 | 479 1/2 | -4 | 82770 | -225 |
| 01 JUL | 489 1/2 | 492 3/4 | 486 1/4 | 487 | -3 | 28164 | +494 |
| 01 AUG | 486 1/2 - 87 | 490 | 484 3/4 | 484 3/4 | -3 1/4 | 27854 | -232 |
| 01 SEP | 481 1/2 | 483 1/2 | 479 | 479 3/4 | -2 3/4 | 1921 | -35 |
| 02 NOV | 484 1/2 - 85 | 488 1/4 | 483 | 483 3/4 | -2 | 1545 | +49 |
| 158990 | +604 |
| MEAL | CHG | OIL | CHG | WHEAT | CHG | NY-YEN | |||
| MAR | 17560 | -310 | MAR | 1462 | +3 | MAR | 282 1/2 | -2 3/4 | 117.16 - 118.69 |
| MAY | 17150 | -230 | MAY | 1501 | +0 | MAY | 294 1/4 | -2 3/4 | |
| JUL | 17020 | -120 | JUL | 1541 | +1 | JUL | 304 3/4 | -2 1/4 | |
| AUG | 16880 | -160 | AUG | 1552 | -1 | AUG | 314 3/4 | -2 |
| 本日の相場の動き |
スパークスの作付面積予想を先取り。大豆にはファンド売り、コーンはコマーシャル・ファンドの買戻し。
コーンはこの3日間の弱い地合いを引継ぎ安値寄り付きとなったが、このレベルからは商業筋の買いが入り安値をサポートした。昨夜韓国がUS産コーンの買い付けに入った事や、今週スパークスが発表するコーンの作付面積予想が、少ない数字になるのではという考えからファンドも一転して買いに入った。しかし小麦、大豆粕が弱かった事、インドが飼料用小麦を積極的に売り込んでいるというニュースから、上げ幅も限られたものとなった。
大豆は続落。売られ過ぎ感、中国のUS産大豆買いから一旦高値場面も見られたが、長くは続かなかった。スパークスが発表する大豆の作付面積予想がかなり大きな数字になるのではという考えが売りを誘った。引き続き南米の天候は順調である事、ブラジルのプライベート筋からも3,490万トンという、豊作予想がだされた事も頭を抑えた。新穀11月限の大豆とほとんどの大豆油はセッション中に契約新安値を付ける場面も見られた。
本日のファンドポジションは、コーンにてネット1,400コントラクトの買い越し、大豆にてネット1,600コントラクトの売り越しと見られている。
| 各生産地の天気予報および状況 |
ブラジル
依然として土壌水分は潤沢。昨日も降雨が見られた。南部と西部を中心に40%の範囲に0.25-1.0インチ。この前線は今後5日間に渡り活発にて、トータル70%の範囲に0.25-1.0インチの降雨予報となっている。気温は平年並を予想。コーンの受粉、大豆の開花は順調。
アルゼンチン
昨日の降雨は南西部を中心に20%-30%の範囲に0.25-1.25インチ。この降雨システムは明日まで降雨をもたらし、トータルでは60%の範囲に0.25-1.25インチの予報となっている。この降雨によりコーンの受粉は順調に進むが、イールドを改善させるほどのまとまった降雨にはならない。
南アフリカ
土壌水分は不足したまま。今週の予報も限られたもの。最高気温は80度台から90度台と平年並まで下げて来たが、コーンの受粉は今週から本格かしており、イールドの減少は避けられない。
アメリカ中西部
来週の後半まで総じて平年並の気温が予報されている。ただこの1月中下旬は一年のうちでも一番平均気温が下がる時であり、先週よりも気温は下がる。
米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ)
| 本日の発表等 |
| 1)ローンデータ (百万ブッシェル) |
−コーン−
| 1月9日 | 先週比 | 質流れ量合計 | 先週比 | 引き出し量合計 | ローン合計 | |
| 1998crop | 0.0 | -0.1 | 45.1 | unch | 1,730.0 | 1,775.1 |
| 1999crop | 8.8 | -2.0 | 29.1 | 0.5 | 1,383.4 | 1,421.3 |
| 2000crop | 866.3 | 141.1 | 0.0 | unch | 274.9 | 1,141.2 |
この時期にローンエントリーがこれだけ増加するのは珍しい。市場から現物が隔離されることからやや強い材料。
- 大豆 -
| 1月9日 | 先週比 | 質流れ量合計 | 先週比 | 引き出し量合計 | ローン合計 | |
| 1998crop | 0.0 | unch | 11.6 | unch | 330.9 | 342.5 |
| 1999crop | 2.1 | -0.2 | 10.7 | 0.1 | 274.1 | 286.9 |
| 2000crop | 177.4 | 4.2 | 0.0 | unch | 110.4 | 287.8 |
ニュートラル。
| 2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) |
| 1月12日 | 前週 | 前年同期 | |
| コーン | 9,778 | 8,942 | NA |
| 大豆 | 4,745 | 4,889 | NA |
| 小麦 | 37,894 | 37,793 | 36,479 |
予想の範囲内にてニュートラル。
| 3) ブリッシュコンセンサス |
| 1/16/01 | 1/9/01 | |
| CORN | 43 | 52 |
| BEANS | 35 | 48 |
| OIL | 14 | 18 |
| MEAL | 62 | 71 |
| WHEAT | 35 | 32 |
弱気に転じて来ているが、すでにかなり下落していることもありやや弱気といった内容になっている。
| 本日のトーメンの意見 |
(コーン)
コミッションハウスによれば、3月限216から下には多くのプライシングタイプの買いオーダーが並んでいたようだ。皆同様にて、買いたいレベルはこの辺りからとなっている。農務省発表のローンデータによれば、先週1.41億ブッシェルもの新規エントリーが確認された。この時期にこれだけローンエントリーが増加する事は珍しい。もし満期まで置いておくとすると、丁度新穀の出始めと重なりあまり得策とはいえない。にもかかわらずローンエントリーが増えた事はこのレベルからは売りたくないという農家の強い意思の表われとなっている。
この1月という時期にどんどん安値を更新していくということは歴史的にはあまりない事、短期RSIはすでに30そこそこまで落ちて来ている事から一旦買いを考えてみてもいいレベルではないか。ファンドはまだネットロングを保っており、大豆のようにポジションをショートに変える可能性も含んでいるが安全策を考えれば買いを入れていい。(N)
(大豆)
10月の安値、3月限474を更新しての引けに行き過ぎを感じながらも、もう一段の下げの可能性も否定できなくなった。中国をはじめとする買いから、期近の現物は約4セントも上げていたが、現物の強さが先物には反映されなかった。
コーン同様、1月にどんどん安値を更新して契約新安値を更新していくパターンは過去あまり見られなかった事(3月限契約安値467)、短期RSIはすでに10台後半まで落ちてきている事から底値は非常に近いと思われる。しかし一旦ネットショートにポジションを変えたファンドが、更に売り込もうとする可能性も否定できない。
思えば、需給報告前にスパークスが大変強い予想を出した。後から考えればここが絶好の売りどきであった。今週金曜日の朝に、今度は作付面積予想を発表すると言われている。大豆には弱い数字がでるのではないかというのが専らの予想となっている。しかしうがった見方をするトレーダーからは、市場の予想以上に弱い数字がアナウンスされたとき、逆にここが絶好の買い場となるのではないかという見方も出ている。(N)
(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)