(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年1月29日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  207 3/4 - 06 1/2  209 1/4  206 1/2  208 1/4  -1 1/4  196801  -1887 
01 MAY  216 - 16 1/2  217 1/4  215  216 1/4  -1 1/2  103529  +1159 
01 JUL  225 - 24 1/2  225 3/4  223 1/2  224 1/2  -1 3/4  78723  +2903 
01 SEP  233 1/4 - 33 1/2  234  232  233 1/4  -1  17221  +3458 
01 DEC  244 1/2 - 43 1/2  245 1/4  243  244 1/4  -1 1/4  67726  +4778 
02 MAR  254  254 1/4  252  253 1/2  -3/4  4474  -27 
            471756  +10413 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  459 - 58  460 1/2  456 1/4  459 3/4  -1/2  80977  -2266 
01 MAY  464 1/2 - 65 1/2  467  463 1/2  466 1/2  -1  30061  +1009 
01 JUL  472 - 72 1/2  473 3/4  470  473 1/4  -1/4  28284  +945 
01 AUG  470  473  469 1/2  471 1/2  +0  1926  -5 
01 SEP  467 1/2  467 1/2  465 1/2  466 1/2  -1 3/4  1618  +9 
01 NOV  470 1/2 - 71  471 3/4  468 1/2  470 1/4  -1 3/4  19954  +421 
            163461  +125 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16740  -60  MAR  1451  +3  MAR  269 1/4  -7  116.55 - 116.84 
MAY  16460  -90  MAY  1489  +0  MAY  281 1/4  -7   
JUL  16370  -80  JUL  1531  +5  JUL  292 1/4  -7   
AUG  16230  -90  AUG  1547  +1  SEP  302 1/2  -7   

 

 

本日の相場の動き

 

週末の南米に雨。売られる。

コーンは週末のアルゼンチンに充分な降雨が見られたこと、週間輸出検証高が予想よりも少なかった事、冬小麦地帯に恵みの降雪があり、小麦相場が下げていたことから終日安値圏でのトレードとなった。しかし本日の安値レベルではコマーシャルの買いが見られ、安値引けにはならなかった。 

大豆も南米の降雨が足を引っ張った。ブラジル大豆の収穫を目前にし、3,600万トンという生産量予想が現実を帯びて来たことが弱い材料となり、セッション中に殆どの限月で契約新安値を更新した。しかし週間輸出検証高がよかった事、3月限456のサポートラインが抜けなかった事から買戻しが入り、コーン同様安値引けにはならなかった。 

先週金曜日に少しだけマーケットで話題にされたアメリカでの狂牛病は、本日は全く話題にされることはなかった。またインド西部の大地震により輸出港も機能がストップしているが、これによりインド産大豆粕の輸出がスローペースになり、US産大豆粕に需要が集まるという発想にはなっても、実際には相場は反応していない。 

本日のファンドはコーンにて7,500コントラクトのネットショート、大豆でも500コントラクトのネットショートであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末は65%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が見られた。この前線は今週も活発にて、引き続き75%の範囲に0.50-2.0インチの降雨予報となっている。今までの所、コーン・大豆の生育はパーフェクト。 

アルゼンチン 

週末は北部、東部を中心に55%の範囲に0.10-1.0インチの降雨が見られた。今週は概ねドライ予報。週半ばに東部中心に35%の範囲で0.10-0.50インチの降雨が見られる程度。南部地域は水分が不足しており、コーンの受粉が懸念される。 

南アフリカ 

週末の降雨は散発的。10%の範囲に0.10-0.50インチ。今週は水曜日頃から北部を中心に45%の範囲に0.10-1.0インチの降雨予報となっている。気温は平年並。水分が不足していた北部への雨は、イールドの低下を少なからず防ぐことになる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(1月25日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  25,236  28-37 
大豆  29,053  28-35 
小麦  18,747  14-18 

大豆は予想通りであったが、コーンは少なく弱い材料。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  1月23日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  6,980 LONG  41,322 LONG  
大豆  17,130 SHORT  10,904 SHORT 
大豆粕  16,896 LONG  13,593 LONG 
大豆油  22,883 SHORT  11,217 SHORT 

予想の範囲内にてニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

オーツが契約新安値を更新している。オーツが相場の先導役を果たす事があるとよくいわれる。それはオーツマ-ケットが小さく、スペキュレーターが活躍する場には乏しく、実際のファンダメンタルによって大きく左右されて相場が動いていることによる。コーン、大豆といった相場ももちろん最後にはファンダメンタルが方向を決めると考えているが、大きなシェアーを占めるファンドの歪んだ相場観に一時的に影響を受ける事は少なくはない。 

さてそのオーツのブリッシュコンセンサスをみると、悲惨なまでに弱気が支配している。国内の需要(食用、飼料用)がぱっとしておらず、需給関係が悪化していると見られている。コーンの輸出がまだまだ不透明な中、オーツの弱気は国内需要の弱気を反映しており、コーン・大豆粕にはまだ先安感が払拭されていない。 

今日の相場からひとつ買い材料を拾うとすれば、小麦の大きな下げにも関らず、コマーシャルの買いから値を戻したこと。中国コーンに対抗できうるくらいに相場が下がって来た。実需筋の買い下がりが期待できる。 

一方でファンドは更に売りを進めている。今日現在のオプション付きのポジションは約15,000コントラクトのネットショート(フューチャーのみではロングが約15,000コントラクト)、ファンドがロングからショートにポジションを変えつつある。2ドル割れ寸前までは可能性が見える。 

大豆も強い材料は見えてこない。チャート上のサポートラインを着実に抜いていっている。今日は3月限456を抜けなかったが、いずれ再度トライされる。抜けた場合の次のサポートは447。旧正月明けで中国が余程買いを入れてこない限り、450割れは必至。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)