(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月21日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  212 - 12 1/4  212 1/4  210 1/4  210 1/2  -1 3/4  110247  -20688 
01 MAY  219 3/4 - 20   220 1/2  218  218 1/4  -2  137093  +5072 
01 JUL  228 - 28 1/4  228 1/4  226  226 1/4  -2  95064  +1813 
01 SEP  236 1/4 - 36 1/2  236 1/2  234 1/4  234 1/4  -2  21112  +748 
01 DEC  247  247 1/4  245  245 1/4  -2  78295  +1066 
02 MAR  256  256 1/4  254  254 1/4  -2  6732  +260 
            453950  -11618 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  454 - 55  463  454  457 1/2  +3 1/2  46107  -3648 
01 MAY  455 - 56  462  455  457 1/2  +2 1/4  51374  +1343 
01 JUL  461 1/2 - 62  467 1/2  461  462 1/2  +1 1/2  37970  -27 
01 AUG  462  467 1/2  461 1/2  461 1/2  3/4  3384  +25 
01 SEP  461 1/2  465 1/2  460  460 1/4  +1/4  2651  +33 
02 NOV  465 - 65 1/2  470  465  465 1/4  +1/2  21229  +103 
            164094  -1920 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  16360  +40  MAR  1500  +36  MAR  262 1/4  -4  115.31 - 116.73 
MAY  16120  +0  MAY  1533  +36  MAY  274 1/2  -3 3/4   
JUL  15990  -40  JUL  1569  +34  JUL  285 1/4  -3 1/4   
AUG  15880  -50  AUG  1580  +30  AUG  295 1/2  -4 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

徐々に値を崩す展開。

序盤堅調な穀物相場は今日も当初の勢いを維持できず。 

コーンは序盤こそ大豆の上昇に押されて一瞬高値圏にも顔を出したが、中国の輸出気配を主因として値を崩した。最近輸出市場に姿を見せなかった中国が、「今年3月までの輸出に$44/トンの補助金を継続する。」と発表したとされ、それに呼応して来週にも百万トン単位の入札が行われるとの情報が伝わり、弱気色が相場を支配した。農家売りは少なく、艀運賃下落の割にはCIF価格が上昇していることが、先物相場を支持すると言われたものの、力足りなかった。また、明日からワシントンDCで始まるUSDAのアウトルック会議が、次の相場の方向性を示すのではとの期待感となり、思惑は錯綜した。 

大豆は、序盤上昇した上昇幅を維持できなかったものの、高値引け。農家売り不足による現物価格上昇に投機筋が気をよくしたことが原動力。ブラジルの収穫期の雨が、米国産の輸出需要期間を長くするとの期待も依然相場に残った。中国が買い気を示していることも買いに作用。終盤は、小麦・コーンの弱気に影響を受け、上昇幅を削って終了した。 

本日のファンドの動きはコーン2,000コントラクトの売り越し、大豆3,600コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

今後5日間にトータルで60%の範囲に0.25-1.0インチの降雨を予報。気温は平年並からやや高め。北部の収穫に若干の遅れが見られるが、たいした問題にはならない。 

アルゼンチン 

今週はドライで温暖な気温予報。次の降雨は週末から。45%の範囲に0.25-1.0インチ、所に寄り2.0インチの降雨を予報。週末の降雨により、土壌水分の不足はかなり改善され大豆もストレスを受けずにすみそう。現在水分不足が懸念される地域はコルドバ南部。この地域は大豆生産量の15%未満であり、大きな問題とはなっていない。コーンは順調に成熟に向っている。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  2/20/01  2/13/01 
CORN  35  37 
BEANS  24  21 
OIL  23  15 
MEAL  29  35 
WHEAT  22  18 
OATS  9  4 

コーンとオーツに微かながら上昇の兆しが... 

 

2)受渡可能在庫 (千ブッシェル) 

 

  2月16日  前週  前年同期 
コーン  11,307  10,907  8,334 
大豆  3,116  3,183  4,677 
小麦  38,543  37,179  35,811 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月限210以下は買い。 

上昇力に欠ける相場が続いている。新規材料難、南米産供給開始への恐れ、などの季節的な要因に中国輸出とスターリンクが味を添える環境では、上昇への原動力に不足するのは仕方のないことか。しかも、後者二要因は、事が明確になる期限が見えないだけに、市場心理を圧迫し続けている。ただ、これらはあまりにも長く相場に居続けている。簡単に言えば、これらに関するよほどの新たなニュースがない限り、相場レベルを積極的に押し下げるだけの力を有しない。新規材料難による低迷相場からの抜け道はまだ視界に入らないが、じっくりと安値を拾いながら、次の緩やかな上昇局面を待つとしたい。( f ) 

 

(大豆) 

大豆価格とファンドポジション(オプション込み)をチェックしてみると、今年になってから大豆価格は約40セント下落してファンドポジションは約28,000コントラクトネットショートが増加していることが分かる。今日現在のファンドポジションは約17,000コントラクトのネットショート、今までのショートの最高は約31,000コントラクトであるから、気分的には後14,000コントラクトのショートが可能となる。もしファンドがここから14,000コントラクトのショートを積み増ししたとしたら、約20セントの下落が可能という判断になり3月限の440割れもみえてくる。 

しかし昨年一年間でファンドが占めるポジション比率は全体の6-16%であった。現在すでに14%程度の比率を占めておりここから大幅にファンドがショートポジションを増加させ占有比率が上がってくるとも考えずらい。 

この価格帯で暫く揉み合い、ファンドのポジションが少しこなれて占有比率が下がり、そこからファンドの売り出動が再び始まるという展開を予想。3月限440台前半からは買いといえる。 

気になるのはナスダック。今日も下落して昨年来安値を更新した。ファンドが追証の必要から利がのっている大豆ポジションの手仕舞いにくるとシナリオが狂ってくる。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)