(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月22日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  207 1/2 - 08 1/2  208 1/2  205  205 1/4  -5  184506  -1704 
01 JUL  215 1/2 - 15 3/4  215 3/4  213  213 1/4  -5  115902  +1554 
01 SEP  223 3/4  223 3/4  220 3/4  221  -5  35635  +1493 
01 DEC  229 1/2  234  231  231 1/2  -4 3/4  11  +11 
02 JAN               
02 MAR  233 1/2 - 34  243  240 1/4  240 3/4  -5  95831  +1944 
            452875  +4062 

 

 

 

大豆     --- 安値寄付き、大幅安値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  438 1/2 - 39  439 1/2  433 1/2  434 1/4  -9  68631  +223 
01 JUL  444 - 45  445  439 1/2  439 3/4  -9 3/4  41523  -54 
01 AUG  445 1/2  445 1/2  438 1/2  438 3/4  -9 3/4  4992  +18 
01 SEP  442 - 43  443  437  437  -9  4600  +9 
02 NOV  446  446  441 1/2  442 1/2  -8  22460  -23 
02 JAN  454  454  451  451 1/4  -7 3/4  1514  +5 
            144868  +235 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  14920  -170  MAY  1591  -23  MAY  259 3/4  -6 3/4  123.24 - 124.85 
JUL  14740  -250  JUL  1626  -24  JUL  271  -7   
AUG  14600  -230  AUG  1642  -20  SEP  281 1/2  -6 3/4   
SEP  14470  -240  SEP  1655  -22  DEC  297  -5 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

。。。。。

株式急落を背景とする投資家心理は、口蹄疫により増幅され、穀物相場では本日も容赦ない売りが続いた。 

コーン・大豆ともに急落。相場は価格維持になす術が無く、約定安値を更新。このところ関連性の強い動きとなっている株式市場の大幅下落もあり、穀物市場でも投機筋の売り圧力はセッション中休まらなかった。売りに理由を与えた他要因は、予想以下の週間輸出成約高、昨日のオランダに続きアイルランドへ飛び火した口蹄疫、そして止まらぬドル高。あまりのペースの価格下落に、農家が売り物を出さず、内陸では現物需給逼迫観が非常に強くなっているが、定期相場は関心を示さなかった。オランダは国内での口蹄疫確認を受け、飼料原料流通を3日間の期限付き停止を実施、欧州最大の港ロッテルダム港でも大豆粕など物流が止められたため、これも両相場に重しとなった。口蹄疫の自国での広がりを懸念したデンマークでは、飼料原料の輸入の禁止を検討しているとの報。口蹄疫は今日も新たな弱材料を穀物相場に送り込んだ。 

本日のファンドの動きは、コーン3,300コントラクトの売り越し、大豆2,300コントラクトの売り越しと見られている。 

 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

昨日までと予報は変らず。今後7日間の降雨予報は、北部は20-30%の範囲に0.2-1.2インチ、南部は40-50%の範囲に0.3-1.4インチとなっている。北部では収穫が進み、南部の大豆にはまだ降雨が恵みとなる。 

アルゼンチン 

前線の活動は活発。週末まで活発にて、トータルで75-85%の範囲に0.5-2.0インチの予報となっている。二毛作の大豆にはまだ雨が必要にて、この降雨は恵みとなる。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

 

 

本日の発表等
1) 週間輸出成約高報告(3/15の週) (単位:千トン)

 

  週間成約高  成約量累計  成約残 
  今年度  来年度  今年度  昨年度  今年度  来年度 
コーン  645.3  0.0  31,474.7  34,442.4  7,314.5  0.0 
大豆  295.2  0.5  24,117.9  21,687.9  4,168.2  41.0 
小麦  520.5  15.0  24,231.7  24,018.4  3,626.2  249.4 
大豆粕  47.8  0.0  4,245.0  4,227.9  908.7  1.2 
大豆油  3.5  0.0  288.5  303.5  27.6  0.0 

コーン、大豆とも予想以下にて弱気材料。 

 

2) 週間輸出高 (単位:千トン) 

 

  輸出量  輸出量累計  USDA予想 
  今週  先週  今年度  昨年度   
コーン  819.2  849.2  24,160.2  26,905.5  50,800 
大豆  860.4  916.1  19,949.7  18,746.9  26,540 
小麦  259.4  554.0  20,605.5  20,708.5  29,940 
大豆粕  151.3  263.4  3,336.3  3,192.2  6,120 
大豆油  21.8  18.9  260.9  225.3  640 

 

 

本日のトーメンの意見

 

この時期にここまで弱い相場は見た事がない。少なくとも記憶にはない。今までの経験則では計り知れない相場になっている。3ドル台の大豆や1ドル台のコーンが冗談では済まない雰囲気が益々出てきている。商業筋のプライシングタイプの買いも消化してここまで下げてしまった。明日も安値が予想される。大豆についてはファンドのネットショートポジションは今日で史上最高レベルに並んだと考えられるが、それをも強気材料にできる地合いではない。必要な物を必要な時に買いに入る、それしか自衛主段はないと思われる。

また相場とは関係ないがシカゴでのトピックスを一つ。この冬はとても寒くて、雨雪も多かった記憶があるが実際にはミシガン湖の水位は過去10年間で最低となっているという。12月までは過去100年間で2番目という寒さであったが、その時はまだ湖水は温かくて厚い氷が張らなかった。通常12月末から氷が張りだすのが、一転して1月から温暖になったため中央部への張り出しが不充分であったり、薄かったりして湖面からの水の蒸発が進んでしまった。また湖面に吹き込んだ冷たい空気が、湖水で暖められて水を吸い上げるという現象まで起きているという。ちょっと意外だ。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)