(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月5日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  212 3/4 - 13  213  211  212  -1  184730  -3055 
01 MAY  220 3/4 - 20 1/2  221  219 1/4  220  -1 1/4  113649  +2971 
01 JUL  229  229  227 1/4  228 1/4  -1  84436  +1112 
01 SEP  237 1/4 - 37 1/2  237 1/2  235 1/2  236 1/2  -1 1/4  19646  +983 
01 DEC  248 1/4 - 48 1/2  248 1/2  246 1/2  247 3/4  -1  71083  +1023 
02 MAR  257 1/4  257 1/4  256 1/4  256 3/4  -1 1/4  5362  +28 
            482995  +3140 

 

大豆     --- 安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  468 1/2 - 69 1/2  469 1/2  460 1/4  462 1/4  -6 1/4  75531  -326 
01 MAY  477 - 77 1/2  477 1/2   468 3/4  470 3/4  -6  34252  +541 
01 JUL  485 - 85 1/2  485 1/2  477 1/4  478 1/2  -5 3/4  29483  -130 
01 AUG  485 1/2 - 84 1/2  485 1/2  476 3/4  477 3/4  -5 3/4  2358  +28 
01 SEP  475  475  473  475  -6  1708  +63 
02 NOV  485 - 84  485  477  478 1/4  -5 3/4  19560  -112 
            163598  +70 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16280  -430  MAR  1501  -6  MAR  268 1/2  -3 1/2   
MAY  16300  -330  MAY  1537  -8  MAY  281  -2 3/4   
JUL  16350  -270  JUL  1576  -11  JUL  292  -2 3/4   
AUG  16260  -290  AUG  1589  -12  SEP  302 1/2  -2 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

弱基調に輸出検証高が拍車。

新たな強材料の浮上もないまま、輸出不振が市場に不安を与えた。 

コーンは、他商品との比較では下げ幅は小さかった。大豆・小麦の大幅下げに影響された安値推移と言うこともできる。ただ、輸出検証高は事前予想範囲内であったものの、USDAの輸出量見込みペースに遅れていることが明確になったことで、今週木曜日の需給報告で輸出需要下方修正の可能性が再認識されたことが他の主要因としてあげられる。アルゼンチン南部、南アフリカの水分不足は相場の前面に出なかった。 

大豆は急落。大豆粕とともに昨金曜日の上げを台無しにした。不振の輸出検証高を見るや否や、投機筋が大豆・大豆粕に大量売り注文を浴びせた。新規強材料に恵まれない大豆三品の弱腰が露呈し、相場はその売りに身を任せながら下落して行った。アルゼンチン南部の水分不足は、大豆の基調を変えるには至らないどころか、ほとんど無視された。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの売り越し、大豆5,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末も70%の範囲に雨。気温は例年よりやや高。この雨と気温は今週中継続する見込み。今シーズンの降り続く雨は、北東部の一部のみを除いて、コーン・大豆の記録的に高い生産イールド実現の可能性を作り出している。 

アルゼンチン 

週末は、北東部を中心とする約15%の地域に雨。今週前半は、雨が少なく気温がやや高くなる。水曜日遅くから金曜日にかけて約半分の地域に雨が降る。コーン地域の南西部3分の1は水分不足被害の可能性がある。大豆の不意分不足は全体の約15%。 

南アフリカ 

週末は約40%の地域に軽い雨があったが、今週はまた乾燥気味となる。週後半に25%の地域に雨となるが、全体としては水分不足が続き、コーン受粉に弊害となる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月1日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  31,622  30-36 
大豆  17,732  21-27 
小麦  13,354  13-18 

大豆大幅安の引き金。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

商業筋の買いの勢いがひとまず止まっている。これまで下げスピードを抑制してきた主要因であるプライシング数量が少なくなった理由は、十分な量を買ったから、というのもあり得る理由だ。が、おそらくそれは一部の買い手に過ぎない。一段安の下げ期待をしている、という向きが多いのであろう。もう一段の安値があるかどうかは別として、この時点での短期待ち姿勢はそれほど大きなリスクはない。今後の展開としては、今週の需給報告で「期末在庫増の事実買い」あるいは「変化無しの失望買い」が起きることが考えられる。ただ、その勢いを維持するだけの力は短期に見えてこない。つまり、一瞬の上昇後、また3月限で言えば210前後のレベルに戻ることになる。上昇の勢いが加速されるリスクがあるとすれば、その要因は中国のWTO絡み、南米天候悪化、そして新穀作付面積減に関わる新ニュースである。しかし、中国は今週からまた本格的な輸出攻勢に出るという噂が巡っている。南米天候は一部地域を除けば理想的に推移していることから天候が作柄を悪化させるには時間が必要。新穀作付面積については、すでに減少が常識のようになっており、さらなる減少を予見させる事実は短期間では出にくい。 

つまり、短期で言えば上値のリスクは少ない。「では、今後一段安はあるのか。」が興味のあるところであろう。だが、根本的な上昇要因を与えられない需給報告を前に(一瞬の上昇は別)、その答えに言及する必要性は少ない。あるのかも知れないし、ないのかも知れない。商業筋の待ち姿勢は正しい。 ( F ) 

 

(大豆) 

好調だった輸出需要が完全に色褪せ、大豆相場は支持要因を喪失、底値が見えていない。新材料難による下げペースの鈍化はあっても、しばらく下落基調は変わらない。買いは待ち。( F ) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)