(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月12日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 変らずの寄付き、変らずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  210 1/4 - 10  211 3/4  210  210 1/4  +0  174371  -2999 
01 MAY  218 1/4 - 18 1/2  220  218  218 1/4  -1/2  124676  +3948 
01 JUL  226 1/2 - 26 1/4  227 3/4  225 3/4  226  -1/4  88218  +942 
01 SEP  234  235 1/4  233 1/2  234  +0  20055  +452 
01 DEC  244 3/4  246 1/4  244 1/4  244 1/2  -1/2  74975  +2931 
02 MAR  254 1/4  255 1/4  253 1/2  253 1/2  -3/4  5864  +68 
            492671  +5452 

 

大豆     --- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  455 1/2 -56  458 3/4  452 1/2  453 1/4  -3  65899  -5423 
01 MAY  457 - 58  460 1/2  454  454 1/2  -5  42922  +3403 
01 JUL  464 - 64 1/2  466 1/4  459 1/2  460 1/4  -5 1/4  32903  +1067 
01 AUG  464 - 64 1/2  465 1/2  459  459 1/4  -4 3/4  3075  +46 
01 SEP  460 1/2  463 1/2  458  458 1/2  -3 1/2  2162  +21 
02 NOV  464 - 65 1/2  468 3/4  462 1/2  463  -2 3/4  20529  -25 
            168268  -834 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16230  -130  MAR  1451  +0  MAR  261 3/4  -4 1/2  117.40 - 117.74 
MAY  16080  -140  MAY  1487  +1  MAY  274  -4 3/4   
JUL  16030  -100  JUL  1526  +0  JUL  284 3/4  -5   
AUG  15930  -90  AUG  1540  -2  SEP  295 3/4  -4 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは動かず。大豆は週末の南米の降雨がプレッシャー。

金曜日に続き閑散なマーケットが続いた。 

コーンは、材料難。週末のアルゼンチンの降雨は大豆には恵みだが受粉が終了しつつあるコーンには差程インパクトはなし。輸出検証も予想の範囲内、メキシコがコーン310万トンの無税枠が使われた後は輸入関税をかけるとアナウンスしたが、対象となる船積みは春先以降にて本日の相場には影響を与えなかった。また引け間際に小麦が急落したが、これにもあまり影響は受けなかった。 

大豆は週末の南米の降雨がまたプレッシャーとなり下げた。特に水分不足が懸念されていたアルゼンチン南部にも降雨があり売り材料とされた。中国の買いの話や、予想以上の輸出検証が下値をサポートする場面も見られたが、今週も南米に降雨予報がでており、豊作予想がより大きなプレッシャーとなり一部限月では契約新安値を更新した。 

本日のファンドの動きは、コーンはネット1,000コントラクトの売り越し、大豆もネット1,500コントラクトの売り越しであったと考えられている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末も降雨に恵まれた。50%の範囲に0.50-1.5インチの降雨量。今週もトータルで70%の範囲に0.50-1.5インチの降雨予報となっている。気温は北部はやや高めで南部はやや低めといったところ。北部の収穫が雨に為に若干遅れているが、問題になるほどではない。コーン・大豆ともに最高イールドの可能性が高く残っている。 

アルゼンチン 

週末は予想以上に降雨に恵まれた。範囲は70%で降雨量は0.50-1.5インチ。この降雨は水分不足が懸念されている南部地域にも恵みとなった。コーンは受粉の最終段階を迎えている。今週はドライ予報。今後の降雨では大きなイールドの改善は望めないが、もう少し降雨は必要。 

南アフリカ 

週末は35%の範囲に0.10-0.50インチの降雨があった。今週は火曜日、水曜日に60%の範囲に0.10-1.0インチの降雨予報となっている。コーンの受粉はほぼ終了しており、今週以降の降雨によりイールドの改善は期待できない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月8日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  31,426  28-35 
大豆  26,612  18-23 
小麦  23,969  12-16 

コーンは予想通り、大豆はやや強き。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  2月6日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  27,985 SHORT  10,046 LONG  
大豆  17,890 SHORT  15,031 SHORT 
大豆粕  9,379 LONG  8,042 LONG 
大豆油  17,809 SHORT  6,944 SHORT 

予想の範囲内にてニュートラル。 

 

3)ブラジル大豆進捗状況(プライベート予報家による) 

 

  今年  平均 
収穫  3%  2% 
落葉  15%  13% 
着鞘  56%  54% 
開花  26%  31% 

例年よりやや早いことが分かる。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン・大豆)

まだ作付の話は早いが、1度中西部の土壌水分をおさらいしておきたい。次に挙げる数字は9月から1月までの5ヶ月間に降った積算降雨量の平年比較。 

ミネソタ - 104%、 アイオア - 94%、 ネブラスカ - 116%、 ミズーリー - 90%、 サウスダコタ - 105%、 ウイスコンシン - 89%、 イリノイ - 98%、 ミシガン - 119%、 インディアナ - 103%、 オハイオ - 100%、 ケンタッキー - 102% 

と軒並み充分な積算降雨量なっている。しかも2月はまた降雨が多く、ここまで平均100-300%となっている。作付はコーンですらまだ2ヶ月も先であるが、土壌水分に関しては今の潤沢と言える。もちろん広い中西部にはそれでも水分不足が言われているところもある。それらはアイオア、ネブラスカ、カンザス、ミズーリーのコーンベルト南西部のしかも一部地域のみ。現在の土壌水分からみて、レコードイールドの可能性を述べるアナリストもいるくらい。通常2月の安値から春先のラリーという展開が多いが、今年は低位安定相場がまだ続きそうだ。 

またコーン・大豆の作付面積については、肥料の高騰と、大豆5.26ドルのローンレートとコーン新穀12月限の価格比較が2.15対1とまだ大豆に有利であることから大豆の作付が増加するという意見が多い。しかし大豆を2年連続して作付すると、害虫の被害が増大すること、大豆が病気にかかり易いことが知られており、保守的な農家はローテーションを守るという意見も根強い。(N)  

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)