(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月14日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや安値寄付き、安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  213 3/4 - 14  214  211 1/4  211 1/2  -2 3/4  1658  -2110 
01 MAY  219 1/2 - 20 1/4  220 1/4  217 1/2  217 3/4  -2 3/4  185789  -777 
01 JUL  227 1/2 -28  228  225 1/4  225 1/2  -3  108745  +488 
01 SEP  235 1/2 - 3/4  236 1/4  233 1/2  233 3/4  -2 1/4  28364  -66 
01 DEC  246 1/2 - 47  247  244 1/4  244 3/4  -2 1/2  86485  +441 
02 MAR  256  256 1/4  253 1/2  253 3/4  -2 1/2  10092  +189 
            429532  -1868 

 

大豆     --- やや安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAR  450 - 52  452  442  442  -10 1/4  402  -903 
01 MAY  455 - 55 1/2  455 1/2  442 1/2  444  -12 3/4  71659  -1786 
01 JUL  462 1/2 - 63 1/2  463 1/2  450  451 1/4  -13  42995  -6 
01 AUG  461 1/2 - 62  462  450 1/2  451  -12 3/4  5187  -22 
01 SEP  459 - 59 1/2  459 1/2  448 1/2  448 3/4  -12 3/4  3956  +46 
02 NOV  464 - 64 1/2  464 1/2  452 1/2  453 3/4  -12 3/4  22732  -55 
            149266  -2701 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAR  15250  -400  MAR  1593  -22  MAR  276 3/4  +3/4  119.90 -121.08 
MAY  14990  -450  MAY  1619  -22  MAY  283 3/4  -1 3/4   
JUL  14940  -490  JUL  1655  -23  JUL  294 1/4  -1 3/4   
AUG  14860  -470  AUG  1669  -23  AUG  304  -2 1/4   

 

 

本日の相場の動き

 

株安、粕安、大豆安。

口蹄疫の影響への不安心理が株式市場の崩落によって増幅され、大豆ピットが大荒れ。コーンもたまらず下げた。 

コーン相場は、序盤は大豆・大豆粕安につられ安値開始となったものの、商業筋の買いによってそれなりに支えられた。しかしながら、大豆・大豆粕が容赦なく値を切り下げて行くため、そのうちコーンにも穴が空き、5月限定219の支持線を割った。その後は大豆相場に翻弄されながら安値を更新する動きを繰り返した。株安で投資家心理が冷え込んだことも、投機筋の売りの大きな要因。明日の週間輸出成約が低調と見られることも少々であるが下げに作用。アルゼンチンの口蹄疫汚染確認は、本日のところ具体性をもって受け止められなかったが、汚染の拡大という意味では、弱気と取られた。 

大豆相場は、投機筋の売り攻勢に抵抗する術をもたず、売りが売りを呼ぶ展開となり約定安値を更新。口蹄疫汚染の拡大による大豆粕需要減退懸念がその主因とされるが、急落する株式市場が投資心理を冷え込ませたことも下げ幅拡大に大きく寄与した。スロベニアがフランスと英国からの飼料原料輸入を禁止、ブラジルがアルゼンチン産原料輸入禁止を検討している、フランスが新たな疑惑家畜を発見した、などの情報が流れる中、口蹄疫関連からの弱気が下げへの道筋をつけた。ブラジル通貨が2年ぶりの安レベルまで下落、ドル高ユーロ安も続いているとあって、大豆・大豆粕輸出需要にも影を落とした。 

本日のファンドの動きは、コーン4,000コントラクトの売り越し、大豆8,000コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

南部は金曜日まで温暖でドライなパターンが継続。トータルで35%の範囲に0.2-1.0インチの降雨が予報されているにすぎない。リオグランデドスルでは大豆は鞘付きからその成長過程にあるが、イールドの低下は否めない。北部は一転してウエットパターン。引き続き収穫の遅れが懸念されるが、まだ大きな問題にはなっていない。来週以降の北部の降雨予報が弱くなってきており、収穫の進捗が期待できる。 

アルゼンチン 

今週は金曜日までドライ。コーンは早い地域では収穫が始まっておりこのドライは恵み。また週末から来週始めまで次の降雨予報が出ている。降雨の中心は北部から中部にかけて、範囲は65%にて0.4-1.5インチの降雨量を予報。これは大豆には恵みとなる。今後7日間に気温の上昇は予報されておらず、コーンの収穫、大豆の成熟に問題は見られない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  3/13/01  3/6/01 
CORN  41  42 
BEANS  27  31 
OIL  52  43 
MEAL  22  24 
WHEAT  37  33 
OATS  19  11 

 

本日のトーメンの意見

 

様子見。

株価の下落→景気停滞→需要不振→穀物相場下落、口蹄疫→飼料需要不振→大豆粕下落→大豆つられ安→コーン安、というパターンにはまっている。アルゼンチンでの口蹄疫が確認されたが、US産に需要が集まる、US国内の需要が増えるという発想ではなく、全体の需要が停滞するという発想になっている。春先の天候や作付面積といった穀物特有の話題にならないところが、相場回復の遅さを物語っているように思われる。 

穀物相場下落の牽引役となっている大豆相場が契約新安値を更新してしまった。農家がいかに打撃を受け,苦しんでいるかという話はあちらこちらから聞こえて来るが、政府が即効的な法的手段を講じられるとも思えない。世界中の株価が全面安の様相では投資家心理も冷えるというもの。株価が安定してくるまでは、少なくとも様子見が無難な展開になって来ている。次の5月限ターゲットは週間チャートから見て取ると大豆433・コーン215。 

今日現在のファンドの大豆ネットショートポジションは約30,000コントラクトにまで膨らんでいると考えられる。史上最高のネットショートにあと1,000コントラクト余り。本来ならこれもサポート要因であるが、外的環境が落ち付くまでは様子見。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)