(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月22日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  213 3/4 - 14 1/2  215 1/2  212 3/4  215 1/4  +1/4  211162  +630 
01 MAY  222 1/2 - 22 3/4  223 3/4  220 3/4  223 1/2  +1/4  93722  +4592 
01 JUL  230 1/4 - 30 1/2  231 1/2  229  231 1/4  +1/4  74675  +545 
01 SEP  237 3/4 - 38  239 1/2  237  239  +1/2  13085  +504 
01 DEC  248 1/2 - 49  250 1/2  247 3/4  250  +1/2  58665  +2578 
02 MAR  257 - 57 1/4  259 1/4  256 1/2  258 3/4  +3/4  3842  +322 
            458210  +9226 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  470 - 71  477 3/4  469 3/4  476 3/4  +6  82422  +28 
01 MAY  476 1/2 - 77  483 3/4  476  483  +6  27560  +515 
01 JUL  483 - 83 1/2  491  482 1/4  490  +6 1/2  27009  +258 
01 AUG  481  488  480  487 3/4  +7 3/4  1931  +20 
01 SEP  476 1/2 - 77  484 1/2  475 1/2  484 1/4  +6 1/4  1584  +35 
02 NOV  480 1/2 - 81  488  478 1/2  487 1/2  +6 3/4  18009  +688 
            159072  +1617 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  17790  +150  MAR  1465  +16  MAR  285 1/4  - 1/4  116.36 - 116.70 
MAY  17280  +120  MAY  1504  +15  MAY  296 3/4  +0   
JUL  17120  +90  JUL  1544  +14  JUL  307 3/4  +0   
AUG  16980  +80  AUG  1557  +13  AUG  317 1/2  +1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆が反転、コーンも押し戻す。

コーンは最終局面で大豆相場にほだされるまでずっと安値で推移した。週間輸出高は予想以上の好調だったものの相場は反応を示さず、少しずつ現実味を帯びる南米の豊作や、中国の輸出補助金継続の話、スターリンク問題が今後もアジア諸国の輸入を鈍らせることへの懸念などから、コーンはずっと売られ続けた。しかしその間、商業筋の買い意欲も旺盛で、投機筋の売り注文を次々と消化していった。そのバランスの中で、終盤大豆が大きく値を上げたことから、コーンも勢いは買い側に傾き、最後はやや高まで上昇して引けた。 

大豆は終盤に急上昇。序盤はやや売り先行。好調の週間輸出高が、南米の好天候や商業筋の売りに守勢となっていた。ただ、中国が今週も米国産大豆引き合いをしているという情報、ロシアが近々GSMを利用して大豆を買い付けると見られることなどで、安値幅はごく小さいものであった。しかし、終盤にきて突然一部の投機筋が買いに回り、それが周辺に「これまでが売られ過ぎであり、修正が必要。」との考えを呼び起こし、強烈な投機筋全体の買いペースに繋がった。相場は一方的に上昇し、その熱気を残したまま終了した。 

本日のファンドの動きは、コーン6,500コントラクトの売り越し、大豆3,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末は60%の範囲に0.5-1.5インチの降雨が見られた。今週も降雨システムは活発にて、トータルにて70%の範囲に0.5-1.5インチの降雨予報となっている。コーン・大豆の生産性は高水準となると考えられる。 

アルゼンチン 

週末は概ねドライ。今週は散発的な降雨が北部、東部には予報されており、この地域のコーン受粉、大豆生育は順調。しかし一番ドライな南西部には今週も降雨予報がでておらず、この地域のコーンはイールドの低下が懸念される。 

南アフリカ 

週末の降雨は35%の範囲に0.1-1.0インチ。気温は80度台中盤から90度台。今週は前半ドライで木曜日から降雨が予報されている。降雨の中心は南東部にて、40%の範囲に0.25-1.25インチを予報。ベルトの北西部は土壌水分が不足しており、イールドの低下は避けられそうにない。 

アメリカ中西部 

6-10日間予報は引き続き温暖。中西部全体に平年並以上の気温と降水量予報となっている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(1月18日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  34,472  25-33 
大豆  24,001  15-21 
小麦  7,868  12-16 

コーン・大豆ともやや強い材料。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

大豆の不意な動きが値戻しの主因であったことを考えると、本日の動きで一連の下落局面の終焉と断ずるのは早計であろう。ここまで急激に下げたことから、「売りもこれまで。」という印象が強いが、現環境の絶対的居所は210台前半。 

00/01年度期末在庫率は、奇しくも99/00年度とほぼ同程度のレベルでUSDAによって現在見込まれている。昨年の1月の相場範囲を振り返ると、3月限が1月上旬に200-1/2までの安値を見ているが、すぐに上昇し、その後2月下旬まで220を境に前後する展開となっている。今年と大きく異なる環境は、南米の天候である。昨年は1月上旬にアルゼンチンの約2/3の地域に水分不足が言われ始め、結局そのことが2月まで3月限相場を220台前後でサポートすることになった。今年の場合は南米の不安は現在ほとんどない。その上、輸出不振から期末在庫率は今後上昇するとさえ見られている。昨年と比べたとき、コーン相場が220以上で推移する理由は乏しい。新穀作付面積減少、ワイルドカードである中国の動き、これらをリスクとして考慮すると、昨年の200-1/4を狙うのは行き過ぎかも知れない。しかし、210台前半での買い姿勢は決して狙いすぎではないはず。 ( F ) 

 

(大豆) 

3月限467の契約新安値をトライする動き、他限月は金曜日に続き契約新約値を付けるに至ったが、ここは一旦サポートされた。もっとも短期RSIが20を割っており、売られ過ぎ感がでておりこれは予想された動きといえる。とりたてて要因が出てこなければ、再度安値をトライする動きになる。2度3度とこのレベルをサポートすることができれば、相場の展開が変わってくる。抜けてしまえば、450までの可能性がある。本日のラリーでも農家売りが殆ど見られなかった事から、このレベルは相当サポートされていると見ているが、ポジションはしばらくは様子見。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)