(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月19日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  209 - 09 1/2  209 1/2  207 1/2  209  +1 1/2  189179  +748 
01 JUL  216 1/2 - 17 1/4  217 1/2  215 1/2  217 1/4  +1 3/4  112225  +1330 
01 SEP  224 1/4 - 24 3/4  225 1/4  223 3/4  225  +1 3/4  33837  +1946 
01 DEC  234 1/2 - 34 3/4  235 3/4  234  235 1/2  +1 3/4  92978  +2888 
02 JAN               
02 MAR  244 1/4 - 44 1/2  245  243 1/2  245  +1 3/4  10214  -104 
            447776  +6944 

 

大豆     --- やや高値寄付き、やや高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  445 - 46  447  440 1/2  443 1/2  +1/2  68461  -925 
01 JUL  451  453  446 3/4  449 1/2  +1/2  41360  -663 
01 AUG  450  452 1/2  446 1/2  448 3/4  +1/2  5023  -215 
01 SEP  448 1/2  449 1/2  444  446 1/2  +1 1/4  4264  -8 
02 NOV  452 - 52 1/2  454  447 1/2  450 3/4  +1 1/2  22096  -178 
02 JAN  458 1/2  461 1/2  457  459  +1 1/4  1468  +154 
            143763  -1794 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15010  -20  MAY  1623  +12  MAY  268 3/4  -1 3/4  122.16 - 122.99 
JUL  14930  -10  JUL  1658  +12  JUL  279 1/4  -1 3/4   
AUG  14840  +20  AUG  1673  +13  SEP  289 1/4  -1 1/2   
SEP  14730  +30  SEP  1693  +18  DEC  304 1/4  -1 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

小休止。

先週急落した穀物市場は、週を明けてその方向性を決めかねたような展開。動きは少なかった。 

コーン相場は、週間輸出高の好調が唯一材料となったが、それ以外相場を支持する要因は見当たらなかった。口蹄疫問題やスターリンク問題は、週末の一般ニュースでも大きく取り上げられて依然需要不透明感を創出し、また、輸出ペースもUSDA見込みにはまだ遠いことなどから、一方的な展開にはならなかった。ただ、3月末のUSDA報告への警戒感や、先週の下げへの修正、それから株式市場が本日は反発したたことが、相場レベルを前日比安値への向かわせなかった。全体に静かな展開であった。 

大豆相場は、前日引け値を挟んで細かく上下し、結局やや高レベルで引けた。大豆粕は約定安値更新。大豆の週間輸出量が低調であったことが、南米産の供給開始が迫っている事を想起させ、相場に力を与えなかった。また、小麦の一時の急落も足を引っ張った。 

本日のファンドの動きは、コーン1,300コントラクトの買い越し、大豆1,800コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

週末は南部中心に0.5インチ以下の散発的な降雨が見られた程度。今週は南部は降雨に恵まれる。トータルで50-60%の範囲に0.5-1.5インチ。ドライが懸念されていただけに、作付の遅かった大豆にはまだ恵み。一方北部、中部はドライ予報、収穫の進捗が進む。今週のブラジルの天気予報はまさに理想的といえる。 

アルゼンチン 

週末はまとまった降雨が見られた。全体の85-90%の範囲に0.5-2.0インチ。また水曜日からも同程度の降雨予報が出ている。総じて穀物の生育に問題は見られない。 

アメリカ中西部 

3月後半から4月始めにかけて中西部は平年以下の気温予報となっている。コーンの作付が平年よりやや遅れる懸念がある。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(3月15日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  34,429  36-39 
大豆  23,243  24-28 
小麦  13,157  16-21 

コーン、大豆ともやや弱気。 

 

本日のトーメンの意見

 

まだ様子見。

日銀は実質的ゼロ金利に戻し、また連銀も明日少なくとも0.5ポイントの金利引き下げを行い株価のテコ入れをしようとしている。幸い今日のダウジョーンズもナスダックも反発しているが、先はまだまだ不透明。今週発表される予定の4大証券の12-2月四半期決算も低調予想であり、アメリカ経済の減速傾向には歯止めがかかっていない。経済アナリストといわれる人達はこぞってダウジョーンズ、ナスダックの下落予想をし始めた。ナスダックで1,400ポイント程度までの下落、ダウジョーンズでは6,000ドル程度までの下落を予想する向きもある。ブラックマンデーの再来がないとはいえないなかで必要以上に物を買うのは危険。 

また相場下落の原因のひとつである口蹄疫が中東でも発見された。汚染地域が広がっており、穀物相場への影響もまだまだ広がる可能性が高い。必要なものを必要な分だけ購入する、当用買いにしばらくは徹していたい。 

実際の農家の作付準備は遅れている。とあるイリノイ中部の農家は昨年3月10日にコーンの為の肥料をフィールドに散布したというが、今年はまだ雪に覆われており最低あと10日間は必要と言う。フィールドに入る段階ですでに昨年比20日間の遅れは本来強い材料であるが、そういう雰囲気が出て来ない。またこの農家は昨秋収穫した大豆のLDPは習得しているがまだ売りきっていないといい、この価格からでも作付が始まる前には売り切ってすっきりしたいという。アメリカ、ブラジル両方からの売り圧力がもうすぐかかってくる。くどくなるが買いを焦る必要はない。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)