(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月20日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  213 1/2 - 14  214  212  212 1/4  +1/4  130935  -10054 
01 MAY  221 1/4 - 21 1/2  221 3/4  220  220 1/4  +3/4  132021  +837 
01 JUL  229 1/2 - 29 3/4  229 3/4  228  228 1/4  +3/4  93251  +1616 
01 SEP  237 1/4 - 37 1/2  238  236 1/4  236 1/4  +3/4  20364  +339 
01 DEC  247 3/4 - 48  248 3/4  247  247 1/4  +3/4  77229  +665 
02 MAR  256 3/4 - 57  257 1/2  256  256 1/4  +3/4  6472  +184 
            465568  -6431 

 

大豆     --- 高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  458 - 59 1/2  460  453 1/4  454  +0  49755  -5477 
01 MAY  459 1/2 - 60  460 3/4  454 1/4  455 1/4  +1  50031  +2677 
01 JUL  465 1/2 - 66  467  460 3/4  461  +3/4  37997  +891 
01 AUG  465 1/2  466 1/2  460 1/2  460 3/4  +1/2  3359  +101 
01 SEP  462 1/2 - 63  465  460  460  +1 1/4  2618  -1 
02 NOV  467 - 68  469 1/2  464  464 3/4  +2  21126  +168 
            166014  -1608 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16320  +80  MAR  1464  +15  MAR  266 1/4  +2  115.31 - 115.67 
MAY  16120  +70  MAY  1497  +13  MAY  278 1/4  +1 3/4   
JUL  16030  +110  JUL  1535  +13  JUL  288 1/2  +1   
AUG  15930  +100  AUG  1550  +12  AUG  299  +0   

 

 

本日の相場の動き

 

本日も先細り。

穀物相場は序盤元気に上昇したが、力を失い徐々に前日引け値に近づいた。 

コーンは、南米の天候変化から上昇。アルゼンチンの先週来の水分不足は受粉を終えたコーンにはそれほど大きな問題にはならないと見られたが、大豆へは影響大と見られた。ブラジルでは逆に雨が収穫を遅らせていることが好感された。また、中国の輸出成約・船積みペースがどちらも遅くなっていることが、米国産需要回帰の連想を導き、序盤の上昇に寄与した。農家売りも少なく、現物相場が堅調推移していることも原因。しかしながら、後はお決まりのパターン。中盤まで取引量が続かず、次第に勢いを失う。 

大豆も、主に南米の天候不安が原因で序盤忙しく買われたが、その後失速。一時は投機筋の買いが目立ったが、後半はどちらかと言えば売り側に回った。中国が米国産大豆輸入契約を不履行したとの噂も失速原因。 

本日のファンドの動きは、コーン800コントラクトの買い越し、大豆1,100コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

過去4日間の降雨は中部と北西部を中心に、70%の範囲に0.50-2.5インチであった。今週の前線の活動はやや緩やかとなり、週末までにトータルで60%の範囲に0.25-1.0インチの降雨を予報。気温は平年並からやや高め。先週は降雨で収穫に遅れが見られたが、今週は通常のペースで進む見込み。今の所収穫に大きな問題は見られない。 

アルゼンチン 

週末はドライで温暖。この天気は今週も続く。今週の降雨予報はトータルで15%の範囲に0.10-1.0インチ程度。15%の地域が水分不足からストレスを受け初めている。大豆は今が一番水分の必要な時期だけにイールドの減少が懸念される。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月15日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  31,007  30-35 
大豆  31,392  18-23 
小麦  18,386  27-33 

コーンは予想通り、大豆はやや強き。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  2月13日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  5.6  -0.3  30.2  0.1  1,385.5  1,421.3 
2000crop  947.3  5.8  0.0  unch  326.0  1,273.3 

- 大豆 - 

  2月13日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  1.2  -0.1  11.1  0.1  274.6  286.9 
2000crop  178.2  0.1  0.0  unch  124.5  302.7 

ニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

相場は当分動く力に欠けるが、次の本格的な動きのベクトルは上を向いている。ただ、本格的と言っても、今年の場合は潤沢な期末在庫、十分に貯えられた土壌水分、解決の糸口が見えないスターリンク問題などの影響でその上値への動きは例年に比べると穏やかなものになるであろう。しかし、現環境から見ると、穏やかな低迷相場というのは、夏場の旱魃が無い限り今年のコーン相場のキーワードとなる可能性は高い。今年に限って言えば、15セントや20セントの上昇は、穏やかとは言えないのかも知れない。( F ) 

 

(大豆) 

当社サンパウロ支店からの報告によれば、先週のブラジルは降雨続きの為大豆の収穫が遅々として進まなかったという。全国平均でも3%程度の収穫進捗にて平年よりも遅れてきている。本日の相場もこれを要因に上値をトライしたが、叶わなかった。上げは少なく、下げは大きいというダウントレンドがまだ続いている。ブラジルのサフラスは最新の生産量予想にて3,840万トンを予想してきている。収穫が50%程度進むまでは、生産量予想の増加傾向から相場には弱い材料になると考えている。また来週は3月の声を聞くというのにアメリカの農家からの売り物は相変らず少ない。いつまで売りを待てるかという問題もある。3月は地代の支払いや最後に作付を決めた種子や肥料等の買い付け、農耕機械の整備に必要な部品や器具の購入が待っている。余裕のない農家には売り時の決断を迫られることになる。 

通常作付が近づくと天候不安を先取りして相場が上がる傾向にある。しかし今年のように土壌水分が潤沢であり、しかも史上最高の作付面積が見えていると強い材料にはなりにくい。しばらく今の価格レベルで揉み合った後、一段落の可能性が高いと考えている。もうしばらく待ちたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)