(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月13日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、やや安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  216 - 16 1/4  216 1/4  213 1/4  214 1/4  -1/4  3768  -749 
01 MAY  221 3/4 - 22 1/4  222 1/2  220  220 1/2  -3/4  186566  -1509 
01 JUL  230 - 30 1/4  230 1/4  228  228 1/2  -3/4  108257  +384 
01 SEP  238  238  236  236  -1  28430  +298 
01 DEC  249 - 49 1/4  249 1/4  246 3/4  247 1/4  -3/4  86044  +869 
02 MAR  258 - 58 1/4  258 1/4  256 1/4  256 1/4  -1  9903   
            431400  -256 

 

大豆     --- やや高値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  459 - 60  460  451  452 1/4  -6 3/4  1305  -708 
01 MAY  461 1/2 - 62  462 1/4  455 1/2  456 3/4  -4 1/4  73445  +11 
01 JUL  469  469 3/4  463  464 1/4  -4 1/4  43001  +83 
01 AUG  466 - 66 1/4  469  463  463 3/4  -4 3/4  5209  +152 
01 SEP  470 1/2 - 71 1/4  466 3/4  460 1/2  461 1/2  -4  3910  +3 
02 NOV  475 1/2  471 1/2  466  466 1/2  -4 1/2  22787  -110 
            151967  -541 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15650  -220  MAR  1615  +10  MAR  276  -1  119.05 - 120.11 
MAY  15440  -300  MAY  1641  +11  MAY  285 1/2  +0   
JUL  15430  -260  JUL  1678  +12  JUL  296  -1/2   
AUG  15270  -220  AUG  1692  +13  AUG  306 1/4  -1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆粕安、他穀物相場に波及。

フランスでの口蹄疫汚染確認などをきっかけに大豆粕が売られる展開。 

コーン相場では、コーン自体の変動要因に欠け取引量も少なかったが、大豆粕・大豆相場の下げに影響を受ける形で安値引けした。明日NWSから発表される米国中西部の30日・90日天気予報や、今月末の作付面積意向報告などに警戒感を示す動きにくい展開であった。欧州大陸での口蹄疫汚染確認は、飼料需要減退をもたらす可能性があるとして弱気に取る向きもあったが、大豆粕ほどは敏感に反応しなかった。日米両国の株安傾向やドル高も安値要因。 

大豆相場は、大豆粕が牽引役で下げを演出。ここ最近の口蹄疫騒動で、イタリアやベルギーなど英国以外でも感染の疑いは報告されていたが確認されてはいなかった。今回フランスで口蹄疫が確認されたことにより、英国にとどまらず欧州の広い範囲での汚染を暗示すると受け止められ、今後の飼料需要減退見込みから大豆粕が売られた。アルゼンチンでの雨、ブラジル通貨安傾向も引き続き米国産大豆への脅威と映った。 

本日のファンドの動きは、コーンほぼニュートラル、大豆2,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

南部は金曜日までドライパターンが継続。トータルで35%の範囲に0.2-1.0インチの降雨が予報されているにすぎない。リオグランデドスルでは大豆は鞘付きからその成長過程にあるが、イールドの低下は否めない。北部は一転してウエットパターン。引き続き収穫の遅れが懸念されるが、まだ大きな問題にはなっていない。また3月20日頃から前線が移動しドライ予報となっていることは朗報。 

アルゼンチン 

今週は金曜日までドライ。コーンは早い地域では収穫が始まっておりこのドライが恵み。また週末には次の降雨予報が出ている。降雨の中心は北部から中部にかけて、範囲は65%にて0.4-1.5インチの降雨量を予報。これは大豆には恵みとなる。今後7日間に気温の上昇は予報されておらず、コーンの収穫、大豆の成熟に問題は見られない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  3月9日  前週  前年同期 
コーン  11,600  11,595  7,271 
大豆  2,059  1,985  4,459 
小麦  38,504  38,692  34,938 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  3月6日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  2.4  -0.5  30.6  0.2  1,388.3  1,421.3 
2000crop  957.8  0.1  0.0  unch  351.1  1,308.9 

- 大豆 - 

  3月6日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.5  -0.1  11.2  unch  275.1  286.8 
2000crop  176.1  -1.0  0.0  unch  130.8  306.9 

先週と殆ど変らず、ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

昨年12月に5,000人の人員削減をしたモトローラが本日また7,000人の追加削減を発表した。モトローラはイリノイに本社のある会社であり、穀物トレーダーとの話の中にも景気が悪くなって来ている気がするとコメントする人もいた。今の相場は弱気支配で停滞しており、景気低迷→需要不振→相場下落という発想になりやすい。また現物サプライヤーからは、農家が早くお金を欲しがっておりなんとか前倒しの受渡ができないかという問い合わせもきている。農家が資金需要から手持ちの大豆を売りに出す日も段々近づいてきている。

テクニカル要因と過度の天候不安から3,4月中のラリーの確率はまだ消えてはいないと思うが、上値リスクは徐々に下がっているのは確か。引け後にアルゼンチンでも口蹄疫病が見つかった?というニュースが流れた。もしこれが本当であればアルゼンチンからの大豆、大豆粕の買付に手がでなくなる。明日の朝までにどのような真相になるかわからないが、もし否定されなければ明日の強気要因となる。どの程度反応するかで今後のマーケットの上値リスクの可能性を考えたい。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)