(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月06日

 

本日の相場

とうもろこし  -- ほぼ変らずの寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  215 1/2  216 1/4  215  216  +1/2  12444  -2948 
01 MAY  222 1/2 - 22 3/4  223 3/4  222  223 1/4  +3/4  186492  +32 
01 JUL  230 1/2 - 30 3/4  231 1/2  230  231 1/4  +3/4  106366  +548 
01 SEP  238 1/2  239 1/2  238  239  +1/2  26268  -129 
01 DEC  249 1/4 - 49 1/2  239 1/2  248 3/4  250  +1/2  81984  +670 
02 MAR  258 1/4  250 1/2  258  259  +1/2  8915  +191 
            429414  -1210 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  455 1/2 - 56  462 1/2  454 1/2  461 3/4  +5 1/4  4294  -902 
01 MAY  459 - 59 1/2  468  459   467  +7  74227  +395 
01 JUL  467 - 67 1/2  475  467  474 1/2  +7  40519  -427 
01 AUG  470  473 3/4  467  473 1/2  +7 1/4  4792  +220 
01 SEP  465 1/2  471  464 1/2  470 1/2  +6 1/4  3695  -110 
02 NOV  468 1/2  477 1/2  468 1/4  476 1/2  +7 3/4  21693  -579 
            151131  -1337 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15770  +00  MAR  1572  +5  MAR  272 1/4  -1 1/2  118.40 - 118.85 
MAY  15890  +190  MAY  1605  +6  MAY  282 1/2  -1 1/4   
JUL  15970  +240  JUL  1643  +5  JUL  293 1/2  -3/4   
AUG  15890  +280  AUG  1656  +5  AUG  303  -1   

 

 

本日の相場の動き

 

コーンは動かず、大豆はテクニカル要因から上げる。

終日静かな相場であったが、終了数分前から大豆に買いが入った。 

コーンは材料難。値幅が2セントにも満たなかった。明後日に控えた需給報告にて、輸出数量減少→在庫増加という弱い予想、3月に入ってからの中西部の気温の低下→飼料需要増加、また中国はしばらく売り物がないといいう強い材料のニュースが相殺されて動意に乏しかった。ヨーロッパでの口蹄疫も、アメリカに需要をもたらすという考えと、全体の需要量が減少するという考えが交錯し、強弱どちらの材料にもならなかった。 

大豆は需給報告で輸出増加→在庫減少という強い予想とテクニカルに買いのサインが出たことから買われた。ブラジル政府筋CONABが市場予想よりも少ない大豆生産予想をするのではないか?というニュースも若干ながらサポート要因となっていたようだ。期近の現物価格が下げていたことや、大量の受渡から3月限大豆粕が下げていたにも拘らず本日は底堅かった。終了間際に、短期移動平均価格が2ヶ月振りに中期移動平均価格を抜いたことがファンドに好感され、一気に値を上げての引けとなった。売りが殆ど見られなかった事が本日の相場の特徴ともいえる。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆1,800コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日より降雨予報が増えた。今後7日間の間に、北部地域は75%の範囲に0.4-2.0インチ、中部と南部地域は75-80%の範囲に0.3-1.8インチの降雨予報となっている。北部の収穫遅れが懸念されるが、南部への降雨は恵み。 

アルゼンチン 

過去48時間に75%の範囲に0.4-2.0インチの降雨が見られた。次のまとまった降雨は金曜日から週末にかけて。全体の80-90%に0.5-2.5インチの降雨予報となっている。土壌水分に問題の見られる地域はなくなっており、穀物の生育は良い状態を保たれることになる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  3月2日  前週  前年同期 
コーン  11,595  11,681  7,221 
大豆  1,985  2,903  4,075 
小麦  38,692  38,485  35,212 

大豆は受渡可能在庫が少なくなってきており、やや強い材料。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  2月27日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  2.9  -1.8  30.4  0.1  1,388.0  1,421.3 
2000crop  957.7  5.5  0.0  unch  344.4  1,302.1 

- 大豆 - 

  2月27日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.6  -0.5  11.2  0.1  275.1  286.9 
2000crop  177.1  -1.4  0.0  unch  129.0  306.1 

先週と殆ど変らず、ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

コーンは暫く材料難だが季節的要因、短期移動平均が中期移動平均を抜いていることから上に向っていると考えたほうが無難。明後日の需給報告も弱い数字にはなるが100%皆が予想していることであり、sell the rumor, buy the factになる可能性の方が大きい。またコーンの先行指標になることが多いオーツが今日大きく上げていることも買い安心につながる。 

肥料の値下がりからローテーションを守ってコーンを作付するという農家コメントが最近目につくのも確か。これは弱い材料。ただ不明瞭なファンダメンタルよりもテクニカルな要因がここ最近の相場では優位になってきており、大豆へのつれ高の可能性からも短期的に買わなければならないポジションは買いを勧めておく。(N) 

(大豆) 

1/2以来の短期移動平均と中期移動平均のクロスが見られた。前回の逆クロスから大幅な下げを辿ったのは記憶に新しい。ファンダメンタルは弱いが目新しさに欠ける中、短期はテクニカル要因が主導となる。この2ヶ月の下げから半値戻しをターゲットにすると、5月限477までは身近な価格になってくる。短期的に必要な玉の手当てはしておいたほうがいい。 

ここ数日ローカルのトレーダー達はロングを仕込んでいたと考えられる。需給報告前に彼らから手仕舞い売りがでるかもしれない。短期で必要な玉の確保に明日のセッタバックは狙い目となる。(N) 

 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)