(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年2月26日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、ほぼ変らずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  209 1/4 - 09 1/2  210 1/2  208 3/4  209 1/4  +0  72048  -9034 
01 MAY  217 - 17 1/2  218 1/4  216 3/4  217  +0  161589  +7149 
01 JUL  224 3/4 - 25  226 1/4  224 3/4  225  +0  100715  +1881 
01 SEP  233 1/4 - 33 3/4  234  232 3/4  232 3/4  +0  23467  +2000 
01 DEC  244 1/4  245  243 1/2  243 3/4  -1/4  80331  +1396 
02 MAR  253 3/4  254  252 3/4  252 3/4  -1/4  7501  +339 
            451328  +3773 

 

大豆     --- やや安値寄付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  449 1/2 - 50  450  447  449 1/4  +1 1/4  24436  -7660 
01 MAY  448 1/2 - 49  449 1/2  444 3/4  447 1/4  -3/4  65586  +3931 
01 JUL  454 1/2  455 1/4  450 1/4  452 1/2  -1 1/2  39544  +635 
01 AUG  454 - 55  455  449 1/2  452  -1 1/2  3779  +132 
01 SEP  451  452  448  450  -1/2  2842  +58 
02 NOV  455 1/2 - 56  456 1/2  452  454  -3/4  21104  -207 
            158920  -2953 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15800  -270  MAR  1467  -4  MAR  259  -1/4  116.41 - 116.69 
MAY  15560  -170  MAY  1505  +0  MAY  269 1/2  -1 1/2   
JUL  15490  -130  JUL  1542  +1  JUL  281 1/4  -1/2   
AUG  15380  -130  AUG  1562  +6  AUG  291 1/4  -1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

週が変わっても相場のテンポは変わらず。

材料難が続き、序盤のコーン上昇も緩い動きの大豆によってかき消される。 

コーンは、緩慢な動きで上昇後、終盤に値戻しし、変わらずの引け。2百万トンとも言われる中国産コーンの入札の行方が注視され、相場は動かなかった。入札の結果は水曜日に判明するとされており、本日は神経戦に終始した。週間輸出量は3千万ブッシェルと低調、英国・台湾での口蹄疫騒ぎも需要に影を落とし、アルゼンチンでの週末の雨も緊張感を緩めた。このような小粒の弱材料の中、投機筋は少量ながらも買い側に回り、相場均衡を保った。 

大豆は、大豆粕の下げに主導された。取引量少なく、鋭く動く場面は無かった。週間輸出量は悪い数字ではなかったものの、南米アルゼンチンでの雨に押され、前半のやや高を守りきれなかった。3月限のみは高値引けとなったが、受渡し量がゼロと予想されること、期近現物相場が上昇していることなどが原因と見られる。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆1,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末は50%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量があった。前線の活動は引き続き活発であり、今後5日間にも60%の範囲に0.25-1.25インチの降雨量予報となっている。気温は平年並からやや高目。引き続く降雨の影響で収穫遅れが懸念されるが、今の所降雨は一箇所には集中しておらず、ダメージなどにはなっていない。 

アルゼンチン 

週末は20%の範囲に0.25-1.0インチの散発的な降雨であった。今週は前線の活動が活発となる。トータルで65%の範囲に0.25-1.0インチ、所により2.0インチの降雨量を予報。今週はもっとも水分不足が懸念されているコルドバ等南部地域にも降雨予報が出ており、恵みとなる。気温は全般に平均より高目。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(2月22日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  30,003  28-35 
大豆  33,008  24-30 
小麦  21,011  17-22 

コーンは予想通り、大豆はやや強き。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  2月20日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  27,230 SHORT  586 LONG  
大豆  22,599 SHORT  22,396 SHORT 
大豆粕  6,580 LONG  5,862 LONG 
大豆油  23,235 SHORT  15,641 SHORT 

コーンはやや強気材料、大豆3品は予想の範囲内にてニュートラル。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

大豆の弱腰に引っ張られながらも、コーンは緩やかな上昇局面に入る。5月限210台中盤は買い。その後、4月後半以降には、再び安値局面が訪れる可能性がある。豊富な未売在庫からの期近限月安傾向は変わらないため、4月後半の210台割れも考えられるが、生育中の天候リスクを考慮すれば、今の210台中盤は抑えておくべき。( F ) 

 

(大豆) 

今週後半からは3月となる。3月には作付が話題の中心になりつつ、なんらかの天候不安を材料視して上げ相場になる事が多い。では今年の状況はどうか? 

まず作付面積が増加することは間違いない。肥料の高騰からコーン→大豆への作付転換が主な要因だが、これについても今までの肥料ののやり過ぎから肥料投与を減らしてもコーンイールドには問題ないという意見もある。その為農家はローテーションを重視しコーンを作付する。コストがかかる分は肥料を減らす事で対応するというもの。ただこれは非常に不明瞭な要因であり、3月末に作付意向面積が発表されるまではこれといった材料にはなりにくい。 

中西部の土壌水分は潤沢。2月はまた降雨が多かった。しかも今年はラニーニャ、エルニーニョに関係ない年であり、早過ぎる天気予報は話題になりにくいい。 

アメリカ農家もブラジル農家も売りは例年より遅い。アメリカでは3月は何かと物入りの時期であり、大豆売りのきっかけとなりうる。またサフラス発表のブラジル農家大豆売りも例年の28%に比べて、22%と進捗が遅い。農家売りが遅い中でのこの価格レベルであり、今後上値を抑える原因となりうる。また南米産大豆の比重が高まっている事もあり、この農家売りの遅さを一番のポイントとしたい。 

今日現在考えられているファンドのネットポジションは約26,000コントラクトのショート。今までの最高が約32,000コントラクトであったから、ここからどんどん売りが進む環境ではない事は確か。 

上げ要因は今の所3月という季節的な要因がメインとしか思えない。今日も期近限月だけが現物相場の強さを反映したが、期先限月は強い材料に反応しなかった。相場は弱い材料を探しているように思える。今週暫く揉み合い、ファンドのポジションがこなれたあと、もう一段の下落を予想。買い出動はそれから。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)