(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月9日

 

本日の相場

とうもろこし  -- 高値寄付き、変らずの引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  212 1/4 - 11 3/4  213  210 1/2  210 3/4  +1/2  152570  -2417 
01 JUL  220 - 19 3/4  221  218 1/4  218 1/2  +0  133331  +1497 
01 SEP  228 1/4 - 28  229  226 1/2  226 1/2  +0  39387  -914 
01 NOV    233 1/2  233 1/2  233 1/2  -1/4  90   
01 DEC  238 3/4 - 38 1/2  239 3/4  237  237 1/4  +0  104805  -50 
02 MAR  248 1/4  249  246 3/4  246 3/4  +0  11551  +117 
            454625  -1451 

 

大豆     --- 高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  439 1/2 - 38  442 3/4  438  441 1/4  +5 1/4  56252  -878 
01 JUL  444 - 43 1/2  447 1/2  443  445 3/4  +4 1/4  54097  +865 
01 AUG  443 - 42 1/4  445 1/2  441 1/2  444  +4 1/4  8124  +230 
01 SEP  436 1/2 - 35 1/2  439  435 1/2  437 1/2  +4 1/4  7153  +52 
02 NOV  439 - 38  442 1/2  438  441 3/4  +5  27734  +252 
02 JAN  450  451 1/2  449  451  +4 1/2  1751  -2 
            156835  +721 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15520  +170  MAY  1551  -5  MAY  260  -2  124.80 - 125.20 
JUL  15270  +200  JUL  1586  +5  JUL  271 3/4  -1 1/2   
AUG  15050  +130  AUG  1602  -4  SEP  281 1/2  -2 1/2   
SEP  14780  +100  SEP  1615  -7  DEC  297 1/4  -1 3/4   

 

 

本日の相場の動き

 

大豆は売り越し整理、コーンは上げ幅維持できず。

USDA報告を前日に控えて、コーン・大豆相場は売り越し整理の動きから堅調に始まったが、期末在庫減が予想される大豆と比べ、期末在庫増の可能性が大きいコーンは終盤値を削り、明暗を分けた。 

コーン相場は、投機ポジションの売り越し整理と週間輸出高の3週連続の好調に支えられて、中盤まで2セント強の上昇を維持。しかし、本日も3/30の高値(5月限214-1/4)を抜くほどの元気は無く、終盤は失望売りされた。作付け作業の遅れにつながる先週末の西部コーンベルトでの豪雨とさらに引き続く雨予報は支持要因となったが、GWSが主産地の土壌温度が作付けに充分なほど高くなっていると観測したことは、逆に頭を抑える機能を果たした。米偵察機を巡る米中間交渉は、本日も相場に不透明感を与えつづけた。明日の需給報告の見所は、米国輸出需要がどれだけ減少するか、それを米国内飼料需要がどれだけ補うか。 

大豆相場は、USDA需給報告前に警戒感から売り越し投機ポジションが整理された。大豆粕も同様。昨金曜日に4/3時点の投機筋の売り越しが史上最高量に肉迫していることが確認されたばかりだけに、市場は素直に反応した。明日の需給報告では、輸出需要の増加(10〜30百万ブッシェル)に加えてその他需要も増加すると見られている。ブラジルの雨が収穫を遅らせていることや、米国中西部の雨が大豆の作付けを増加をもたらす可能性があることなども話題となったが、期末在庫減少への警戒感が勝った。 

本日のファンドの動きは、コーン1,000コントラクトの買い越し、大豆3,500コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国デルタ地域および中西部

週末はベルトの北西部を中心に、50%の範囲で0.25-1.25インチ、所により2.5インチの降雨が見られた。同様の降雨が今週中盤にもベルトの北部で予報されている。気温は平年並以上。南部ベルト、デルタはドライから作付の進展が見込まれる。また気温の上昇と土壌水分が充分なことから、作付されたコーンの発芽には恵まれた天候となっている。ただベルト南東部は水分がやや不足しており、今後降雨が欲しい所。 

アルゼンチン・ブラジル 

週末はアルゼンチン北部、ブラジル南部に降雨が見られた。一番降雨が激しかったのはブラジル南部にて、所により2.0インチの降雨となった。これらの地域では収穫の進捗はストップしたまま。今週も全体に散発的な降雨が予報されているが、どれも平年並の軽いものにて、収穫の進捗を妨げるような大きな問題にはならない。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(4/15-19) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  B (48)  N (0.47/2) 
ベルト東部  B (53)  A (0.47/2) 
デルタ地域  N/A (64)  B/N (0.83/2) 

中西部では気温の低下と降水量の増加予報となっており、やや強い材料。 

 

 

本日の発表等
1)輸出検証高(4月5日の週:千ブッシェル)

 

  発表数字  事前予想 
コーン  45,127  40-45 
大豆  21,110  20-26 
小麦  20,150  14-19 

コーンはやや強気、大豆はニュートラル。 

 

2)コミットメントオブトレーダーズ報告(フューチャーズ・オプションズ) 

ファンドネットポジション (単位:コントラクト) 

  4月3日現在  フューチャーズのみ 
とうもろこし  49,369 SHORT  13,331 SHORT 
大豆  29,918 SHORT  30,654 SHORT 
大豆粕  2,337 SHORT  1,526 LONG 
大豆油  2,781 LONG  12,384 LONG 

コーン、大豆とも予想通りにてニュートラル。 

 

3)作付け進捗率 

 

  4/8現在  4/1  昨年  平均 
コーン  2%  1%  4%  3% 

 

4)アルゼンチンコーン・大豆生産量予想(政府筋、単位百万トン) 

 

  4/6発表  USDA3月 
コーン  15.4  15.0 
大豆  25.6  25.0 

 

本日のトーメンの意見

 

(コーン)

USDA需給報告をもってしても、この閉塞相場に根本的な変化を加えることは容易ではない。4月中は天候不安要因を薄く積み上げる傾向を予想するが、それも一方的にはなりきれない。5月には約定安値までは予想しないものの、作付けの進展によっては再び腰の弱い相場。( F ) 

 

(大豆) 

明日の需給報告では、期末在庫の減少が予想されているがたとえ3億ブッシェルを切るような在庫水準となったとしても差程影響はない。すでに南米には大きな生産量ができており、受渡を待っている。またこの春には史上最高の作付と、秋には史上最高の生産量も待っている。意見は変らずにしばらく様子見。(N) 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)