(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年3月27日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  209 3/4 - 10  211 1/4  208 3/4  211  +1 1/4  171823  -4594 
01 JUL  218  219 1/4  217  219  +1 1/4  117431  +561 
01 SEP  226  226 3/4  225  226 3/4  +1  35770  +38 
01 NOV               
01 DEC  235 3/4 - 36  237 1/2  235 1/4  237 1/4  +1 1/4  97721  +592 
02 MAR  245 - 45 1/4  246 1/2  244 3/4  246 1/4  +1  10745  +79 
            444543  -2971 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  442 1/4 - 43  445 1/2  440 1/2  445 1/4  +3 1/4  63278  -2890 
01 JUL  446 - 46 1/2  449 3/4  444 1/2  449 1/4  +2 3/4  42905  +28 
01 AUG  445 - 45 1/2  448  443 1/4  447 1/4  +2 1/2  5716  +239 
01 SEP  441 1/2  444  440  444  +3  4310  -86 
02 NOV  445 1/2 - 45 3/4  449  444  448 3/4  +3  23755  +65 
02 JAN  454  457  454  457  +2 1/4  1569  +76 
            142959  -2477 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15400  +60  MAY  1616  +37  MAY  267  +0  121.83 - 123.15 
JUL  15100  +00  JUL  1653  +39  JUL  277 3/4  -1/4   
AUG  14920  -10  AUG  1670  +41  SEP  288  -1/2   
SEP  14710  -50  SEP  1685  +41  DEC  303 1/4  +0   

 

 

本日の相場の動き

 

レポートを控えたショートカバー。

口蹄疫、狂牛病の具体的話題は聞かれず、閑散とした中ポジション調整からの上げとなった。 

本日は大豆油が相場を上に引張った。ドイツ、フランスでウエットな天候から菜種の作付が遅れている事からパーム油高→大豆油高につながり、大豆もサポートされた。ブラジルサントス港でストライキが予定されていることやレポート前でファンドがポジション調整の買いを入れたことが強気材料になるも、今週の南米の天候は収穫には最適であるというニュースが弱い材料となり、上げ幅も限られたものになった。 

コーンも小動き。冬小麦の生育状況がオクラホマ、カンザスで悪化していていたことから、寄付き前は小麦につられて上げる事が予想された。しかし予想に反して小麦が小動きとなり、コーンも動きが制限された。大豆同様レポートを控えてのショートカバー、韓国、台湾のUS産コーンの買付がやや強気材料となった。また確認はされなかったが、中国が今回の口蹄疫の発信源ではないかという噂が一部で流れた。これは中国産コーンへの需要低下と見られやや強気材料とされたが、真相まだわかっていない。 

またCRBインデックス、ダウジョーンズとも上げており、心理的なサポート要因となった。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの買い越し、大豆1,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

各生産地の天気予報および状況

ブラジル

今後7日間の天気予報は、南部はドライ、中部、北部は散発的な降雨が見られる程度となっている。今週から来週前半にかけて、収穫が進む理想的な天候といえる。 

アルゼンチン 

今後7日間はドライ予報。アルゼンチン大豆ももう水分を必要としない時期となっており、今週のドライは北部のコーン、大豆の収穫には恵みとなる。 

アメリカ中西部 

全体に気温が下がっており作付がスタートできない状況。今後2、3週間の中期予報も気温は平年並以下の予報となっている。先週末に中西部に降雨が見られたがこの降雨で作付が遅れるということはない。3月は平年以下の降水量となっており、基本的に雨はまだ歓迎される。気温が上昇するかどうかが一番の焦点。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

 

本日の発表等
1)受渡可能在庫 (千ブッシェル)

 

  3月23日  前週  前年同期 
コーン  11,728  11,628  7,771 
大豆  2,074  1,915  4,785 
小麦  37,041  38,069  34,465 

ニュートラル。 

 

2)ローンデータ (百万ブッシェル) 

−コーン− 

  3月20日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  1.7  -0.3  31.0  0.2  1,388.6  1,421.3 
2000crop  948.9  -6.3  0.0  unch  371.5  1,320.4 

- 大豆 - 

  3月20日  先週比  質流れ量合計  先週比  引き出し量合計  ローン合計 
1999crop  0.4  -0.1  11.3  0.1  275.2  286.9 
2000crop  172.3  -1.8  0.0  unch  135.8  308.1 

先週と殆ど変らず、ニュートラル。 

 

3)アナリスト作付面積予想(百万エーカー) 

 

  アナリスト平均  レンジ  2000USDA 
大豆  75.880  75.3-76.5  74.496 
コーン  78.008  77.5-78.6  79.545 

 

本日のトーメンの意見

 

株、口蹄疫、狂牛病の話題が聞こえてこない限り、今週は静かな相場ながらレポート前のポジション調整から上がる可能性が強い。先週までマーケットを支配して相場を下落させたこれらの材料が落ちついていると季節的に作付が話題になってくる。現状と3月の中西部の天候を振り返ってみるに、南部はウエット、中部、北部はクールで作付が進まないという状況が浮かび上がってくる。3月単月の降水量は一部アイオア、ミズーリー、カンザスでは平年並であったが、その他の地域はおよそ平年の半分以下であり、今後も雨自体はまだしばらく恵みと言える。したがい今の時点で降雨=作付遅れを心配することはない。それよりも気温が問題。コーンが発芽するためには土中温度が24時間続けて50度以上にになる事が必要。先週末から今日にかけてのように最高気温が32度(摂氏0度)以下が続いていてはとても作付は進まない。

ただ株、口蹄疫、狂牛病は小康状態ではあっても解決された訳ではなく、まだしばらく動向を見極める事が必要。それまでは大きく買いに入る事は危険だ。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)