(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月18日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高寄付き、やや高引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  218 1/2 - 19 1/4  220  217 3/4  218  +1/2  212746  -2061 
01 MAY  227 - 27 1/2  228  226  226  +1/4  87663  +827 
01 JUL  234 1/2 - 35  236  233 3/4  234  +3/4  73266  +575 
01 SEP  242 1/2 - 42 3/4  244  241 3/4  242  +3/4  12284  +295 
01 DEC  253 1/2  254 3/4  252 1/2  252 3/4  +1/2  55874  +262 
02 MAR  262  262 3/4  261 1/2  261 1/2  +1/2  3414  +62 
            448196  +1057 

 

大豆     --- やや高寄付き、やや高引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  473 - 73 3/4  476 3/4  472 1/2  473 1/2  +3/4  82666  -104 
01 MAY  480 1/2 - 81  483 3/4  479 3/4  480 1/4  +3/4  27580  -584 
01 JUL  488 - 88 1/2  490 1/2  487  488  +1  27566  -288 
01 AUG  484 1/2 - 85  488 1/2  484 1/2  485  +1/4  1887  -34 
01 SEP  481 1/2  484  481 1/2  481 3/4  +2  1510  -35 
02 NOV  484 1/2 - 85  488 3/4  484 1/4  485 3/4  +2  17166  +890 
            158834  -156 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  17630  +70  MAR  1452  -10  MAR  284 1/2  +2   
MAY  17210  +60  MAY  1492  -9  MAY  296 1/4  +2   
JUL  17100  +80  JUL  1532  -9  JUL  306 3/4  +2   
AUG  16990  +110  AUG  1547  -5  AUG  316 3/4  +2   

 

 

本日の相場の動き

 

上昇気配を示すも、続かず。

コーンは、大量輸出成約の情報、アルゼンチンが水分過多になっているとの見方から値を上げたが、明日の週間輸出成約報告がまた小さめの数字となると予想され、買い注文は続かなかった。USDAは今朝、韓国向けに21万トン、台湾・エジプトにそれぞれ約10万トンの成約が最近なされたと発表し、序盤の高値に一役かった。これまで一部地域で水分不足が問題視されていたアルゼンチンでは、北部を中心に雨が続いており、そこでは今度は水分過多が懸念され始めているということも、材料視された。それらを背景に3月限は200に届くまで至ったが、明日の輸出報告への警戒感があったこともあり、そのレベルを抜くことはできず、最後は売り注文先行の展開となり、値を戻した。 

大豆は、いわゆる「売られ過ぎ感」から買われる展開で始まる。今週中国が少なくとも一杯は米国産を買い付けたとの情報も緩やかな上昇を支持した。だが、南米両国の生育はほとんどの地域で順調に推移していること、明日スパークスが発表する新穀作付面積予想は昨年比減少が見込まれるなど、市場を強気一辺倒にするには障害がありすぎ、買い注文は次第に先細りとなった。 

本日のファンドの動きは、コーン600コントラクトの買い越し、大豆900コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日南部20%の範囲に雨をもたらした前線が、今後5日をかけて北側に広がっていく。気温は平年よりやや高め。コーン受粉と大豆鞘付きは順調に進んでおり、それぞれ高い生産性が期待できる。 

アルゼンチン 

昨日は生育地の中心で雷雨があり、40%の地域に降雨となった。本日も北東部中心と雨になっている。この雨はコーン受粉と大豆生育を助けるが、問題となっている北西部には届かない。水分不足地域は現在コーンの約4分の1、大豆地域の約10%に広がっている。 

南アフリカ 

乾燥はまだ続いている。今週末には約30%の地域に雨が見られようが、全体としては来週までドライと言える。受粉が始まっているコーンには悪影響が避けられない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等

主要な発表は本日なし。(輸出成約報告は明日)

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

一段安の買い場さがし。 

USDAの衝撃が投機市場でほぼ消化されかかっている。今後は明日のスパークスを皮切りに発表される新穀作付面積が市場の注目を集める。その予想される数字は確度にかかわらず要因となるため、上昇の可能性がないとは言い切れない。 

ただ、それもよほどの強い数字が続々と出てこない限り、当分は低迷局面を根本的に打開できない。投機市場の売り注文は勢いを減じてきており、人々に「下げ場面もこのレベルまでか。」との印象を与え始めている。が、今度はUSDA報告直後はなりをひそめていた農家売りが昨日から増加している。雪が解け始め動きやすくなったこと、南米豊作見込みなどで今後の相場を諦観し始めたこと、売り遅れ、などから今後の現物の動きは加速する。ドル安の助けもあり、しばらく輸出成約は1月前半ほどの低いペースにはならないが、さらなる輸出需要下方修正の可能性を払拭するほどの勢いがつくことは現環境から想像できない。意外に少なかった第一四半期の需要量から、市場は国内飼料需要の動きにも自信を失っている。昨年は、オフシーズンの降水量不足により春先にかけて相場の上昇が見られたのであるが、今年の場合は十分すぎる降雪量で新穀作付け時の水分補給は保証されたようなものだ。要するに、USDAの衝撃で投機筋の買い持ち整理が一段落したとしても、これから積極的に買いあがる要因は少ない。これから商業筋・農家が売り筋の主役となり、それが再び投機筋を売り市場に舞い戻す、そんな展開も考えられる。中国の動きなど気をつけるべき点もあるが、旧正月の時期などを考慮すると、3月限のさらなる安値を妨げるほど早く強材料として登場することはない。3月限は210前半になってから徐々に買い姿勢を強めるべき。 ( F ) 

(大豆) 

依然下落局面。 ( F ) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)