(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月12日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  212 3/4 - 13  215  212 1/4  214 1/2  +1 1/4  4517  -1376 
01 MAY  219 1/4 - 19 3/4  222 1/4  219  221 1/4  +1 1/2  188075  -1182 
01 JUL  227 1/2  230 1/4  227   229 1/4  +1 1/4  107873  +65 
01 SEP  235 1/4 - 35  238  235  237  +1 1/4  28132  +79 
01 DEC  246 1/4 - 46 3/4  249  246  248  +1  85175  +414 
02 MAR  255 1/4  258  255 1/4  257 1/4  +1  9903  +24 
            431656  -1790 

 

大豆     --- 安値寄付き、マチマチの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  452 1/2 - 53  460 3/4  452 1/2  459  +2 1/4  2013  -481 
01 MAY  457 1/2 - 59  463 1/2  457 1/2  461  -1  73434  -2508 
01 JUL  465 1/2 - 66 1/2  471  465 1/2  468 1/2  -1 1/4  42918  +461 
01 AUG  467 1/2  470  467  468 1/2  -1/2  5057  -158 
01 SEP  464  467  464  465 1/2  +0  3907  -158 
02 NOV  469 - 69 1/2  473 1/2  468  471  -1  22897  +132 
            152508  -2645 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15870  +40  MAR  1605  +0  MAR  277  +6 3/4  120.13 - 120.57 
MAY  15740  -30  MAY  1630  -2  MAY  285 1/2  +6   
JUL  15690  -20  JUL  1666  +4  JUL  296 1/2  +6   
AUG  15550  -50  AUG  1679  -5  SEP  306 1/2  +5 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

小麦→コーン→大豆で上昇も、大豆は再び安値圏。

世間の耳目が株式市場の続落に集まる中、穀物相場は薄商いながらも小麦の上伸に助けられ、序盤の安値から回復した。 

コーンは、安値寄りつき後、小麦相場上昇に合わせて復調、高値引け。一足先に開始された株式相場の急落を受け、穀物相場を始めとする商品先物もプレッシャーを感じながらのスタートとなった。しかしながら、小麦が急上昇したことをきっかけに、コーンも上昇に転じる。一部の天気予報に、作付期の低気温・多雨の予想が聞かれるようになり、作付け遅れを連想させたことが上昇を後押しした。3月30日の在庫・作付予想報告に対しての警戒買いもあったと言われるが、低い輸出ペースに悩むコーン相場はその上昇スピードを増すことはなかった。 

大豆は、アルゼンチンの雨に嫌気し、中盤の上昇を最後まで支えきれなかった。週間輸出高は好調、期近現物相場も堅調、小麦相場の支えもあったが、今後すぐに国際市場での強敵となるアルゼンチンでの雨は、相場を安易に上昇させなかった。また、米国での春先の多雨予報が、コーン作付減→大豆増をもたらすとの連想も、相場の腰を弱める一因となった。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末の降雨も北部地域のみ、40%の範囲に0.5-2.0インチの降雨量となった。今週も降雨範囲は北部地域に限られ55%の範囲に0.5-1.5インチが予報されている。リオグランデドスルは週末までドライが続く。気温も最高気温が90度台中盤と高く、鞘付きが終わりつつある大豆にはストレスになる。また北部地域の収穫遅れもまだ大きな問題ではないが懸念される。 

アルゼンチン 

週末も降雨に恵まれた。トータルで65%の範囲に0.7-2.0インチの降雨量となった。今週はドライ予報。しかし今後10日間に気温の上昇は予報されておらず、穀物の生育はまだ順調に進んでいる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(3月8日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  23,112  27-35 
大豆  30,274  24-29 
小麦  19,732  15-20 

コーンは弱き、大豆はやや強き。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  3月6日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  16,926 SHORT  24,100 LONG  
大豆  18,190 SHORT  16,200 SHORT 
大豆粕  1,144 SHORT  600 LONG 
大豆油  5,222 SHORT  2,400 SHORT 

大豆3品はほぼ予想の範囲内、コーンは若干のロングと予想されていたためやや強気材料。 

 

本日のトーメンの意見

 

ダウジョーンズとナスダックの低迷で投資家心理が落ち込んでいるようにみられる。先週も主力ハイテク企業の業績予想で下方修正が出されていたが、今週も続くようだとナスダックの下げが穀物相場にも影を落しかねない。テクニカル要因から3月中には高値へのリバウンドがあると見ているが、それは大豆5月限5ドル・コーン5月限235までは届かないかもしれない。最近はインターネットの進歩から、農家もインターネット経由で株の売買をしてると言われ、値動きの激しいナスダックを狙ったものの中には相当なロスを出している人もいると聞く。今回また大きく下げており、ロスの埋めあわせに手持ち現物を売るという場面もあるかもしれない。(N)

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)