(株)トーメン シカゴとうもろこし・大豆定期相場コメント

2001年4月11日

 

本日の相場

とうもろこし  -- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  209 - 09 1/2  210 3/4  209  210 1/2  +1 1/2  142114  -6602 
01 JUL  217 - 17 1/4  219  217  218 3/4  +1 3/4  143344  +6408 
01 SEP  225 1/4 - 25 1/2  226 3/4  225 1/4  226 1/2  +1 1/2  329535  +131 
01 NOV  233  234  232 3/4  234  +2  92  +2 
01 DEC  236 - 36 1/4  237 3/4  235 3/4  237 1/2  +1 3/4  105963  +398 
02 MAR  240  246 3/4  245 1/2  246 1/2  +1 1/4  52  +52 
            456567  +586 

 

大豆     --- やや高値寄付き、高値引け ---

OPEN  HIGH  LOW  SETTLE  CHG  OPEN INT  CHG 
01 MAY  434 1/4 - 34 1/2  438  433  437 1/4  +4 1/2  53750  -2009 
01 JUL  439 - 39 1/2  443 1/4  438  442 1/4  +4 3/4  58551  +2828 
01 AUG  438  441 3/4  437 1/2  441  +4 3/4  8556  +473 
01 SEP  434  436 1/2  434  435 1/4  +4 1/2  7602  +270 
02 NOV  436 1/2  440  436  439 1/4  +4  27914  +383 
02 JAN  445 1/2  449  445 1/2  449  +4  1855  +18 
            160099  +1950 
  MEAL  CHG    OIL  CHG    WHEAT  CHG  NY-YEN 
MAY  15450  +30  MAY  1536  +19  MAY  260 3/4  +3 1/2  124.38 - 124.81 
JUL  15170  +70  JUL  1570  +17  JUL  272 3/4  +4 1/4   
AUG  14970  +70  AUG  1586  +15  SEP  282 1/2  +3 1/2   
SEP  14750  +110  SEP  1601  +14  DEC  297 3/4  +2 1/2   

 

 

本日の相場の動き

 

閑散。昨日の行き過ぎ、3連休を前にして軽いショートカバー。

中国が抑留していた24人の開放を決めた事が穀物相場にも好感され買いを呼んだ。 

コーンはベルト北部での降雨が激しいこと、来週の気温が下がることから作付遅れが話題にされた。実際一部地域では洪水状態になっており、荷渡しが滞るとの発想も現物のタイト感を連想させサポート要因とされた。またインドネシアが口蹄疫を防ぐため、アルゼンチンからのコーン・大豆輸入を禁止したというニュースもUS産への需要変更と取られ強い材料にされた。日本の政府筋からもスターリンクの家畜飼料テストでは、製品からスターリンクのタンパク質は出なかったニュースが流れ、今後飼料用途に認可されるとの憶測が心理的にはサポート要因とされた。小麦が冬小麦の品質懸念から上げていたことも買い材料となった。一方でオアランダからは新たに2件の口蹄疫が確認され、まだ事態の収集が付かない事が頭を抑える要因となった。 

大豆もコーン同様、中国との緊張緩和、インドネシアのアルゼンチン大豆禁輸、3連休を前にしたファンドのショートカバーが主な材料として買われた。ただ高値では収穫の進むブラジルからの売りがでるとの警戒感、来週までの南米の好天が重くのしかかり、買いを鈍らせる結果となった。 

全体としてこれといった材料に乏しく、取引量も少ない相場であった。 

本日のファンドの動きは、コーン600コントラクトの買い越し、大豆2,000コントラクトの買い越しと見られている。 

 

 

 

各生産地の天気予報および状況

米国デルタ地域および中西部

今週末までの天気パターンは北部ベルトがウエットで南部ベルトがドライ。気温は平年より高め。来週はベルト全体がドライとなるが、カナダからの寒気が入り、気温は平年よりも5-10度も低くなる。総じて言えば、南部ベルトのコーン作付は順調に進むが、北部ベルトは来週までは作付に入るのは難しい状況。 

アルゼンチン・ブラジル 

天気予報は変らず。今後10日間に収穫の妨げになるような激しい降雨は予報されていない。週末にアルゼンチンで散発的な降雨が見られる程度。 

 

米国土壌水分地図および14日後予測. (ホームページ閲覧者のみ) 

 

NWS 6-10日間予報(4/17-21) 

 

  気温(平年)  降水量(平年) 
ベルト西部  B (54)  B (0.55/2) 
ベルト東部  B (58)  N (0.55/2) 
デルタ地域  B (68)  N (0.79/1) 

降水量は平年並から平年並以下だが、気温が低くニュートラルか。 

 

本日の発表等
1) ブリッシュコンセンサス

 

  4/10/01  4/3/01 
CORN  29  29 
BEANS  22  20 
OIL  39  45 
MEAL  23  18 
WHEAT  17  20 
OATS  17  17 

どれもまだ下値探りを予想している。 

 

本日のトーメンの意見

 

とあるアナリストの新穀予想は、

(コーン) 

春先のこのコーン価格は農家にインセンティブのあるものではなく、作付が遅れた場合に無理にコーンを作付しようということにならない。従い実際の作付面積は3月の作付意向面積より減少する。ただし単収はトレンドイールドを上回る。過去3年間とも当初言われていたトレンドイールドを越えている様に、西部ベルトでBTコーンが作付されてから、各段にイールドが上がっていることが確認されている。作付面積の減少とイールドの増加が相殺され、生産量予想はおよそ96億ブッシェル。アメリカ国内の飼料需要はまだ伸びている事、世界人口増加等輸出需要も増加していることから、総需要は生産量を上回り、期末在庫は今年より減少し16.39億ブシェルを予想。シカゴ相場の居所としては230-245を予想。 

(大豆) 

過去10年間のうち9回で3月の作付意向面積より実際の作付面積が多くなっている。今年も上述したようにコーン価格に魅力がなく、大豆の作付面積は増加することが予想される。一方単収は過去2年間ともトレンドイールドを下回っている。GMO大豆が一気に増加した時期だけに、GMO大豆のイールドが思ったほど良くないとも考えられる。また作付面積の増加が、西や北のはずれであることから、今年の単収もトレンドイールドを下回ると予想している。生産量予想はおよそ29.25億ブッシェル。 

油に関していえば、昨年ほどパーム油の生産量は伸びない。マレーシアが生産調整しており、植物油の価格は回復すると予想している。また小麦も世界小麦は生産が調整されつつあり、US産小麦の作付面積減少もあり価格の回復が期待される。従い南米では大豆からひまわりや小麦といった穀物に作付転換が進むと見ている。この為アメリカからの輸出、アメリカでの搾油は今年を大幅に上回り、史上最高の生産量にもかかわらず、期末在庫は3.68億ブッシェルを予想。シカゴ相場の居所としては450前後。 

 

 

(トーメン穀物相場情報ホームページアドレス http://www.toyotatsushograin.com/)