(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月4日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  209 1/4 - 09 3/4  212 1/4  209 1/4  211 3/4  +2 1/2  163268  -2351 
01 JUL  217 1/2 - 3/4  220 1/4  217 1/2  219 3/4  +2 1/2  127934  +286 
01 SEP  225 1/2 - 25 3/4  228  225 1/2  227 1/4  +2 3/4  38182  -74 
01 NOV    234 1/4  234 1/4  234 1/4  +2 1/4  126  +36 
01 DEC  236 - 36 1/4  238 3/4  236  238 1/4  +2 1/2  103096  +204 
02 MAR  245 1/2 - 45 3/4  248 1/4  245 1/2  248  +3  11304  +62 
            456124  -1283 

 

大豆     --- やや安値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  429 1/2 - 30  437 1/2  428 3/4  437 1/4  +7  163268  -2351 
01 JUL  434 - 35  443 1/4  433 1/2  442 1/2  +7 1/4  127934  +286 
01 AUG  434  441 3/4  433 1/2  441  +6 3/4  38182  -74 
01 SEP  430  437  429  436  +6 1/2  126  +36 
02 NOV  434 - 34 1/2  441  433 1/4  440 1/4  +5 1/2  103096  +204 
02 JAN  446  450  446  450  +6  11304  +62 
            456124  -1283 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15330  +360  MAY  1564  -5  MAY  265 1/4  +3 1/2  125.02 - 125.87 
JUL  15080  +320  JUL  1597  -6  JUL  276  +2 1/4   
AUG  14900  +270  AUG  1613  -4  SEP  286 1/4  +2 1/4   
SEP  14660  +230  SEP  1630  -3  DEC  300 1/2  +2   

 

 

本日の相場の動き

 

ファンドのショートカバー

コーンは、ナショナルウエザーサービシズの6-10日間予報がウエットであることが作付遅れを連想させて、ファンドのショートカバーを呼んだ。また韓国で買い付けた中国産コーンからGMOが見つかったというニュースも、今後US産コーンに買いが戻る事を連想させた。ダウジョーンズ、CRBインデックスが上げていた事や、ドルがユーロに対して大きく下げていたことも輸出需要の増加を連想させ強い材料となった。ただ相変らずヨーロッパでの口蹄疫騒動が収まりを見せない事、US-中国の緊張の高まりは、中国のWTO加盟を遅らせるかもとの発想から相場の頭を抑える事となった。 

大豆はブラジルのサントス港でのストライキの長期化がUS産大豆の輸出期待となりサポート要因となった。実際韓国の5万トンのUS産大豆の買い付けがそれを後押しした。また期近の大豆粕のタイト感から大豆粕が買われ、大豆もつられた。ただUS-中国の緊張の高まりから、中国が既契約のUS産大豆50万トンをキャンセルする可能性がある事、コーンの作付遅れは逆に大豆の作付面積増加につながると見られ、やや相場を抑えた。 

本日のファンドの動きは、コーン1,500コントラクトの買い越し、大豆3,000コントラクトの買い越し、大豆粕3,400コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国デルタ地域および中西部

ジョンデービス氏によればNWSの下記ウエット予報とはやや異なり、4/15までの予報は中西部南部はドライで作付の進展には恵み、中西部北部はウエットではあるが時期的に作付にはまだ時間があり大きな問題にはならないとしている。また気温も高め予報となっており、南部地域での作付には恵み。 

アルゼンチン・ブラジル 

今後10日間は概ね順調に収穫が進む見込み。来週末までに散発的な降雨が2回予報されているが、収穫の妨げになるようなものではない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(4/10-14) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  N/A (48)  A (0.47/2) 
ベルト東部  A (53)  A (0.47/2) 
デルタ地域  A (64)  A (0.83/2) 

降水量予想が平年並以上となっており、強気材料。 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  4/3/01  3/27/01 
CORN  29  33 
BEANS  20  26 
OIL  45  49 
MEAL  18  22 
WHEAT  20  24 
OATS  17  13 

先週と大差なし、ニュートラル。 

 

本日のトーメンの意見

 

ここまで下げてくると「どこが底か?」という議論が出てくる。金曜日のクレージーな相場の後、始めてその金曜日の高値を抜いて引けたことはテクニカルには強い。コミッションハウスに属するアナリストもそろそろ天候相場に目がいって、買いを勧める者もでてきている。しかし今日のような上げ相場でも取引量は通常より少なかった。まだ底を打ったという自信がなく、恐る恐るマーケットに入ってきているという感じがしてならない。また上げ相場の方が取引量が多くなる傾向がある。したがいコミッションハウスに属するアナリストは強きコメントをより好む傾向があるとみるのは偏見か?

狂牛病、口蹄疫、株といった外部要因でこれまで下げてきた。狂牛病は恐らくアメリカでは大丈夫であろうが、口蹄疫はヨーロッパでまだ広がりを見せていることからかなりの確立でアメリカに上陸する。まだ相場は口蹄疫がアメリカに上陸することを完全には織り込んでいない。相場が上向きであれば、口蹄疫が実際のものとなっても影響は少ないかもしれないが、今のように弱い相場では過剰反応して大暴落につながる可能性も否定できない。株価もチョッピーな動きを続けており、まだ信用できない。突然のアメリカー中国の緊張は、中国向け大豆既契約50万トンの行方を左右しかねないし、中国のWTOへの参加遅れというネガティブ材料にもなりかねない。 

外部要因に何もなければ金曜日の安値が底になった可能性はある。短期勝負であれば買いでいい。ただこの相場は今までの常識では計れない相場であり、まだまだ外部要因に大きく左右される可能性がある。一方天候に余程の事がない限り上値リスクは大きくはない。買いのスピードは例年よりは少なくとも遅らせる、必要なものを必要な分だけ買うという姿勢が実需家の取るべき手段ではなかろうか。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)