(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月09日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  213 3/4  214 1/4  212 3/4  213 1/4  -1/4  5893  -2261 
01 MAY  220 1/2 - 21  221 1/4   219 1/2  219 3/4  -1/2  189257  +1676 
01 JUL  228 1/2 - 29  229 1/2  227 3/4  228  -1/2  107808  +40 
01 SEP  237 1/4 - 37 1/2  237 1/2  235 3/4  235 3/4  -1/2  28053  +858 
01 DEC  247 1/2 - 47 3/4  248 1/2  246 1/2  247  -1/2  84761  +541 
02 MAR  257  257 1/2  255 3/4  256 1/4  -1/4  9879  +5 
            433446  +1117 

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  456 1/2 - 57  461  455  456 3/4  +1 1/4  2494  -435 
01 MAY  461 1/2 - 62 1/2  466  460  462  +1  75942  -1281 
01 JUL  469 1/2  473 1/4  467 1/2  469 3/4  +1  42457  +409 
01 AUG  469 1/2  473  468 1/2  469  +3/4  5215  +128 
01 SEP  468  470  465 1/2  465 1/2  +1/2  4065  +167 
02 NOV  472  475 1/2  471  472  +0  22765  +815 
            155153  +51 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15830  +120  MAR  165  +0  MAR  270 1/4  -1/4  119.30 - 119.70 
MAY  15770  +160  MAY  1632  -7  MAY  279 1/2  -1/2   
JUL  15710  +100  JUL  1670  -4  JUL  290 1/2  -1/2   
AUG  15600  +90  AUG  1684  -6  AUG  300 3/4  -1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

材料難、動き少ない。

コーンは特に動かず。韓国向けにブラジルコーンの船積みが確認され、弱い材料となった。また日本がブラジルコーンを100万トン買いに入るという噂、昨日のスターリンクがコーンドッグから見つかった話が今日のコーンの上値を抑えた。他にはテキサスでコーンの作付が進んでいる事が話題になったが、これは通常通りでり、特に弱い材料にはならなかった。逆に中西部のウエットでクールな天気予報がやや強い材料に捉えられた。 

狂牛病対策に動物性タンパクの飼料添加が一部禁止されるかもしれないというニュースから大豆粕が上げ、大豆もややつられた。南米の天候はブラジルで一部ドライ、アルゼンチンはパーフェクトと強弱相殺された。またブラジルの収穫遅れ懸念がやや強気に取られるも、サフラスの大豆生産量予想3,580万トンが弱い材料に取られ、動きは限られたものになった。 

セッション前にヨーロッパ系の大手穀物商の破産のニュースが流れた。これを穀物商内に対するマイナスイメージから弱材料視するトレーダーも見られたが、実際には前々から噂に上っており特にインパクトは見られなかった。 

本日のファンドの動きは、コーン400コントラクトの売り越し、大豆1,200コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

焦点はリオグランデドスル一点。この地域は過去12日間雨が降っていない。今日、明日に散発的な降雨予報が出ているが、もしこれをミスするようだとイールド低下懸念がでてくる。というのも来週末までは完全なドライパターンにて、気温の上昇も予報されている。一方北部のウエットパターンも来週まで続く。収穫遅れは大きな問題にはなっていないが、顕在化してきている。しかし3月後半の天候パターンはドライ予報となっており、今の所心配はいらない。 

アルゼンチン 

天気予報は変っていない。週末から来週前半にかけてトータルで65-75%の範囲に0.25-1.4インチの降雨予報となっている。今後10日間は気温も平年並が予報されており、大豆の生育、コーンの成熟ともになんら問題は見られない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) コミットメントオブトレーダーズ報告

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  3月6日現在  事前予想 
とうもろこし  24,130 LONG   13,500 LONG  
大豆  16,232 SHORT  16,600 SHORT 
大豆粕  610  LONG  3,800  LONG 
大豆油  2,405 LONG  4,500   SHORT 

- コーンは弱き、大豆は予想の範囲内、大豆粕・大豆油はやや強気といえる。 

 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

3月の需給報告が終わると、やはり作付を話題にする。実際テキサスではすでに10%が終了しており、カンザスの一部まで作付がスタートしている。作付がスタートしたから、じゃあ弱い材料になるかといえば今はならない。先週まで中西部は非常に寒かった。最高気温がマイナスという日が続いた。今週少し暖かくなったが、それでも最高気温は5℃いくかいかないか。中西部の北のほうでは厳しい天候がまだ続いており、これは今月一杯続く予報になっている。翻って昨年を思い起こせば、非常に暖かかった。シカゴでもセーターを脱いで歩いている人、ゴルフをしている人も見られた。作付の時期を今から云々するのは確かに早すぎる。ただ話題がその一点に集中せざるをえない時期であり、今の天候パターンはちょっと強い。 

またチャートからも5月限215を強烈なサポートラインに底を打った感がある。決してファンダメンタルが強い訳ではないが、今月末まではテクニカル要因をメインに、またそれに過度の天候不安を取り入れて、一旦上昇する可能性が高い。5月限215-219はこまめに拾っていった方が無難といえる。(N) 

(大豆) 

収穫の遅れ、インフラの不整備からブラジルの輸出港に大豆が思うように集まらず、すでに滞船は半月に及んでいる。大豆のファンダメンタルはコーンに比べようもなく弱いが、それが本格化するにはやはり目に見える輸出攻勢が必要。しばらくはテクニカル要因から上値の可能性が高い。期近の需要は早めにカバーしていくべき。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)