(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月2日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  210 1/2 - 11  213 1/2   210 1/2  213  +2  187785  -1781 
01 MAY  218 3/4 - 19  221 3/4  218 1/2  221 1/4  +2  110678  +2404 
01 JUL  227 - 27 1/4  230  227  229 1/4  +2  83324  +142 
01 SEP  235 1/4  238  235 1/4  237 3/4  +2 1/2  18663  +56 
01 DEC  246 1/4 - 46 1/2  249 1/4  246 1/4  248 3/4  +2 1/2  70060  +1568 
02 MAR  255 1/2  258 1/4  255 1/2  258  +2 1/2  5334  +2 
            479855  +2493 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  463 1/2 - 64  469  463 1/4  468 1/2  +6  75857  -1969 
01 MAY  471 - 71 1/2  477  470 3/4  476 3/4  +7  33711  +784 
01 JUL  478 1/2 - 79  484 3/4  478 1/2  484 1/4  +5 3/4  29613  +1362 
01 AUG  479 1/2  484  479 1/2  483 1/2  +5 1/2  2330  +153 
01 SEP  477  481  477  481  +4 1/2  1645  -29 
02 NOV  481 - 82  484 3/4  481  484  +3 1/4  19672  -958 
            163528  -636 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16710  +320  MAR  1507  +6  MAR  272  +1 3/4  115.22 - 115.85 
MAY  16630  +300  MAY  1545  +4  MAY  283 3/4  +1 1/2   
JUL  16620  +290  JUL  1587  +5  JUL  294 3/4  +1 1/2   
AUG  16550  +310  AUG  1601  +6  AUG  305  +1 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

今週の強い流れを背景にファンド買い。

強気な意見が優勢な中、週末ということもありファンドのショートカバーが進んだ。 

コーンは新規成約が再び強い材料となった。仕向地不明で12万トン、台湾が5.5万トン、また来週には韓国が3,4月積みUS産コーンを引き合うという噂が流れた。それに加えアルゼンチン南部のコーン受粉に問題が見られ始めている事、南アフリカにてドライの為現地コーン相場が急騰しているという噂も買いに一役かった。また今週のラリーを通しても農家売りがずっと少なかった事も上げの一因となった。強気材料の中で頭を冷やしたのが来週木曜日に迫った需給報告。輸出数量の減少→期末在庫増加という予想が上げ幅を抑えた。 

大豆は現物相場が堅調なことが強い材料となった。最近のシカゴ安値とドル安から需要は出て来ているが、農家売りが少なく国内実需筋からは買いたくても買えないと言う声が聞かれ始めた。アルゼンチン南部にて、コーンだけでなく大豆にもストレスが見え始めているという噂も週末を控えたファンドにショートカバーを進めさせた。ブラジル政府がミートボンミールの飼料用添加禁止をアナウンスしたことが大豆粕には追い風となり、大豆にも好感された。アルゼンチン政府筋からは今年の生産量見通しで2,400-2,500万というアナウンスがあったが、特に驚くような数字でもなくファンドの買いが緩むことにはならなかった。 

本日のファンドはコーンにて1,300コントラクトのネットロング、大豆でも1,500コントラクトのネットロングであったと考えられている。 

引け後に政府がミートボンミールの飼料用向け添加を全面的に禁止するかもしれないという噂が流れた。2月2日夕方時点では確認が取れない。もし事実なら1.5-2.0百万トンと言われる飼料用ミートボンミールが植物蛋白に置き換わる事になる。大豆粕には強気材料。狂牛病が発見された訳でもなく、消費者が牛肉に対してどのような対応とるかは不明。ヨーロッパと違いアメリカの人は過敏ではなく、極端な牛肉需要減退→飼料用需要減少→コーン相場の下落にはつながらないと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

前線は変らずに活発。来週火曜日までにトータルで90%の範囲に0.50-1.5インチの降雨が予報されている。依然としてコーン・大豆の生育状況はパーフェクトであり、どちらも史上最高の単収が見込まれる。 

アルゼンチン 

週末までドライ。最高気温も90度台と平年以上。来週早々に東部を中心に軽いシャワーが見られるが、充分とはいえない。南西部地域1/3では水分不足からストレスを受け始めている。この地域ではコーンの受粉のみならず、大豆に生育にも懸念が出て来た。 

南アフリカ 

昨日は中部地域を中心に35%の範囲に0.25-1.25インチの降雨が見られた。気温は平年並。来週火曜日までにも続いて降雨が見らえる。範囲は30%にて降雨量は0.10-1.0インチの見込み。しかしこれらの降雨は決して充分とは言えず、北西部、西部地域は引き続き水分不足となっており、イールドの低下は免れない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーのみ)

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  1月30日現在  事前予想 
とうもろこし  13,677 LONG  11,100 LONG  
大豆  12,785 SHORT  18,700 SHORT 
大豆粕  10,499 LONG  5,700 LONG 
大豆油  12,800 SHORT  9,500 SHORT 

大豆は予想よりショートが少なくやや弱い材料、コーンは予想の範囲内。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

そろそろ底値を意識しておきたい。 

思った以上に戻りが早く大きい。今週月曜日に付けた安値をその後トライしながらも抜け切れず、徐々に引値ベースで値を切り上げてきている。この1週間の動きを見るに、ダウントレンドの中の調整局面というよりも底値固めとも取れる。コーン3月限214、大豆3月限470辺りを抜けてくれば、更にファンドの買いが入って来る。来週前半の動き次第でトレンドの変化を確認する事になるかもしれない。 

少しづつトレーダーの意識が変りつつある。コーンは先週に続き、今週も週間輸出成約高がビッグナンバーになった。今週公になっている新規成約から推定するに、来週も3週間続けての大きな数字となる。一番懸念されていた輸出需要が回復してきたことは大きい。大豆もアルゼンチン南部でのドライ懸念が出て来た。来週もドライな予報となっている。大豆3品はファンドのショートが大きく、戻りが意外に大きいかもしれない。 

農家は1月に売りそびれ、まだ在庫を抱えている。ただ今週のラリーでは売りを辛抱した。ファンドの方が動きが機敏にて、農家が売りを考える前に今度は上値抵抗ラインをふたつ、みっつ越えて行く可能性がある。 

本格的な上昇トレンドに変ったとは見ていない。まだ調整局面にて、安値チャンスはある。ただそろそろ底値の意識は持っておきたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)