(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月19日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  218 - 18 1/2  218 1/2  214 3/4  215  -3  210532  -2214 
01 MAY  226 1/4 - 26 1/2  226 1/2  223  223 1/4  -2 3/4  89130  +1467 
01 JUL  234 1/2 - 35  235  230 3/4  231  -3  74130  +864 
01 SEP  242 1/4 - 42 1/2  242 1/2  238 1/4  238 1/2  -3 1/2  12581  +297 
01 DEC  252 3/4 - 53  253  249 1/4  249 1/2  -3 1/4  56087  +213 
02 MAR  260 1/2  260 1/2  257 3/4  258  -3 1/2  3520  +106 
            448984  +788 

 

大豆     --- 高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  474 1/2 - 75  476  470 1/4  470 3/4  -2 3/4  82394  -272 
01 MAY  482 - 82 1/2  482 1/2  476 1/2  477  -3 1/4  27045  -535 
01 JUL  489 3/4 - 90  490  483  483 1/2  -4 1/2  26751  -815 
01 AUG  485  487 1/4  480  480  -5  1911  +24 
01 SEP  480 1/2  481  477 1/2  478  -3 3/4  1549  +39 
02 NOV  487 - 87 1/2  487 1/2  480 1/4  480 3/4  -5  17321  +155 
            157455  -1379 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  17640  +10  MAR  1449  -3  MAR  285 1/2  +1   
MAY  17160  -50  MAY  1489  -3  MAY  296 3/4  + 1/2   
JUL  17030  -70  JUL  1530  -2  JUL  307 3/4  +1   
AUG  16900  -90  AUG  1544  -3  AUG  317 1/4  +1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

スパークス作付面積予想の影響限られる。

コーンは、スパークスの作付面積予測が昨年比1,900万エーカー減。寄りつき前後こそ高値が言われていたが、実現しなかった。新穀作付面積減の影響をほぼゼロにしたのは、低い週間輸出報告と、開始時前後に飛び込んできた中国の輸出補助金正式決定の情報。開始後間もなく下落が始まり、あとは間断なく続く売り注文がプライシングの買いを消化、値を崩していった。途中、日本がGMOへの嫌気から南アフリカ産コーン輸入を増加させているとの情報が、投機筋をさらに弱気にさせた。 

大豆は昨年8月以来の安値。大豆・大豆粕の週間輸出が高く、一時はそれが好感された。しかし、大豆の中国向けはすでに織り込み済みでもあり、その効力を失うには長い時間を要しなかった。スパークスの新穀作付け増が予想通り高かったこと、それとともに南米が天候に敏感な時期を順調に過ぎようとしていることから、供給過多の印象が市場を支配、次第に投機筋の姿勢は売りに変化していった。 

本日のファンドの動きは、コーン8,000コントラクトの売り越し、大豆2,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

中国当局、コーン輸出補助金正式承認 

情報によると、中国政府はコーン輸出に関し、「昨年までの輸出補助金制度を2001年末、あるいはWTO加盟時、のどちらか早い方まで継続する。」と、今週前半に正式に承認した。ただ、その後輸出引き合いはされておらず、当局が輸出価格を決定する方式を改めるかどうかが検討されているためと見られている。 

 

スパークス作付面積予想、ほぼ事前予想どおり 
  01/02年予想  00/01年実績 
コーン  7,740万エーカー  7,960万エーカー 
大豆  7,640万エーカー  7,450万エーカー 

ほぼ事前予想どおりであったためか、その影響は限られた。また、1月のUSDA報告前の同社の生産量予想がUSDAのそれと大きく乖離していたため、市場の信頼性を失ってきているとも噂された。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日南部を中心に降った雨が今後5日間北東部を中心に広がっていき、70%の範囲に降雨をもたらす。気温はやや高め。コーン・大豆の生産性は高水準となると考えられる。 

アルゼンチン 

昨日は雷雨が見られたが、本日から週末までは雨はない。来週頭には再び雨となり、北側3分の2の地域に1インチ程度水分補給される。コーン受粉・大豆生育には最適な環境。南西部は依然すい分不足の地域があるが、他地域の高い生産性が、この地域のロスを相殺することになる。 

南アフリカ 

昨日はほぼドライ。週末は20%に降雨。来週は雨が依然少ないが、気温がやや低めであることが救い。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(1/11の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高 
  今年度  来年度 
コーン  612.3  0.0 
大豆  950.5  0.0 
小麦  451.2  0.0 
大豆粕  433.8  0.0 
大豆油  36.4  0.0 

大豆・大豆粕の好調が目立った。コーンは失望。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

下落局面。

農家が売っている。現物価格の下落場面に農家が売り進む例は多くない。大量未売在庫を処分するには、1月前半の上昇場面が絶好の機会であったものの、豪雪に阻まれてままならなかった。その分がここでの売り数量を増加させ、定期相場に下落の勢いを与えている。「LDP取得時の価格より高いうちに売って、目先に迫った種子・肥料代支払いに当てなければ。」焦りをともなった農家のつぶやきが聞こえてきそうである。 

コーン3月限は新穀作付面積の今後の予想数字に対する警戒感もあり、このレベルよりやや安値から「徐々に」買い姿勢を強めるべき。中国向け輸出に支えられてきた大豆の買い場さがしは、少なくとも旧正月期間中は様子見。 ( F ) 

 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)